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化学実験で銅(?)‐グリシン錯体の合成を行いました。

化学実験で銅(?)‐グリシン錯体の合成を行いました。 銅溶液(酢酸銅(?)1.0g、水15ml、エタノール10ml)にグリシン溶液(グリシン0.8g、水15ml)を加えることでまずcis錯体が生成され、それを加熱することでtrans錯体を得たのですが、なぜ最初にcis錯体が得られるのでしょうか。 また、cis錯体とtrans錯体とを同定するにはどのような方法があるでしょうか。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

>なぜ最初にcis錯体が得られるのでしょうか。 このような現象を「速度論支配」と「熱力学支配」の反応と呼びます。 最初に出来る化合物の方が熱力学的には不利でも生成反応の速度が大きい(反応の活性化エネルギーΔE‡が小さい)ために一方的にそちらが出来ます。 ところが熱力学的にはもう一方の異性体の方が安定(生成のギブス自由エネルギーが負で絶対値が大きい)だとそちらの方へ熱エネルギーで変化してしまいます。 cis体とtrans体はスペクトルなどが全く違いますから簡単に同定出来ます。 この辺は丸善刊、日本化学会編の「実験化学講座」の「無機化合物の合成」の巻を読んで下さい。 なお上記叢書は膨大なので大学の図書館で探して下さい。初版、新版、第三版、続版、第五版などがあり重複はないので、全部で百冊ぐらいあります。 第三版あたりに「無機化合物の合成」I、II、IIIがあると思います。

kaori716
質問者

お礼

とても分かりやすい回答ありがとうございます! 参考になる文献も教えていただけてとても助かりました。図書館で探してみたいと思います。

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