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性的唯幻論について。

kadowakiの回答

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  • kadowaki
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回答No.17

yukkinn66さん、こんばんは。 >ホント、、、何故でしょうね。。。 そうなんですよ。 射精には理屈抜きに生理的快感が保証されていますし、しかも女性のヴァギナ以上にペニスに快感を与える器官もありませんから、たとえ大金を払ってでも、罪を犯してでもセックスしたがるわけです。 でも、女性は排卵や破瓜で快感を覚えるわけでもないし......。 >思春期特有の「人恋しさ」や「孤独感」も実は身体から来ているのでは?と私は考えておりました。 はい、確かに「身体」の奥からせせり上がってくるような、何とも名状しがたい感覚、衝動のような鬱勃とした力を認めないと、性的幻想を具象化する性的エネルギーの源泉は説明ができなくなってしまいますから。 >だから、自分の物だと思っていた自分の身体に迄「他人っぽさ」を感じます。 >まさに「ひとりぼっち/孤独感」。。。 思春期の少年の場合、ペニスという付属物に対しては、yukkinn66さんとは違った意味で「他人っぽさ」に近い感情を抱くかもしれません。 特に、こいつが性的幻想と結託しようものなら、とても純朴な少年には制御不能となりかねないところがあります。 でも、このことが少年の性自認を妨害したり、それ故に「ひとりぼっち/孤独感」に襲われたりすることはないと思います。 >人間って、とにかく「孤独に弱い」気がします。 >孤独を癒す為ならば何でもします!!と言うような。。。 はい、「孤独に弱い」点では男女の違いはないでしょうが、男性の場合、思春期にせよ、青年期にせよ、女性ほどには異性によって「孤独」を癒そうとはしたがらないかもしれませんね。 むしろ、同性からの、男としての評価の方により拘泥したがるような気がします。 その意味でも、男性は女性に較べて、性欲を外在的な欲求として意識する傾向があるかもしれません。 >私の解釈の根本は「したいのに出来ない」のは何故?から来ています。 う~ん、「したいのに出来ない」というケースは、臨床的な原因の場合と加齢による場合とに大別されるかと思いますが、いずれにせよ、深刻さという点では「何故だか分からないけど、とにかくする気になれない」というケースの方が上回るような気がします。 実際に、本サイトに寄せられる夫(男性)側レスに関する質問の多くも後者のケースに当てはまりそうですし。 しかも、妻(彼女)以外の女性相手だと「すぐに勃起する」ケースも少なくないだけに、女性の悲憤たるやいかばかりかと思わざるを得ません。 >それと私有財産の発祥と、男性の我が子所有欲を先のご回答で拝見しました。 >その「私有財産」と言う考え方の始まりがイマイチ掴めません。 >狩猟採集の時代から、農耕が始まった異によって、人間の所有欲と言う物が発生したのでしょうか。 >つまり「手間暇掛けて苦労して作り出した食糧は、人に上げるには惜しい」と言う感情かしら? これについては、とても詳述できるだけの余裕はありませんが、人類の脳裏にはじめて死の観念が宿ったとき、同時にこれに如何に対処すべきかという課題も突き付けられ、男性は《わが子》を欲しがるようになったのではないか、と今のところは考えております。 古来、われわれの先人たちは人の死を如何に受け入れるかをめぐって試行錯誤を繰り返し、神話や宗教もこの難題に答えるべく要請されたと考えられなくはないですよね。 で、「私有財産」といったところで、私としては、別にエンゲルスが説いているような意味においてではなく、われわれ自身が生きる過程で自らのアイデンティティを掛けて生み出してきたもの、という抽象的な定義しかできないと思っています。 思うに、自給自足生活時代には外界(たとえば土地)に働き掛け、そこから生活の糧(まずは食料)を得るという必要がなかっただけに、「私有財産」という観念も存在しなかったのではないでしょうか。 やはり、男性が外界に働き掛けることで作り上げた、生活の糧を得るための土地、道具、手段、権利等が「私有財産」の原型だったのではないでしょうか。 男性がこうした「私有財産」に「価値」という幻想を認め、これに執着するようになったのは、これは自分が産出した作品であり、かつ他人からも高く評価されたからでしょうね。 そして、自分が死んでも、この作品は死なない価値を持っていることを知ったとき、男性はこの「私有財産」の継承者を欲したのではないでしょうか。 要するに、わが子を産めない男は、死によって中断させられる自己の存在の連続性を求めて、自らが産出した《私有財産》を託すべき《わが子》を欲するようになったのではないかということです。 もちろん、継承すべき《私有財産》の《価値》といったところで、所詮男性の妄想(観念)の産物でしかないのですが、わが子にこの《私有財産》を世襲させることで、自らの連続性が確保されるかのように思い込んだのではないでしょうか。 で、《私有財産》を持った男性は、これをエサに女性集団(置屋)から次々とお気に入りの若い女性を落籍したとすれば、徐々に女性血族集団は崩壊せざるを得なかったでしょうから、こうして婚姻制度の原型(一夫一妻又は多妻)が誕生したのではないでしょうか。 さらに、自分でわが子を孕むことも生むこともできない男性としては、本物の《わが子》を確保したければ、女性に身勝手な性的戒律なり、道徳なりを押し付けざるを得なかったはずで、こうして女性差別の歴史がスタートしたのではないでしょうか。 >勝手に赤く実れる力を付けて欲しいし、その邪魔をしないでいきたいものです。 心配ご無用! yukkinn66さんのお子さんたち、母親のちょっとやそっとの「邪魔」ぐらいで歪められるほどヤワだとはとても考えられませんから。

noname#122427
質問者

お礼

年末に回答頂いておりましたのに、申し訳ありません! >「身体」の奥からせせり上がってくるような、何とも名状しがたい感覚、 >衝動のような鬱勃とした力 これは何でしょう? これこそが「本能」? うーーーん、、、、違うような気がします。。。。 欲望と本能も違うのですよね。。。うーーーん。。。 >でも、このことが少年の性自認を妨害したり、 >それ故に「ひとりぼっち/孤独感」に襲われたりすることはない そうなのですね。。。 身体の構造、と言う物は、思った以上に「心の構造」に関与するのかも? 凸の構造の身体を持つ者は、全ての刺激に対してまず凸(相対的に優越部分?)を見出し、 凹の構造の身体を持つ者は、まずは凹(相対的に不足部分?)を見出すのかも? なんて、、、思春期に考えていましたっけ。今もそんな気がしています。 そのくらい、私には私の心の感受反応が違和感ありあり、だったのです。 続けてご指摘下さった、 >男性の場合、思春期にせよ、青年期にせよ、 >女性ほどには異性によって「孤独」を癒そうとはしたがらないかも この特性?も身体と構造から来る心の構造の違い?かも知れません。 バッハオーフェンとモーガンの著作が手元に届きましたので、 少しずつ読んで行きたいと思います。 最後の一行励ましのお言葉、ありがとうございます^^ 子どもたちと一緒に育って行きたいと思います。 ありがとうございました。

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