- ベストアンサー
十二国記の魅力について教えてください
十二国記というX文庫ホワイトハートから出ているファンタジー小説がありますが、その魅力について教えてください。 周りの友達がやたら薦め、ネットでの評判もいいことから1巻~3巻までを我慢して読み進めてみましたが、どうにも魅力がわかりません。友達に聞いても良くわかりません。無視しようと思っても、棘が刺さったようで気になります。 どうか、私というファンが一人でも増えるためにも、魅力についてネタバレをしない程度に思う存分教えてください。(アニメ版も少し見ましたがやっぱり魅力がわかりませんでした。) ※参考までに、私の好きなファンタジー小説を言いますとグインサーガとスレイヤーズです。
- kou0815
- お礼率60% (14/23)
- 書籍・文庫
- 回答数5
- ありがとう数9
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
前述の方が書かれていることでもありますが、十二国記の魅力として挙げられるのは、 緻密な設定の世界観 登場人物の成長・変化 その他、私はこの作品にはどこか道徳的な教えのようなものを感じる部分もあります。なので、児童文学の雰囲気に近いと思うこともありますね(児童文学にするには残酷的な描写が多いですが) 登場人物のひとつひとつのセリフ、感情をじっくり読み込むとまた印象が変わります。 王というもの、麒麟というもの、そして天意とはなんなのか? 十二国はどうなっていくのか。そこが気になりだしたら、すでに十二国記の世界に魅了されていると思いますよ。 読み順は、刊行順に読むのが一番かもしれませんが、決して時系列順ではないので…。 「月の影 影の海」を読まれているのなら、先に「東の海神 西の滄海」を読むのもありですし、いっそもっとすっ飛ばして「図南の翼」を読むのもひとつの手だと思います。 アニメは…オリキャラがいたりで、話によっては多少(だいぶ?)話が変えてある部分もあるので、正直あまりお薦めしません…。 小説というのは、人それぞれ好みがあり、相性があるものなので、他者にとっての魅力が自分にとっての魅力だとは限りません。 ですが、十二国記好きとしては、魅力を分かってもらえれば嬉しいですし、分かろうとしてくださることに嬉しく感じます。
その他の回答 (4)
- 10423163
- ベストアンサー率45% (219/477)
回答No.3です。 「月の影 影の海」上巻 「月の影 影の海」下巻 は、他の方も書かれている様に、十二国記の長いプロローグみたいなものですので、少し面白みにかける所があります。 また、「風の海 迷宮の岸」上下は、十二国記の中での「麒麟」を説明したサイドストーリーの様なものなので、これまたちっょと・・・です。 主人公(陽子を主人公と言っていいのか?)が、ステップアップして、成長する話+あと二人のサイドプレーヤーが良い味出しているのが、「風の万里 黎明の空」上巻 「風の万里 黎明の空」下巻です。 また一皮むけた陽子とその仲間の活躍が書かれた話が、「黄昏の岸 暁の天(そら)」上巻 「黄昏の岸 暁の天(そら)」下巻となります。 個人的には、ぜひここで投げ出さないでお読み頂きたいと強く思います。確かに結果的に質問者様に合わず、面白く感じられない本となるかも知れませんが、じっくり読むと(5~6回は繰り返して読んでます)だんだんと面白さがにじみ出て来るタイプです。(私も月の影は、初回ほとんど速読状態でした) 本当に面白くない本であれば、これほど皆が薦めないと思いますが、ただ無責任な、個人的発言ですのでその点はご容赦ください。
お礼
追記回答ありがとうございました。 後の方が読み返すことを考えると、ポイントを差し上げられないのは残念ですが、一番「もう少し辛抱して読み進めてみるか!」と励まされました。 ありがとうございます。
- 10423163
- ベストアンサー率45% (219/477)
一巻から三巻・・・? それってアニメ版でしょうか。 アニメ版は、ちょっとどうかなと思います。 まあ、だいたい十二国記の世界観や、お約束がご理解できたと思いますので、個人的オススメはやはりこれです。 「風の万里 黎明の空」上巻 「風の万里 黎明の空」下巻 4巻とか、5巻と表示あるものでは、ありませんのでお間違え無きように。 次のおすすめは 「黄昏の岸 暁の天(そら)」上巻 「黄昏の岸 暁の天(そら)」下巻 ここまでで気に入って頂ければ、原点に戻って 「月の影 影の海」上巻 「月の影 影の海」下巻 やっぱり「楽俊」のエピソードを知っていて欲しいと思います。 ちなみに、陽子の同級生は出てきませんから(笑) あとは 「東の海神 西の滄海」でも「風の海 迷宮の岸」上下でも「図南の翼」でもお好きなものをどうぞ。 間違ってもアニメ版4巻じゃないですよ。 内容は、読む前に言うのは「野暮」だと思いますので。
補足
ええと、説明不足でした。 読んだのは「月の影 影の海」上下 と「風の海 迷宮の岸」の上巻までです。なので全然読んでませんね・・・。 アニメは最初の数話だけです。
- j2ee
- ベストアンサー率39% (255/639)
世界設定がとてもちみつに構成されているので、私はそこがまず入り口としてとても興味をそそられました。あとは登場人物たちのこころの変遷がしっかりと描かれているところが好きです。あとはミステリ的なしかけとかもあるので、そういうところですか。 エンタテインメント性が高い作品でも、特に戦いのシーンが多いお好きなんでしょうか?もしそうであれば、十二国記はあまり向いていないかもしれません。どちらかというと、内省的な方向に興味がある人の方が訴えかけるものがあるのかもしれません。 「図南の翼」が、ちょっと方向性が違う作品なので、どうしても読まれるのでしたら、飛ばして読むのもありかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 今後機会を見つけて読み進めようと思います。
- meiju922
- ベストアンサー率0% (0/3)
少し抽象的ですが・・・この作品の最も特徴的な部分は王朝体制の仕組みでしょう。神仙に選ばれた人格者が王になり、もし道を踏み外すことになっても命が奪われる。 一見誰も不幸にならない世界のはずなのに、いつしか王は苛政を強い民を苦しめる。 まるで自ら悲劇を呼び寄せているかのような人間心理の不可思議を的確に描写し、そもそも国を治めるとはどういうことなのかという現代社会にも通じるテーマを易しく論じている点がこの作品に魅力を与えているのだと思います。 質問とはあまり関係のない話ですが、1~3巻はこちらが覚えるべきルールが多いことに加え、話筋も全体的に陰鬱でクライマックスでもあまり盛り上がらないのでつまらない印象を抱くのもわかります。 辛抱してもう少し読み進めてみるとまた違った印象を持つかもしれませんよ。
お礼
ご回答ありがとうございました。 今後機会を見つけて読み進めようと思います。
関連するQ&A
- ファンタジー系の本を探してます。
読書にはまっているのですが、特に今はファンタジー系の本を探しています。 おすすめ本があったら紹介してください。 今まで読んでみた(現在も読んでいる)本は ・グインサーガ ・守り人シリーズ ・十二国記シリーズ ・デルフィニア戦記 などが代表です。 他にもいくつか読んでますが、好みの傾向としては上記のようなもの です。 ファンタジー+中世ヨーロッパ(?)のようなイメージでしょうか。 (守り人や十二国記は違いますが・・・) 他質問を閲覧しましたが、イメージ通りのものをなかなか探せませんでした。 コバルト文庫、ホワイトハート、ティーンズ文庫等々、種類は問いません。 本そのもでも紹介サイトでもかまいませんので、 ぜひ、よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- グインサーガで、告死天使が出てくる巻
幻想世界の住人たち (新紀元文庫) の表紙絵に惚れました。 丹野忍さんという方が描いていらっしゃると知り、画集を調べたら「グインサーガ画集」があった ので購入しました。 どれも美しい絵で気に入ったのですが、グインサーガという小説を(存在は知っていたのですが) 読んだことがありません。 ファンタジー系は好きな方なので、早速読んでみようと思ったのですが…巻数の多さに仰天しました。 画集の中で気に入った絵は、「111巻 タイスの魔剣士」の告死天使、「117巻 暁の脱出」の裁きの主、で天使っぽいキャラクターです。 彼らの活躍を読んでみたいのですが、これらの巻は、単巻として読んでも内容が分かるものでしょうか? 1巻から通しで読まないと把握できない小説でしょうか? 教えていただけると助かります。
- ベストアンサー
- 小説
- 日本の長編ファンタジー小説のおすすめ
日本の長編ファンタジー小説のおすすめを教えてください。 以下のものは既読です。 「グインサーガ」 「十二国記」 「デルフィニア戦記」 「守人シリーズ」 「アルスラーン戦記」 「太陽の世界」 よろしくお願いします。
- 締切済み
- 書籍・文庫
- 十二国記のホワイトハート版と講談社文庫の違い
私は十二国記のホワイトハート版を持っているのですが、講談社文庫の方でも十二国記が出ていると聞きました。そして、講談社文庫の方では若干の修正があるとも聞いたのですが、どのくらいの部分がどのように修正されたのでしょうか?知っている方かこの違いについて書いてあるサイトを知っている方がいたら教えてください!
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- おススメ恋愛ファンタジー小説、本を教えてください!
おススメのファンタジー小説やファンタジー恋愛小説がありましたら教えてください。 今更ながら十二国記にはまってしまいました。 まだ最新刊も出ないみたいですし・・色々本を読み漁っていましたがそろそろ自分好みの本を探しだすのに限界がきそうです。 ドハマリした本は グインサーガ 荻原さんの勾玉シリーズ 金の海 銀の大地 十二国記 僕僕先生 藤水名子さんの本 今日からマのつくシリーズ 彩雲国物語 後宮小説 などです。あまりにも読むジャンルが偏りすぎていて、なかなか自分好みの本にめぐりあえません笑 異世界ファンタジー、恋愛ファンタジー、色々おススメ本をご紹介していただけたら嬉しいです。
- 締切済み
- 書籍・文庫
- グイン・サーガについて
長編小説として、ファンタジー小説として知る人ぞ知るグイン・サーガの面白さ を教えて頂ければ、と思いまして質問しました。 あまりにも長いため、自分は外伝を何冊か読んでやめてしまいましたが、どうか 宜しくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- 十二国記 泰王、泰麒について
今さらながらの質問です。 私は十二国記のファンです。 アニメも小説も見ました。小説は講談社X文庫ホワイトハート版で読みました。(新潮文庫の『丕緒の鳥 十二国記』と『魔性の子 十二国記』はまだ読んでいません。) アニメの十二国記を見ていてずっと疑問に思っていたことがあります。 戴の国王として即位した驍宗と、麒麟である泰麒は即位して1年と経たずに行方不明になってしまいましたが、2人はどうなったのでしょうか。(2人に何が起こったのか。また、その後どうなっているのか。) 卵果が実っていないということは泰麒は生きているということですよね? 蓬莱に流されてしまったのでしょうか?その場合、泰王はどうなっているのでしょうか? また、泰麒の女怪として仙子がいましたが、仙子もどうなったのか気になります。 なにしろアニメをリアルタイムで見ていたのが小学2年生のときくらいだったので、あまり記憶に残ってなくて… 小説の『丕緒の鳥 十二国記』と『魔性の子 十二国記』読まないとわからないこともあるのでしょうか。 長くなってすみません。小さい頃からずっと疑問だったことなのでとても気になっていました。まとめると、 (1)泰麒、泰王はどうなったのか。(2人に何が起こったのか。また、その後どうなったのか。) (2)泰麒は蓬莱に流されてしまったのか。また、その場合泰王はどうなっているのか。 (3)泰麒の女怪、仙子はどうなったのか。 どなたか詳しい方、教えていただけないでしょうか。
- 締切済み
- アニメ・声優
- 十二国記 雁の王師を最初に貸したのは?
十二国記シリーズ、ホワイトハート文庫「黄昏の岸 暁の天」下巻のP66~67にかけて六太(延麒)が『俺たちがああして王師を貸したのは陽子が初めての例じゃない。』と言っていますが、最初に王師を貸したのはいつのことで、どの国に対してでしょうか?ご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- おすすめファンタジー小説は?
私はとにかく現実にあり得ないような世界観の小説が好きです。 スレイヤーズやオーフェン等のライトノベル系から、グインのようなちょっと重めの物までファンタジーと付けば読みます。 が。 最近は外れが多いのもまた事実です。 ので。 何か、おもしろいおすすめなファンタジー系の小説はありませんか? これは斬新、とか、泣ける、でも、条件は問いません。 宜しく御願い致します。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
お礼
ご回答ありがとうございました。 今後機会を見つけて読み進めようと思います。 一番わかりやすかったため、代表回答とさせていただきました。