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「子供心に~した」の「に」は文法的にはどういう説明になるのでしょうか?

「子供心に~した」というように、「子供心に」+過去動詞を使った表現がありますが、これは文法的にはどういう説明になるのでしょうか? 一般的な用法には当てはまらない気がして。 後に続く過去動詞も「思った」「感じた」などの思考を表す語句がスタンダードな使用例だとは思いますが、 「見た」「触れた」などの知覚的な語句はふさわしいものでしょうか? 言葉を使った仕事をしているのですが「違和感が…」と指摘を受け、そう言われてみれば、と気になってしまいました。 ※ちなみに私が使った例は「子供心に観た映画は、大人になっても残る」といったものです。 「子供心」「幼心」以外に類する使用法のある言葉もあれば教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。

  • kakgo
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みんなの回答

回答No.6

No.2です。 やはり「心に」とあるものですから、「思う」「感じる」等の感情的な表現が後に続かないと違和感を感じてしまうのかなと思います。 他の方が仰るように「観る」が続いても間違いではないと思うけど、何となく違和感が残るのはそういう心理かと。 例に出された 「子供心に観た映画は、大人になっても残る」 ですが、このままの意味に取ると “子供の頃に見た映画はどれでも全て心に残るものだ” となると思います。 ※子供心だけでは子供の頃と断定はできないが、後に「大人になっても」と続くので、大人になる前=子供の頃と推測できる。 ※心にの後、感情ではなく「観た」が続くので、映画についての感想は関係ないと推測できる。 つまり、子供心=感受性が豊かで映画の良し悪しに関わらず多くを感じて、それによって印象に残っている、と言うようなニュアンスかと。 それを意図しているのならこのままが正解だと思いますし、 映画に何かを感じたから「大人になっても残る」ので、“何を感じたのか”が重要であれば、その言葉が後に続くのが正解になるかと思います。 以上蛇足でした。 (素人考えなので色々間違っている点もあるかもしれませんが参考までに)

  • lyrics
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回答No.5

こんばんは。No.3、4です。 > 「子供心に触らずにはいられなかった」 > 「子供心に見ずにはいられなかった」 これに違和感がないのは、おそらく「~せずにはいられなかった」という部分が主だからではないでしょうか。 つまり、質問者様のおっしゃる > > 「思った」「感じた」などの思考を表す語句 に相当するのだと思います。 別の動詞に置き換えると「我慢する」「我慢できなかった」あたりになるでしょうか。 「子供心に触った」とすると、ご質問と同じ使い方になると思います。 あまり自信はないのですが^^;、こう考えますとうまく説明がつきそうに思います。

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回答No.4

こんにちは。No.3です。 #3に記載した『集英社国語辞典』の用法は、大辞林でいうと以下に当てはまりますが、これは語釈の分け方の違いということだと思います。 > > 『集英社国語辞典』 > > (5)動作・作用の在り方、成り立つ状態を表す。(ア)状態・状況。「…を…に」「…ずに」という形がある。「ひとすじ―川は流れる」「左右―揺れる」「人並み―夢を見た」「形見―残るロザリオ」「声を限り―あなたを呼べど」「何も言わず―別れたひとみ」 二十数万語掲載の中型国語辞典だから大辞林の方が分類が細かいというわけではなく、「に(格助)」をA(1)~(7)、B(1)~(7)としてそれぞれをさらに(ア)~ と分けている『集英社』の方がむしろ細かいともいえると思いますので、#3に記載したところだけがたまたま分類されずにまとめられているということだと思います。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/146509/m0u/%E3%81%AB/ > (10)動作・状態の行われ方・あり方を表す。 > 「子供心」「幼心」以外に類する使用法のある言葉 違うかもしれませんが、ネット上には「横目に見る」「斜に見る」「稀に見る」「ファインダー越しに見る」などがありました。しかしこれについては間違っている可能性も大です^^; ただ、前回の投稿内容に関しては合っているように思います。 質問者様の「に」の使い方は正しいような気がいたします。

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回答No.3

こんばんは。 辞書を調べたところ、ご質問に関係するかもしれない用法を見つけましたのでお伝えにあがりました。 しかし私は専門家ではありませんので^^;、これで間違いないとは言い切ることができません。参考意見としてお読みください^^; 【に】〈格助〉 『大辞林』 (15)状態を認定するのに用いる。のように。の状態で。 「花ぞむかしの香―にほひける/古今春上」 『学研国語大辞典』 (8)動作・作用が行われる場合の状態をそれと示す。 「古藤は繰戸のガラス越し―、切割りの崖を眺めてつくねんとしていた〈有島・或る女〉」「隙があらば遠慮致さず―突け!〈菊池・忠直卿行状記〉」 『集英社国語辞典』 (5)動作・作用の在り方、成り立つ状態を表す。(ア)状態・状況。「…を…に」「…ずに」という形がある。「ひとすじ―川は流れる」「左右―揺れる」「人並み―夢を見た」「形見―残るロザリオ」「声を限り―あなたを呼べど」「何も言わず―別れたひとみ」 ※『大辞林』の用例に倣うと 「花ぞむかしの香(の状態で)にほひける」 「子供心(の状態で)観た映画は、大人になっても残る」 ※『集英社』の用例に倣うと 「夢を見た」のは「人並み」の状態。 「(映画を)観た」のは「子供心」の状態。 ※『集英社』の用例を並び替えれば 「人並み―見た夢」 「子供心に観た映画」 素人判断ですが同じ使い方になるような気がいたします。 それで通常辞書には以下のようになっています。 【子供心】まだ理解力・判断力が十分に備わっていない子供の精神状態。 「―にも立派に感じられた」 「―にも母の悲しみがわかる」 「―にも不思議に思われた事件」 この場合の「に」は次の意味に当てはまりそうな気がしますので、 『集英社国語辞典』 (2)動作・作用・状態の成立する場所を示す。 (ア)移動を含まない場所。空間的な、また、心理的な位置。 「わしの心―夜降る雨は」 指摘をした人の考え方としては「に」と「観た」という繋がりに違和感を覚えたということではないでしょうか。 つまり「思った」とか「わかった」などの「感じること」を意味する動詞がくるべきだというのがご指摘の意味するところだと思います(上では「降る」となっていますが)。 「子供心に【感動した】映画は、大人になっても残る」 こうあるべきで 「観る」を使うならば 「子供心に【かえって[=かえった状態で]】(または単に【―の状態で】)観た映画は、大人になっても残る」 となるのが自然だとおっしゃりたかったのではないでしょうか。 【返る】もとの状態にもどる。特に本来的な状態にもどる。「自然[童心]に―」 通常は上記のような使われ方をしますので今回のご指摘も当然とも考えられますが、質問者様の表現のされ方も決して間違ってはいないのではないかと私は思います^^ ただ、あくまでも私は素人ですので参考意見としてください^^;

回答No.2

質問と離れてしまいますが、私的に文章を書き換えてみました。 「幼い時分、子供心に(にて、又は で でも可)観た映画への印象は、大人になった今でも残っています」 長ったらしくてくどいですね(笑) 何となく言葉が足りなくて伝わらないからニュアンス的に違和感が残るんじゃないかと思ったので。 う~~んでもなんだか、この用法はやっぱり違和感が残りますね。何でだろう? 「昔見たこの映画は子供心に素晴らしいと感じたので、大人になった今でも記憶に残っています」 とかならどうでしょう? 触った... 「お菓子でできたこのオモチャは、子供心に触らずにはおられなかった」 とか?´∀´ 見たは今ちょっと考え付かないですが。 あと類する使用法も思いつかないですが。 …………。 レス汚し失礼致しました。

kakgo
質問者

お礼

ありがとうございます。 ご意見とても参考になります。やっぱり違和感を感じられるんですね。 言葉が足りない。なるほど。 やはり何かの語が省略されているんでしょうか。 そういう意味ではやはり「おいて」なんですよね…。 「子供心に観た映画は、大人になっても残っている」 「子供心において観た映画は、大人になっても残っている」 「夢に見た新大陸」 「夢において見た新大陸」 「子供心に触らずにはいられなかった」は面白いですね。 「子供心に見ずにはいられなかった」でもいけます。 うーん、やはり「において」説が正しいということでしょうか。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 辞書を引かずにお答えしますが、 「子供心に」の「に」の使い方は、 「秋冷の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。」 の「皆様には」の「に」と同じ用法です。 意味は、「~において(は)」「~におかれましては」です。 ご参考になりましたら幸いです。

kakgo
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 なるほど。 「おいて」の省略された言葉ということなのでしょうか。 少しスッキリしたんですが、 「皆様におかれましては」「皆様には」はどちらも現存して使われるのに対し、 「子供心において思った」という使い方は見たことがありません。 また「皆様」は主語ですが、「子供心」は主語ではない…。 少し源流が違うような気がしてならないのです。 もうひとつ用例が浮かびました。 「夢に見た」これも同じではないでしょうか。 共通しているのは「意識」「心境」というところなのでしょうか。 但しこれは「見る」以外は続きませんが。 反射する水面のようなものに 自らの意識を投影して、その先の対象を感じる様を表す「に」 というイメージです。何の根拠もありませんが(笑) 是非、専門の方のご意見を伺いたいです。

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