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昔の台風予知

くだらない素朴な疑問です。 明治以前(江戸時代、→紀元前)の気象衛星などの情報がなかった時代、どのように「こりゃ台風が来るぞ」といってその危険に備えたのでしょうか? それとも、知らぬが仏じゃありませんが、台風が来ることも知らずに何も知らぬまま被害に遭い、ただ通り過ぎていっただけだったのでしょうか?

  • SU-CO
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  • 科学
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質問者が選んだベストアンサー

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  • chie65535
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回答No.2

>気象衛星などの情報がなかった時代、どのように「こりゃ台風が来るぞ」といってその危険に備えたのでしょうか? 「こりゃ台風が来るぞ」と思う以前の問題です。 気象学が発達する以前は「人間が台風を台風だと認識していなかった」ので「台風が来るぞ」と思う事さえ出来なかった筈です。 台風を台風だと思って無かったのですから、経験と勘で「この嵐はでっかいぞ」と思うのが関の山です。 台風とは「人間が、ある気象現象に対して定義した物」であるので、まず、前提として「ある気象現象を人間が観測する事が出来なければならない」のです。 この「定義」は「観測」に基づきますから、まず「観測できなければならない」のです。 「観測」とは「観て測る」ですから「見えただけ」「観ただけ」では観測と言えません。例えば「中心付近の最大風速が秒速○○メートルある」と「測って数値化」できなければ観測とは言いません。 台風の定義は「熱帯や亜熱帯の海上で発生した低気圧(熱帯低気圧)のうち、中心付近の最大風速が秒速17.2メートル以上になったもの」ですから「どこで発生したか?」が明確じゃないと台風と定義できません。 「どこで発生したか?」を明確にするには「気象衛星での定時観測」が必須です(とは言え、気象衛星でなくとも、熱帯の海上の定点で観測する気象観測船を浮かべておいて、そこで観測した結果でもOKだと思いますが。気象衛星が無かった時代は、観測船を使っていたと思います) 台風と定義する為には「発生したのは熱帯らしい」では駄目なのです。明確に「熱帯です」とか「亜熱帯でした」とハッキリしてないと駄目なのです。 気象衛星が無かったり、低気圧を低気圧だと観測する機器も技術も無かった時代、更に言えば、低気圧というものが定義されてなかった時代には「台風と言う定義が無かった」ので、ただの嵐も低気圧も台風も、全部ひっくるめて「嵐」だったのです。 そういう訳で、経験と勘で「この嵐はかなりデッカクなりそうだから気を付けよう」と言う備えはしていたと思いますが、台風を台風だと思ってなかったので「こりゃ台風が来るぞ」と思う事そのものが不可能でした。 台風の無い時代に台風に備える事は出来ませんし、車の無い時代には「信号の無い交差点では車に気を付けよう」と思う事は不可能です(町角の辻で暴れ馬に気を付けるくらいはしてたでしょうけど)

SU-CO
質問者

お礼

ここまでのご回答がいただけるとは思いませんでした。 ありがとうございました。 >ただの嵐も低気圧も台風も、全部ひっくるめて「嵐」だったのです。 これほど気象予報の技術が向上した現代でも、自然災害で命を落とす人が毎年あとを絶たないのですから、当時はどれほどの被害だったのか想像もつきません。 信号待ちしている車が、何の前触れもなく、突然後ろから追突されるようなものですもんね。

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  • take-plus
  • ベストアンサー率42% (553/1302)
回答No.3

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN4/topics/kanten/s-isewan.htm http://www1.kaiho.mlit.go.jp/ 海上保安庁のサイトに昔からの言い伝えというものがあります。 その中より抜粋 (3) 台風に関係するもの (2) うら風(今一色) そよ風が吹いている時、反対方向の風が吹き出したら、大風の前兆である。 やはり経験がものを言うわけですから、その土地ならではの気象異常を言い伝えていったのでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%9E%E7%88%BA%E4%B8%B8%E4%BA%8B%E6%95%85 戦後の話ですが1954年、通称洞爺丸台風の際など勘が仇となる場合もあるわけなのですが、津軽海峡にはほとんどといって良いほど台風が行かないので被害にあってしまったのでしょう。 http://www.saigaidensho.soumu.go.jp/saigai/searchFormArticleEasy 参考までにこんなサイトもあります。

参考URL:
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN4/topics/kanten/s-isewan.htm
SU-CO
質問者

お礼

ありがとうございました。 確かに台風のときって、雨が降ったり止んだりが断続的につづいて、その間隔が段々と無くなって来て、しまいに本体と遭遇するって感じですから、全くぶち当たるまで想像も出来なかったわけじゃないですよね。 日本人は農耕民族ですから、現代人よりは遥かに自然現象には敏感だったのだろうとは個人的には思っているのですが、台風だけは飛脚を使った伝達はできなかっただろうなあ?と思いまして今回の疑問に至りました。 ましてや台風の目に入ったりしたら、通り過ぎた?と勘違いして、かえって甚大な被害が出てしまったのではないのでしょうか?

  • mojitto
  • ベストアンサー率21% (945/4353)
回答No.1

雲にまつわる言い伝えがあるように、基本的には夕方の雲(高気圧に覆われているときに出る雲ほど、翌日の天気は崩れる)を見て…でしょうね。 あとは海側地域の人は、波の高さでも、ある程度予測はできたでしょう。 しかし“天気が悪くなりそうだ”まではわかっても、“台風”と断定するのは難しいでしょうね。 支払手形の話ですが、支払日が210日後の手形のことを「台風手形」といいます。 きっと昔の人は、翌日の悪天候が台風によるものと断定まではできないにしても、(旧暦で)新年が明けてから210日前後に多くの台風が来ることは、経験的に知っていたでしょうね。 暦には時期に応じて、いろいろな名前の付いている日があります。 ですから、おそらく暦には“台風に備えよ”と、書いてあるかもしれませんね。

SU-CO
質問者

お礼

早速ありがとうございました。 >「台風手形」 ですか。。。 そんな取引したくないですね。今でもそんな手形受け取る人いるんですかね? ああ台風の話しでしたね。

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