親による精神的境界の侵入

質問

自身をアダルトチルドレンと認識している20代の者です。
過去にあった出来事で自分でも認めにくいことがあります。
基礎的な自己信頼が少なく、自分の考えを正しいと思いきれないため
色々な人の考えを知りたいと思います。

小学生の時のことです。
私がリビングで寝ていると何かに触られている感じがしたので
目を開けると、父親がにやけながら私の性器をズボンの上から手でいじり、勃起させ
私を見て嬉しそうに笑っていました。
「止めてくれ」と戸惑いながらも言いましたが
父は「冗談でやったんだよ、冗談で」と言いました。
その時のリビングには家族全員（母と姉も）が居ましたが
誰も父を止めはしませんでした。

怒りを表現すると両親からの暴力、激しいこき降ろし、
それに対する謝罪を迫られるので、怖かったのか出来なかったとかと思います。
ただ嫌悪感と落胆で一杯でした。

これと同じことが何回か繰り返されています。
思い出そうにも自分で心の中から追い出してしまったようです。
ただ小学生の時にもあったことは覚えています。

どこの家庭でもあることなのでしょうか？
皆様のご意見をお聞かせ下さい。
できれば「大変だったね」とかではなく、
具体的にお願いいたします。

回答No.4

nyau-nyau

こんばんは。

過去に嫌な思いをしてしまい、そのことが強く心に残っているのですね。
リビングでの出来事はむしろトラウマ的な要素が強いと思います。
他の家庭でそのようなことがどれくらいの確率であるのかは分かりませんが、大人は冗談のつもりでやっていても、子供にしてみればそのようには受け取れない場合もあると思います。
すべては受け取る側がどう捉えるかなのです。
つまり、実際親が虐待をしていても、子供がその時（後になっても）、そのことを「あれは虐待だ」と思わない限り、虐待にはなり得ないのです。虐待されていてもそのことを引きずらないで生活していく人も居ることを考えると、お分かりかと思います。

ご自身をアダルトチルドレンだとお考えなんですね。
怒りという自己表現を許さない・・・そのような親は時々見受けられます。親自身がそのような家庭で育った場合に、そうなる可能性があるようです。
自分の大人としての弱さを認めることができずに、親の権威を振りかざし、正当性を主張してしまったり、過去の自分ができなかったことを自分の子供を相手に行い、満足感を得ようとしている部分があるのかもしれません。

人は過去のある時点に、親の言動を見て「こういうふうに行動しよう」と決断している部分があるのですが、この決断を大人になって変えることができるのです。それを再決断といいます。
ぜひ再決断療法のカウンセリングを受けてみて下さい。
自分が何を思っているのか、自分自身の気持ちが感じられるようになりますし、価値観に自信が持てるようになると思います。

自分の価値観がしっかり分かっていて、その上で周りの人の意見を聞けば、いたずらに振り回されることもないはずです。
つまり、どうすべきかは、本当はあなた自身が分かっているはずなのですよ。その力が、今は眠っているだけなのです。

その力が目覚め、あなたが自分を認められる日が来るよう願っています。

お礼

ありがとうございます。
再決断療法ですね、参考にさせていただきます。