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ポリスチレンの熱分解

ポリスチレンは、低い温度域(150~200℃)でモノマーに分解されると聞いたんですが、これは窒素雰囲気での話でしょうか? 完全に分解されるのは400℃というのはわかったんですが。

みんなの回答

  • drmuraberg
  • ベストアンサー率71% (847/1183)
回答No.2

ポリスチレンで透明のCDケース等を射出成形するときの温度は 180~260℃です。 この温度で、特に強烈な臭いがするとかは経験したことが有りません。 <ポリスチレンは、低い温度域(150~200℃)でモノマーに分解されると 聞いたんですが>は何の関連の話だったのでしょうか? かなり特殊な条件か、微量でも気になる臭いの話か、間違った噂の可能性が 有ります。 窒素やアルゴン等の不活性雰囲気下での分解は、より高い温度にずれる 傾向が有ります。 下記URLの文献ではポリスチレンは窒素雰囲気中では約360℃から分解が始まり 400℃で分解のピークです。 http://www.wdc-jp.biz/mssj/search/pdf/200301/ms510235.pdf 試験管に入れた試験では、試験管の炎に当たる部分の温度がかなり高い 可能性があり、温度を把握しない限り参考にはなりません。

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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.1

ポリスチレンが熱分解しやすいということを荒っぽい実験で確めたことがあります。 発泡スチロールを細かくして試験管に入れます。 加熱するとすぐに融け始めます。 しばらくすると試験管内に白い煙状のものが充満してきます。 この煙状のものを別の試験管に移します。 (空気よりもかなり比重が大きいようです。拡散しませんので試験管から試験管に流し込むことが出来ます。) 冷えると液体になります。 臭素水を加えると脱色します。 スチレンのモノマーまで細かくなっているということは言えませんがかなり小さくなっていることは確かです。 ポリエチレンなどではこんなに簡単に液体状のものを得ることは出来ないと思います。

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