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日本の液体燃料の品質。

 A重油や軽油の流動点や目詰まり点(ワックス析出)が季節によって異なるようです。約3ケ月先を見越した製造のようです。硫黄含有量もここ数年改善されてはおらず、あるメーカーでは低硫黄含有ハイオクを高付加価値製品として販売をはじめているようです。  本来、年間を通して品質が変わらぬように、また脱硫に関しては、低硫黄化はあたりまえのことと思うのです。もっと積極的に投資をおこなうべきなのではないでしょうか?コストコストと騒ぎ、JISの基準を満たしているからという返答は、環境を無視した企業としか思えません。ヨーロッパの石油会社とは思想が異なるようです。  ○○特区などという改革が行われますが、この種の企業にもメスは入れられないのでしょうか?

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回答No.2

軽油の品質は揮発油等の品質の確保等に関する法律(通称:品格法)やJIS K2204に定められています。 ちなみに流動点や目詰まり点はJISにて定められていますが、基本的に上記2つの品質は、低温時の性能に関連してくる項目です。排ガスにより大きい影響を与えるのは硫黄分です。 また、日本では地域と季節によって「軽油」と言っても5種類のグレードが存在します。どのグレードが良い悪いということはありません。暖かい沖縄では通年同じグレードが使われています。 硫黄分の脱硫についてですが、欧米は硫黄分の低い原油を使用しているので、日本とは若干状況が異なります。 しかし、日本でも硫黄分50ppmという欧米と同レベルの軽油が供給されはじめました。環境に対して積極的に対応しているのではないでしょうか? また、構造改革についてですが、石油は私の知る限り、原油の値段に若干左右はされますが、昔よりは値段が下がっているはずです。おそらく、電気やガスと違って規制緩和が進んでいる証拠ではないのでしょうか?(規制緩和で値段が下がった電話と同じです) 一方、電気やガスは競争相手が限定される(基本的にはいない?)ので、値段は下がっていないと思います。 道路公団ではありませんが、これら分野にもメスを入れれば国民の利益になるのでは???と感じます。

9766
質問者

お礼

もう少し、厳しい観点から。 ●季節や場所でグレードを変えていることは石油会社の一方的な見地であって、例えば標高の高いところやとても寒くなるスキー場に来て車のディーゼルエンジンがかからなくなるのはワックスが析出するせいであり、グレードが悪いから。 ●『日本でも硫黄分50ppmという欧米と同レベルの軽油が供給されはじめました。』と言っても、値段が高くなってしまえば消費者側にとっては、積極的に購入する魅力は無いでしょう。 都内の石油焚きのボイラのNOx排出基準が暫定80ppmに対して、ガス焚きのボイラのNOxは60ppmとされているのは、石油連盟が役人に圧力をかけたため。 石油の改質をしてN分を減らす努力を怠り、規制を緩和させることに金をつぎ込むのはいかがなものか? 電気、ガスにしても然りではあろうが、環境に非常に影響がある石油会社にはもっとしっかり社会に貢献しなければならないだろうと。 おっしゃる通り、メスをさすのはここばかりではなさそうですね。どうもありがとうございます。

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  • ka234
  • ベストアンサー率48% (36/74)
回答No.1

こんにちは。 燃料供給事業者ではありませんが、つい最近NHKの「土曜フォーラム?」で見た情報を記憶の限りにお伝えします。 そこでは、「製品の流通により発生する環境負荷をだれがどう負担していくか」という論点であったと思います。 製造者→荷主→運送事業者→販売店→消費者 結論に飛びますが、燃料供給事業者は、「硫黄分含有量50ppmの軽油を販売する整備ができた」ということを伝えていました。JIS K 2204 によれば軽油の硫黄分含有量は0.05vol.%以下であるから1桁の低減となりますので、燃料供給事業者も環境を配慮した行動を行っているといえるのではないでしょうか。 コストについては言及されていなかったように記憶していますが、やはり使用する側の意識改革も必要と感じました。

9766
質問者

お礼

確かに環境に対する負荷分担がメーカー側によりすぎた考え方でありました。 ありがとうございました。

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