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銅は燃えないのですか?

dragon-2の回答

  • dragon-2
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回答No.5

 あの~燃焼は酸化現象の中の現象の一つです。 まず、酸化とは、電子を放出すること。同時に還元が起こります。(還元=電子を受け取ること)  例えば、金属が酸化するとは、金属が電子を放出して、陽イオンになることなのです。マグネシウムが酸素と反応して酸化マグネシウムになる反応では  Mg→Mg2+ + 2e-  ・・・(1)  O2 + 4e- → 2O2- ・・・(2)  で、(1)×2+(2)をすると  2Mg + O2 → 2MgO となり、現実にはマグネシウムは電子を放出してマグネシウムイオンとなり、酸素は電子を受け取り酸化物イオンとなり、それが、静電気力で結合し、イオン結合性物質の酸化マグネシウムとなる。(金属マグネシウムは酸化され、酸素は還元されるのです。)  というわけで、酸化=電子を放出する=金属なら陽イオンになる。ので、酸素と化合しなくても「酸化」というのです。  なお、純酸素中では多くの金属が「光」「熱」を発しながら激しく「酸化」(酸素と化合)=「燃焼」します。  また、粉体にすると「表面積」の増加により、反応速度が増加し、普通は「燃焼」しないものでも、「燃焼」したり「爆発」したりします。  補足要求に対する補足をいたします。

nightingale
質問者

お礼

> あの~燃焼は酸化現象の中の現象の一つです。  それは心得ていたつもりですが、 > 酸化とは、電子を放出すること。  これは全く存じませんでした。そうなんですか、勉強になりました。 ありがとうございました、てっきり、何かが酸素と結合することを「酸化」と、 呼ぶものとばかり思ってましたので…。 でも中等教育までは、こう習ったような…便宜上なのかな?  再三で申し訳ないのですが、結局のところ、 「銅の粉末を過熱した場合は、過熱し続けないと反応が進まないので燃焼とは呼ばない。」という本の記述の真偽の程はどうなるのか、お教え願えませんでしょうか?

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