• ベストアンサー

弱酸の塩+強酸の塩の反応

弱酸遊離の反応で、「弱酸の塩+強酸→強酸の塩+弱酸」は 知っていますが、「弱酸の塩+強酸の塩」の次のような反応は進行しますか?(リン酸カルシウムの可溶化) リン酸カルシウム(沈殿)+塩化ナトリウム→リン酸ナトリウム+塩化カルシウム 進むとすれば、「弱酸の塩+強酸→強酸の塩+弱酸」と同じ機構なのでしょか? よろしくお願いします。

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数6

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160321
noname#160321
回答No.3

>水中で沈殿しているリン酸カルシウムが塩化ナトリウムを添加することで溶解するのかどうか これはごく単純な化学です。 系内にあるイオンの溶解度積Kspをそれぞれ計算して、溶解度積が定める値以上になるイオン対があればそれは塩として析出してしまします。 ですので、リン酸カルシウムに塩化ナトリウムを加えても溶解しません。 溶解させるにはpHを下げてやります。 リン酸カルシウムの溶解度積は [Ca^2+]^3[PO4^3-]^2になりますから、 [PO4^3-]を減らせばよい訳です。食塩でなくカルシウムと可溶な塩を作る硝酸か塩酸を加えてやると、[PO4^3-]は下がりますからリン酸カルシウムは溶けて行きます。

rei5150
質問者

お礼

明快なご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。

その他の回答 (2)

noname#116453
noname#116453
回答No.2

溶液になっているのであれば、それぞれのイオンがバラバラですので、特定の組み合わせにまとまっている訳ではないでしょう。 仮にそういったイオンの交換のようなことが起こるとすれば、それなりの原因があるはずです。 たとえば、特定の組み合わせで難容性の塩が生じるのであれば、その組み合わせが優位になります。なぜなら沈殿が分離した場合には、それは反応の平衡系から除外されることになるからです。また、気体が発生する場合も同様です。

rei5150
質問者

お礼

ご返答ありがとうございました。 とすると、沈殿しているリン酸カルシウムが ナトリウムイオンもしくは塩化物イオンと反応して 溶解することは考えられないのでしょうか?

noname#160321
noname#160321
回答No.1

液体では「全部のイオンがバラバラに混じっています」 固体では「相図」の世界で、比率により実に様々なイオンの複合体になり得ます。

rei5150
質問者

お礼

ご返答ありがとうございました。 実は、水中で沈殿しているリン酸カルシウムが 塩化ナトリウムを添加することで 溶解するのかどうかが、私の質問の要点でした。 要領を得ない質問で申し訳ありませんでした。

関連するQ&A

  • 強酸の塩と弱酸の塩について

    強酸の塩と弱酸の塩について お世話になります。 下記のような混合溶液の場合、塩の交換反応のような事は起こるのでしょうか  リン酸水素二アンモニウム+ポリアクリル酸ナトリウム →              リン酸水素二ナトリウム+ポリアクリル酸アンモニウム 強酸と弱酸の塩であれば、可能だと思うのですが 上記のような場合ですと、何か他に条件が必要でしょうか。 よろしくお願い申し上げます。

  • 弱酸の塩+強酸の塩→?

    こんにちわ。 http://www.geocities.com/yoshihitoshigihara/na2co3.htm アンモニアソーダ法について勉強中、このサイトを見ていたら 『主反応、 2NaCl + CaCO3 → Na2CO3↓ + CaCl2 の仕組が重要です。 この反応は、ある意味で不思議な反応です。 というのは、 Na2CO3 + CaCl2 → 2NaCl + CaCO3 というのは有名な沈殿反応ですね。これの逆反応な訳でしょ?じゃあ、普通には反応が起きないはずじゃないですか。 』 とありました。 ここで質問なのですが、 Na2CO3 + CaCl2 → 2NaCl + CaCO3 の反応の原理を教えてほしいです。 ここでは弱酸の塩+強酸の塩であり、 ナトリウムとカルシウムなので、 1価の方が強酸と結びついて、2価の方は弱酸と結びつく みたいなルールがあるのですか? それとも、1価は1価同士、2価は2価同士で結びつくとか・・・? 回答お願いします。

  • 弱酸、弱塩基の遊離 アニリン

    弱酸の遊離では、弱酸の塩と強酸が反応して強酸の塩と弱酸が生成されると思いますが、「塩」はどうやって見分けるのですか? あと、アニリンの合成実験で、 アニリン塩酸塩+酢酸ナトリウム→アニリン+酢酸+塩化ナトリウム が弱酸の遊離だと習ったのですが、酢酸ナトリウムって「塩」ではないんですか? よろしくお願いします。

  • (1)ケイ酸は弱酸で、炭酸よりも弱いのに、何故

    (1)ケイ酸は弱酸で、炭酸よりも弱いのに、何故 SiO2 + Na2CO3 → Na2SiO3 + CO2 (ソーダガラスの製法1) という反応が起こるのかわかりません。 SiO2 + 2NaOH → Na2SiO3 + H2O (ソーダガラスの製法2) の反応ならわかります。H2Oは極めて弱い酸ですから、弱酸の遊離が起こります。 でも1の反応は、強酸が遊離してませんか? 塩化ナトリウム(強酸塩)と二酸化炭素(弱酸になる)は何の反応も起こさないように、 炭酸ナトリウム(相対的強酸塩)と二酸化ケイ素(相対的弱酸になる)も反応しないのでは? (2)ケイ酸ナトリウム水溶液(水ガラス)に塩酸を加えると弱酸であるケイ酸が遊離するのに、 ケイ酸ナトリウム(ガラス)に塩酸を加えても弱酸の遊離が起きないのは何故ですか? 石灰石CaCO3(弱酸塩)に塩酸(強酸)を加えると弱酸の遊離は起こるから、電離していないことが理由じゃないですよね。

  • 塩の反応について

    お世話になります。 弱酸と弱延期の塩に強アルカリを加える場合、弱酸と強アルカリの塩になるのでしょうか また、弱アルカリを強酸の塩に強アルカリを加える場合、強酸と強アルカリの塩になるのでしょうか 例えば、酢酸アンモニウムに水酸化ナトリウム水溶液を加えると、酢酸ナトリウムになるのでしょうか、また、塩化アンモニウムに水酸化ナトリウムを加えると塩化ナトリウムになるのでしょうか 上記の場合、どちらの反応のほうが早いのでしょうか 申し訳ございませんが、ご教授願います

  • 塩と酸・塩基の反応

    (1)弱酸の塩と強酸の反応 弱酸の塩に、より強い酸を加えると弱酸が遊離し、強酸の塩を生じる。 [弱酸の塩+強酸->強酸の塩+弱酸] CH3COONa+HCl->NaCl+CH3COOH これは、電離度の大きい強酸のほうがイオンになりやすく、イオン性物質である塩をつくりやすいためである。 (2)(1)弱塩基の塩と強塩基の反応 弱塩基の塩に、より強い塩基を加えると弱塩基が遊離し、強塩基の塩を生じる。 [弱塩基の塩+強塩基->強塩基の塩+弱塩基] NH4Cl+NaOH->NaCl+NH3+H2O これは、電離度の大きい強塩基のほうがイオンになりやすく、イオン性物質である塩をつくりやすいためである。 (3)揮発性の強酸の塩と不揮発性の強酸の反応 揮発性の強酸の塩に、不揮発性の強酸を加えて熱すると揮発性の強酸が遊離し、不揮発性の強酸の塩を生じる。 [揮発性の強酸の塩+不揮発性の強酸->不揮発性の強酸の塩+揮発性の強酸] NaCl+H2SO4->NaHSO4+HCl これは、揮発性の強酸が加熱されることにより、気体となって反応系(反応する場所)から出ていくためである。 NaClが、(1)では強酸の塩になっていて、(2)では強塩基の塩になっているのですが、 どういう場合に強酸の塩になったり強塩基の塩になったりするのでしょうか。 また、揮発性の強酸が気体となって反応系から出ていくことが、どのようにして(3)の反応の理由になるのでしょうか。

  • 高校化学の酸化還元反応についてです

    塩化銅(II)を水に溶かし、硫化水素を通じると、どうしてCuSの黒色沈殿が生じるのでしょうか? 授業で「弱酸の塩と強酸が反応すると、強酸の塩と弱酸になる」。これは一方通行の反応だけで逆反応は起きないと習いました。今回の問いでは塩化銅は強酸の塩、硫化水素が弱酸にあたるのではないでしょうか? 回答よろしくお願いします。

  • ナトリウムフェノキシド水溶液と二酸化炭素の反応

    ナトリウムフェノキシド水溶液に二酸化炭素を加えると、 C6H5ONa + CO2 + H2O → C6H5OH + NaHCO3 より、”弱酸の遊離反応”がおこるとあります。 しかし、”弱酸の遊離反応”の定義は 「弱酸から生成される塩は、自分より強い酸と反応すると、強酸からなる塩ができ弱酸は遊離してくる。」 であるのに対し、この反応において生成した”強酸の塩”に当たるのは”NaHCO3”であり、 これは”HCO3-”由来の塩であるため、フェノールと比較し相対的に見て弱酸の塩です。 なぜこの場合においての強酸に当たる炭酸由来の塩でなく、弱酸に当たる”HCO3-”由来の塩ができるのでしょうか。

  • 弱酸・弱塩基の遊離について

    弱酸の塩に強酸を加えると弱酸が遊離して強酸の塩が生じます。 ここでわからないのですが、そもそも弱酸の塩ってどういうものなんでしょうか? CH3COONaとかですよね?これってなんで弱酸の塩といえるのですか? 強塩基の塩とはいわないのでしょうか?

  • 化学 遊離について

    遊離というのは弱酸を強酸が押し出しすんですよね? 逆ですか? 教科書の芳香族化合物の分離のところで (弱酸の塩)+(強酸)=(強酸の塩)+(弱酸) と書いてありましたが、『塩』とはどのようなもので、どうやって見分けるのでしょうか? 例で安息香酸と炭酸水素ナトリウム、フェノールと炭酸水素ナトリウムの例が出ていたのですが、安息香酸が炭酸水素ナトリウムと反応して、フェノールが反応しないとなっていたのですが、逆ではなのですか? てっきり、フェノールの方が炭酸水素ナトリウムより酸性が弱いので押し出せるのと思っていたのですが… よくわからなくてごっちゃになってしまっています。 わかる方がいらっしゃいましたら教えてください。 ご回答よろしくお願い致します。