• ベストアンサー

沸点上昇・・沸点降下??

すみません,過去の質問を見て似たような似てないような質問があるのですが,すっきりしないので質問させて頂きました。 質問:溶液の沸点は溶媒の沸点よりも下がることは無いのでしょうか? 溶媒の沸点より溶質の沸点の方が小さければ,溶液の沸点は溶媒の沸点より下がるんじゃないかと思うのですが,如何でしょう。すごく頭が悪いので,簡単にお願いします。 (ラウールの法則はほんの少し知っている程度です)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • himajin1
  • ベストアンサー率43% (184/422)
回答No.3

#2の方の言い回しを、別の角度から行います。 「溶媒の沸点より溶質の沸点の方が小さければ,溶液の沸点は溶媒の沸点より下がる」は間違いではありませんが、溶媒と溶質と考えるから、変になるんです。 「化合物Aの沸点より化合物Bの沸点の方が小さければ,化合物AとBの混合液の沸点は化合物Aの沸点より下がる事がある。」 と表現すれば、大正解です。 蒸留工学では、気液平衡とか、混合物の蒸気圧と考えます。 たとえば、下記urlには、 エタノール-水系の気液平衡 が示してあります。 ここで、X は液相中の エタノール濃度のモル分率です。 たとえば、Xが0.1(エタノール10mol%、水90mol%)の場合、この混合液の沸点は、うえのグラフから、86~87℃と読めます。 水100%よりも、沸点が下がっています。 但し、この現象の事を、一般的には、「沸点降下」とは表現しません。 それから、この手の質問は、化学より、物理 の方がBETTER かもしれません。 反応屋さんの中には、化学工学が全くわかっていない博士も多いですから。

参考URL:
http://www006.upp.so-net.ne.jp/h-fukui/85VLEquil.html
oyoyorigaku
質問者

お礼

ありがとうございます。 読んでいた本に、溶液の蒸気圧は溶媒の蒸気圧より低いから、沸点が高くなる、という記述がありました。 どんな場合にも溶液の蒸気圧が溶媒の蒸気圧より低くなるような説明だったので、それは違うんじゃないか?と思っての質問でした。最初からそう聞けば良かったですね。 >「化合物Aの沸点より化合物Bの沸点の方が小さけれ>ば,化合物AとBの混合液の沸点は化合物Aの沸点よ>り下がる事がある。」 >と表現すれば、大正解です。 ということなので、私の考えはそんなに間違っていないと思うことができました。 変なことを言ってましたら、ご指摘ください。 念のため2~3日まってから、このスレを閉じます。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

  • shota_TK
  • ベストアンサー率43% (967/2200)
回答No.2

溶媒に何かを溶かしたとき、沸点が下がる現象はないか、ということですよね? ありますよ。例えば、水にアルコールを溶かしたときです。揮発性のものを溶解したり、共沸するものを溶解すれば、沸点は下がります。 沸点上昇・凝固点降下というのは、「揮発性のものや共沸するものを除いて」という条件がつきますよね。

oyoyorigaku
質問者

お礼

ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • tan777tan
  • ベストアンサー率15% (35/220)
回答No.1

溶媒より沸点の低い溶質はその時、液体ですよね。とすると、溶媒が溶質の沸点より高い温度になったら、溶質はさっさと溶媒から出て行きますね。それって沸騰って言いません。ですから、この状態ではまず、溶質が出て行く状態が続き、その後溶媒の沸騰が始まるのではないでしょうか?

oyoyorigaku
質問者

お礼

ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 沸点上昇と蒸気圧降下

    (1)硝酸カリウム 55%(分子量101.1)と亜硝酸ナトリウム 45%(分子量69.0)の混合溶液の溶液濃度が10%~ 40%の場合における沸点(溶媒は水)はラウールの法則より溶質の分子量に比例するとのことですが分子量から計算できるのでしょうか? (2)同様に溶液濃度に対する蒸気圧降下で沸点は上昇するとのことですが各濃度における沸点時の水分蒸発量は計算できるのでしょうか? ご教示の程、よろしくお願い致します。

  • 混合溶媒の沸点について

    2つの溶媒を理想溶液であると仮定して、ラウールの法則を使って、常圧におけるモル分率‐沸点のグラフを作成したいのですが、その方法がわかりません。 2つの溶媒の沸点がわかれば、求められるようなのですが、どのようにラウールの法則を使えばいいのかわかりません。具体的に詳しく説明お願いします。

  • 沸点上昇の説明

    沸点上昇の説明として、 「溶質分子が、溶媒分子が蒸発して飛び出そうとする際の邪魔になる為、蒸気圧が下がり、沸点が上昇する」 といった言い回しをよく見かけます。 この説明は、溶液中の溶媒と溶質を個別に考えることが出来てイメージしやすいのですが、「本来の沸点に達した溶媒の蒸発を、数パーセントの溶質の存在が物理的に妨げている」と捉えると納得出来ません・・。 冒頭の沸点上昇の説明は正しいのでしょうか? また、沸点上昇には溶質溶媒間の分子間力やその他の要因は無いのでしょうか? わかる方、どうぞ宜しくお願い致します。

  • 希薄でない溶液の沸点上昇

    希薄溶液では溶質の種類に関係せず, (沸点上昇)=(溶媒の種類で決まる比例定数)*(質量モル濃度) となるそうですが, 希薄でない濃厚な溶液での沸点上昇はどうなるのでしょうか. 希薄溶液の比例定数よりも 濃厚溶液のみかけの比例定数は大きくなるのか,小さくなるのかが気になっています.

  • モル沸点上昇の仕組み

    高校化学の範囲からの質問です。 「モル沸点上昇は、溶けている溶質によって溶媒の蒸発が妨げられるため、溶媒の蒸気圧が下がり、沸点が上昇する」というようなことが参考書に書いてありました。また、「モル沸点上昇は溶媒に溶けている溶質の物質量に比例する」というようなことも書いてありました。ここで疑問に思ったのですが、溶質が高分子のものや低分子のものにかかわらず、同じモル数ならば同じだけ沸点が上昇するのでしょうか?高分子のほうが低分子よりも溶媒の蒸発を妨げ、少ないモル数で沸点が上昇すると思うのですが・・・ 以上、宜しくお願いします。

  • ラウールの法則とヘンリーの法則について

    薬剤師国家試験93回問17に、【ラウールの法則が成立する溶液について、揮発性溶媒Aの蒸気圧降下の大きさΔPが下式で示されるのは、溶質Bが不揮発性の場合である。ΔP=PA0・XB(PA0:純溶媒Aの蒸気圧、XB:溶質Bのモル分率)】とあり、この問は正解となっていました。 また別のところに、【ヘンリーの法則⇒揮発性の溶質Bの蒸気圧PBは、溶液中に存在する溶質のモル分率(XB)に比例し、以下の式が成立する。 PB=KB・XB (KB:ヘンリーの法則における定数)】とありました。 そして、薬剤師国家試験第87回問21にアセトン-クロロホルム混合溶液の「縦軸:圧力(bar),横軸:クロロホルムのモル分率」を取ったグラフがありました。 ここで、疑問に思いました。 この87回問21では、クロロホルムが溶質Bにあたると思うのですが、クロロホルムは揮発性の溶質であり、ヘンリーの法則が成り立つのは分かりますが、なぜラウールの法則が成り立つのでしょうか?ラウールの法則は上記で述べたことより不揮発性の溶質じゃないと成り立たない気がするのでですがどうでしょうか? お手数をおかけしますが、ご存知の方がおられましたら、質問対応よろしくお願いいたします。

  • 高校化学の質問

    こんばんは。 今溶液の濃度について勉強しているのですが、 質量と物質量は何がどう違うのでしょうか・・・? また、ラウールの法則の 「蒸気圧降下は、溶質の種類に無関係で溶質の質量モル濃度に比例して大きくなる」というのも良く分からないです。蒸気圧が低下するということは蒸発する分子が少なくなるということなんでしょうか?? ちんぷんかんぷんです。誰かアドバイスお願いします;;

  • エタノール水溶液の蒸気圧について。

    教えてください。 エタノール水溶液の蒸気圧を求めるよい 方法はありませんでしょうか?。 純溶液なら、色々資料があるのですが・・・。 水溶液(例えば50%~60%濃度)になると、 蒸気圧がどう変化するのかを予想したいです。 なお、理論値でも、実測値でもなんでもかまいません。 (用途は、エタノール水溶液の引火点の予想に  使用します。) なお、ラウールの法則は、今回には当てはまらない (あれは、溶媒に不揮発性の溶質を添加したときの 蒸気圧変化の式だったと思います。)ので、別の アプローチでお願いします。 以上、よろしくお願いします。

  • mg/lの単位の試薬の作り方

    試薬の作り方の本を読んでいたら、20mg/lの溶液を作るのに、1lの溶媒(水)に20mgの溶質を溶かしていました 私の知識だとmg/lは溶質/溶液だと思ったのですが、この作り方だと20mg/lは溶質/溶媒になってしまう気がします 色んな本を見ても結構こういうのを見かけるのですが、一体どういうことなのでしょうか? よろしくお願いします

  • 溶質‐溶媒の分子間相互作用のみが考慮されている溶液

    溶質濃度が十分に低く溶質分子間の距離が十分離れているため、溶質同士の分子間相互作用を無視し、溶質‐溶媒の分子間相互作用のみが考慮されている溶液とは何ですか? その溶液の簡単な解説も合わせてよろしくお願いします。