• ベストアンサー

中2理科 電池の説明の疑問

学研編「ニューコース中2理科」の21ページに 「◆電源の役割  電池などの電源は,その内部に自由電子をたくさんもっていてそれを送り出しているわけではない。回路をつくっている物質の自由電子を動かすポンプのような役割をしている。電池が弱まるのは,このポンプのはたらきが弱くなるためである。」と記述されています。 疑問点  乾電池は,ボルタ型電池を原理として化学反応で自由電子を発生させて回路に供給しているはずです。この記述では 電池以外の、回路を構成する導体の中の自由電子を動かして電流を発生させている,と解釈できます。  単なる記述の間違いなのでしょうか?それとも、私の知識不足なのでしょうか?  どなたか、ご教授を よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.8

>乾電池は,ボルタ型電池を原理として化学反応で自由電子を発生させて回路に供給しているはずです。  は、まったく間違っています。  一番よくわかるのは、(理想)電池は、回路をつながないとまったく電流は流れないこと。  両方の電極はともに電子を押し出そうとしている。しかしその力に差があるために電位差が生じる。(電子を取り込もうとしている考えても同じ)  ・・でもそれだけ・・・  回路につながると、回路から電子を受け取ったり、回路に電子を与えられることが可能になり、はじめて流れ始める。  コンデンサは、電池と異なり一方に電子を蓄えて、一方は空っぽにして、それぞれ電子を与えたり受け取ったりでき、内部で電子を移動させないので、あなたの言う「回路に供給しているはず」という部分だけは説明が成り立つかもしれない。

ominaesi55
質問者

お礼

 ご回答を、ありがとうございます。 私の考え方のどこが間違っているかを明確に指摘していただいたのは、ORUKA1951さんが初めてです。 以前にご回答いただいた方々も同様のことを言いたかったのだと思うのですが、このようにモヤモヤっとした問題の質問者は、「あなたの考えのここが間違っている」と、明確な指摘を欲しています。 ありがとうございました。

その他の回答 (8)

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.9

「ポンプ」という説明は「電池は電子を循環させているだけで生み出しているものではない」ということを強調したいからです。 「池」というイメージで考えてしまうと電子のストックがあってそれを次々と回路の中に流し込んでいると考えてしまいます。「蓄電池」という言葉はもっと「溜まっている」というイメージが強いです。 水の詰まったパイプの途中に循環用のポンプがついているというのが一番簡単なイメージですがこれだと起電力がイメージできません。くみ上げポンプである高さ分持ち上げて流すと考えると電位差のイメージが出てきます。流れの初めと終わりに落差が生じているはずだからです。ポンプは一番高さの低い所に設置します。流れ込んでくる水の溜まる場所が必要です。それをポンプでくみ上げて流すのです。 水の溜まる場所を考えていますので、ダメだといった「池」を考えているではないかといわれるかもしれませんね。「池」と違うのは出て行く水と同じだけ水が流れ込んでくることです。ポンプの力が弱くなると落差分、水を持ち上げることが出来なくなります。 「ポンプ」のイメージで理解しようというときには「循環させる」というほうに重点があります。水は循環しているのですから「全体量は変わらない」、「出て行った水と同じだけが戻ってくる」ということを意味しています。 ところがあなたの理解は電池の仕組みが化学反応によるものだというところまで進んでおられます。反応でどんどん電子が送り出されるのではないのかと考えると「循環」と合わなくなるのです。 水に対応するものは電子です。 電子が循環しています。 電子を送り出すような反応が起こります。別のところで電子を取り込むような反応が起こります。この2つがなければ電流は流れないのです。水の場合は重力の働きで低い方に流れますので押すと引きの両方が必要というイメージはないのですが電池の場合は送り出しと取り込みの両方が必要です。それで循環が成り立っています。水とポンプのたとえだけではうまくいかないということになります。 (電池を解説している本のなかには押し出しさえ出来れば電流が流れると書いているものがあります。間違いです。) 電子の移動が起こるような反応は酸化・還元反応と呼ばれているものです。電子を放出する物質は酸化された、電子を受け入れる方の物質は還元されたと言います。試験管の中でやれば2つの物質が接触して変化が起こります。この反応を引き離して別々の場所で起こるようにしたのが電池です。電子の移動は直接接触で起こるのではなくて導線を通って起こります。電流が流れると必ず両方の電極の表面で物質の変化が起こっているのです。 ダニエル電池で説明します。(ダニエル電池の構造は調べてみてください。) 負極では金属の亜鉛がイオンになって溶け出します。その亜鉛原子の持っていた電子が電極表面に残ります。 正極では溶液の中にあった銅のイオンが電極表面にくっつきます。電子を取り入れて原子になります。電極の金属の銅と同じものになるのです。この2つの変化が離れた所で同時に起こります。 負極の亜鉛電極はどんどん減っていきますが正極の銅電極ははどんどん増えていきます。 これを1つの試験管の中でやれば亜鉛板の上に銅が析出するという変化になって観測されます。 Zn+Cu^(2+)→Zn^(2+)+Cu です。 銅めっきの起こる原理と同じになります。 中学生だということですからイオンでの説明は習っていないかもしれませんね。ちょっと背伸びをしてください。

ominaesi55
質問者

お礼

 ご回答を、ありがとうございます。 懇切丁寧なご回答、大変恐縮です。 皆様のご教授に感謝いたします。ありがとうございました。  尚、中2理科の参考書から質問させていただきましたが、私は中学二年生ではありませんので、悪しからず。

  • isa-98
  • ベストアンサー率23% (205/859)
回答No.7

>中2 電気はところてん式に伝達してんだよ。 つ^_^)つ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%BF%E9%9B%BB%E6%B1%A0 イオン化したので安定しようと いらない電子を押し出したり足りない電子を吸収しているだけ。 つまり、電子はあまってない! つ^_^)つ 電子があまる→原子が崩壊する→電池は使用後に軽くなる。 ならないんじゃないの? >化学反応で自由電子を発生させて回路に供給しているはずです 別に逆に動いても自由じゃないの?

ominaesi55
質問者

お礼

 ご回答を、ありがとうございます。

  • fukuyie
  • ベストアンサー率9% (4/41)
回答No.6

4です。 間違えてました。半導体のことだったらしいです。

ominaesi55
質問者

お礼

 ご回答を、ありがとうございます。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.5

微妙だけど間違っていないといえる. 「自由電子を送り出す」というのももちろん正しいんだけど, それを駆動力として「回路をつくっている物質の自由電子を動かすポンプ」になっています. パイプのイメージで行くなら, 「もともとパイプには水が詰まっていた」ということです. 「からのパイプに水を流す」ということではありません. 水道の蛇口をひねって出てきた水は「浄水場にあった水」が出てきたわけではなく, ひねる直前まで水道管の中にいた水ですよね. なお, 導体内の電子の移動速度は「数 mm/s」程度なので, 人が歩けば余裕で追い越せます.

ominaesi55
質問者

お礼

 ご回答を、ありがとうございます。 電池の起電力によって導体内の各部に存在する電子が移動することによって電流が流れる、ということですね。

  • fukuyie
  • ベストアンサー率9% (4/41)
回答No.4

>電池以外の、回路を構成する導体の中の自由電子を動かして電流を発生させている 電池から発生した電子が電線や電球などの閉じた回路の中の正孔を電子が順に移り替わっていくことで電気が流れるんだったと思います。 ポンプと表現されているのは、川のように電子が溢れてきてだらだらと流れ出るんではなくて電圧をかければかけるほど正孔が増えてよりたくさんの電子が移り変わってゆくさまを表してるんだとおもいます。 ですからいくら電池の中に電子があっても電子が移動しようとする力がなくなれば電気は流れません。 はるか昔なので正直自信ないけどこんな感じです。

  • wild_kit
  • ベストアンサー率32% (581/1804)
回答No.3

 電気を通すものは、その中に自由電子を持っています。 これを水の入ったホースに例えます。 一方電池は水が入ったポンプです。 つなげるとポンプの中の水がホースの中の水を押します。 すると反対側から押し出されたホースの水が、ポンプ内に戻ってきますね。 添えた絵でイメージが湧きますでしょうか??  多分、こういうことです。

ominaesi55
質問者

お礼

 図入りのご回答を、ありがとうございます。 電池内では回路構成導体内にある電子を移動させるための起電力が発生し、回路を閉じるための電子が発生する、と理解いたします。

noname#142909
noname#142909
回答No.2

間違いでは有りません パイプの中に水を通す様なイメージをお持ちだと思いますがそれだと長い電線の場合到達するために時間がかかりますね 実際のイメージはところてんを後から押している様な感じと言ったらわかりますかね

ominaesi55
質問者

お礼

 ご回答を、ありがとうございます。 電磁波が光速で伝わり、その場の電子を移動させているという意味かと思います。

  • Turbo415
  • ベストアンサー率26% (2631/9774)
回答No.1

良く理解しにくいのですが、記述の間違いではないようです。 http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/battery/cellgen.htm を参照してみてください。 私には余りよく理解できませんでしたが。

ominaesi55
質問者

お礼

 ご回答と添付URLを、ありがとうございます。

関連するQ&A

  • ダニエル電池、ボルタ電池について質問です。

    ダニエル電池、ボルタ電池について質問です。 ダニエル電池で素焼き板をはずすと、亜鉛板に銅が析出し、銅板には電子が流れなくなる。 以上のように勉強しましたが、ボルタ電池では銅板で水素が発生します。 (1)ダニエル電池で素焼き板をはずした後、ボルタ電池で銅板上で水素が発生するように、銅板上で銅が析出することはないのでしょうか (2)ボルタ電池では亜鉛板上での水素発生はおきないのでしょうか?

  • ボルタ電池についてなんですが

    ボルタ電池では亜鉛が酸化され電子が銅板に移り水素イオンが電子をもらい還元され水素が発生する装置というのは分かっているんですが 溶液の硫酸は、強塩基で安定して水素イオンとなっているのになぜ電子をもらって水素となるんでしょうか??まあ電子をもらわないと電池としての役割を果たさないというのはわかりますが水素イオンとの状態でいるより水素のほうがいいという理由はなんなんでしょうか??

  • シリコン型太陽電池について

    旧来の太陽電池である、シリコン型太陽電池について質問です。光が当たる部分はP型半導体とN型半導体を抱き合わせて作るということが書いてあったのですが、電極に到達してしまった正孔は中央に戻ることはありませんよね。では、中央付近の正孔の大部分が電極に到達してしまう時点で、シリコン型太陽電池の寿命(耐用年数)を迎えるということになるのでしょうか? それに対して、「シリコンの結晶に光があたると,自由電子とホールが生じる」という記述を見かけたのですが、これは正しいのでしょうか?もしこれが正しいとすると、半導体に加える微量に加えるホウ素やリンはどのような役割なのでしょうか? そもそも、太陽のエネルギーはどのような形に変換され、電気エネルギーに変えられるのでしょうか?(色素増感型の場合は色素の電子遷移ということで分かりやすいのですが…)

  • 電池(ボルタ) 亜鉛イオンについて

    ボルタ電池に似たような実験で 水溶液:5%塩酸 金属板:亜鉛板と銅板 で実験を行いました。 原理説明の中で、 『水素イオンと銅板の電子が結合して水素が発生した』のは理解できたのですが、 なぜ同じく電子の足りない、水溶液に溶けだしている亜鉛イオンは銅板から電子をもらって亜鉛原子とならないのでしょうか。亜鉛イオンについて詳しく説明していただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。

  • 電池を使った蚊取り器の極性の変更は??

    ホームセンターで電池を使った、蚊取り器を買いました。内部では、1000V程度の静電気が発生しているとのことです。この静電気の、極性を切り替えるには、電源である乾電池の方向を替えれば、発生している静電気の極性は替わるでしょうか??それとも、二次側の回路の、整流子としての半導体の方向を替える必要があるでしょうか?何方か、電気の回路に詳しい方ご指導お願いします!!

  • ボルタ電池

    ボルタ電池  高校の教科書には、正極側で水素が発生するとなっていますが、実際は負極側でも多数の水素が発生します。 なぜ、教科書では正極側のみの記述となっているのでしょうか?

  • 物理の電磁気における電池について

    高校物理における コンデンサーについて学習中の身であるのですが、 電池の電流の発生原理について質問させていただきます。 電池の例としては、 分極が発生するので適切ではないかもしれないですが、 コンデンサーに接続されたボルタ電池を例に考えます。 電池内の銅板側のコンデンサーの電極板をA 亜鉛側のコンデンサーの電極板をBとします。  ①電池内部のZnが反応してZn(2+)と2e-に電離  ②硫酸とZn(2+)が反応して酸素イオンを発生 化学分野の電池ではあたかも電池から電子が発生して流れてるような 説明だが、実際は電池は抵抗(電子が流れる対象物?)の自由電子を吸い上げて電池の電位差を利用して回路を回すのが正しいと習いました。 ここからがよくわからないのですが。  ③電池内部で銅板から亜鉛板向きの電界(と電位差)が生じる。  ④導線に接続すると、導線内部も電界が発生し銅板からA方向の電界   つまり電子e-はAから銅板へ流れ。Bから亜鉛板方向の電界より   亜鉛からBへ電子が流れる。  ⑤銅板では水素イオンが電子を受け取り水素ガスに変化  ⑥ここで電池内部の二つの金属板間の電位差は小さくなる、   つまり電位差の微分値である電界が小さくなる。   下記のサイトでは「電池は電圧を一定に保とうとする~」という記述が存在するが、私はそれはそもそも電池内の溶液においての電子のやりとりによるイオンの濃度変化にルシャトリエの法則が働いているのだと解釈しました、これによって反応が促され①に戻る 質問をまとめると  A.そもそも上記の解釈はあっているか  B.(あっているとしたら)結局Zn側の電子の移動に関して、電池それ自体も電子を生成していないとはいえないのではないか。 質問するにあたって以下のサイトの回答を念頭に置いています。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11212682426 というか流れは完全にコピペ状態です。 自分なりに調べたつもりなのですがなかなか電池のそもそもの仕組みについて言及しているサイトが見つからず、とにかく見つけた情報を鵜呑みにしているので間違いがあれば指摘いただけると幸いです。

  • 回路の電池による電荷の保存の式の扱いの変化にてです

    高校物理の電磁気の回路の電池による電荷の保存の式の扱いの変化についてです。 なんで画像の問題の回路にて、電荷の保存の式が立てられないんですか? 電池は水の流れの例にてあくまでポンプ的な役割ですよね。 後、電池を介さないコンデンサー間でも自由に電気が行き来するといえそうです。 どうしても電池のポンプが電荷の保存の式が立てられない理由にしか思えません。 でも、ネットで見てみても、電池があっても電荷の保存の式は成り立つとご回答者さんが言われていました。 電池はポンプだから、電池があると電気が止まらない(≒たまらない)からという事ですかね。 画像です(各画像をクリックして拡大願います)→http://ameblo.jp/353276/entry-12100186653.html

  • 電池の電子について

    電池の電子について 半導体の勉強で、マイナスの自由電子とプラスのホール素子がくっついて電子の流れとなる。 というような感じに教わりました。 ならば電池の場合は、マイナス側から電子が出て、プラス側からはホール素子が出ているという事なのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

  • 電流はどこから生じるのでしょうか?

    電流はどこから生じるのでしょうか? 物理を学んでて疑問に思ったので質問させてもらいます 一つの回路に流れる電流はどこから生じてるのかという初歩の初歩で恥ずかしいのですが、教えてください 僕が習ったのは、電池は電流をくみあげるポンプのようなもの、というものでした だから、電池自体がいっぱい電流を持っているわけではない このようなことでした。 それじゃ、電池がポンプの働きをしているのなら、肝心の電流はどこから発生するのか、分かりません。どなたかご教授ください、お願いします。