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セルロース→トリアセチルセルロースの反応
セルロースに無水酢酸を反応させてトリアセチルセルロースにする反応は、 参考書ではエステル化、参考書ではアセチル化、教科書では「ステル化(アセチル化)」とかいてあります。 考え方の違いだと思うのですが、どのような違いなのでしょうか? 詳しくお願いします。
- bokunonama
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セルロースは多数のOH基をもっています。したがってアルコールの一種と言えます。 無水酢酸はカルボン酸ではないですが、エステルを合成する時によく用いられます。乱暴な言い方をすれば『反応性を高めた酸』のようなものです。・・・化学的に正しい言い方ではないので、試験などでは書かない方がよいでしょう。
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アセチル化はCH3C(=O)-を導入することです。 一方でエステル化というのは、エステルを作ることです。 要はどの部分に注目するかというだけのことです。 すなわち、エステル化であってアセチル化であるということはアルコールから酢酸エステルを作るという意味になります。 ちなみに、アセチル化というのは、反応相手がアルコールであるとは限りません。たとえばアミン相手であればアミド(アセトアミド)が生成します。たとえばアニリンをアセチル化すればアセトアニリドが生成します。 また、エステル化というのは酢酸エステル以外のエステルを作る場合も含まれます。 こんなことを書き出すと、かえってややこしいですけどね。
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ありがとうございます。 少し分かったんですが、質問で、 エステル化=アルコールと酸の反応と習ったのですが、 この場合はセルロースがアルコールとして働くと言うことですか?
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お礼
分かりました。 ありがとうございます。