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真空度が悪くなれば、温度が上がる?

私は化学プラントで働いています。 先日、先輩から蒸留塔の残渣抜き出し条件について、 「蒸留塔内の温度が上がって、残渣抜き出し条件に到達しても、真空度が悪いから温度が上がっているだけかもしれないので、温度と真空度の両方を確認するように」 と教えてもらいました。 そこで疑問に思ったのですが、どうして真空度が悪くなれば温度が上がってしまうのでしょうか? 物理系は苦手なので、できれば素人でも理解できるような解説でお願いします。

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  • ohkinu1972
  • ベストアンサー率44% (458/1028)
回答No.4

蒸留塔の構造とか原理とかあまり良く分かりませんが、 以下のようなことかと思います。 通常は蒸留塔内の原料に残渣分が増えてくると沸点が上昇して、 温度が上がり、残渣分の抜き取りの目安とできる。 ところがエゼクタなり真空ポンプなりの調子が悪いなどで真空度が、 下がってしまうと残渣分は増えていないにもかかわらず、 沸点が上昇してしまうので真空度が適切かも注意する必要がある。 要は圧力が上がると沸点が上がってしまうということではないでしょうか?

asashinn
質問者

お礼

納得できました! 回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • isa-98
  • ベストアンサー率23% (205/859)
回答No.3

>化学プラントで働いています。 石油でしょうか? つ^_^)つ 基本が大事ですよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%BA%A6

asashinn
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.2

こんにちは。 前の方と違うケースも考えられます。 気体では、熱は分子の振動のエネルギーとして考える事が出来ますが、分子の数が同じならば温度が高いほど、分子は激しく振動しています。 振動して壁などにぶつかって与えるエネルギーの大きさが温度になります。 #表現が正確ではないですが、判りやすくたとえてみました。 真空度が悪い=真空の引きが悪い、という事だと考えると、「中に沢山の気体分子が残っている状態」と考えられます。 すると、壁にぶつかる分子の数は、真空度が悪いと多くなりますね。 高いエネルギーで振動してる分子が少ない数ぶつかるのと、一個のエネルギーは低いけれど沢山ぶつかるのでは壁などに与えるエネルギーはあまり差がなくなります。 分子一個の運動の激しさとしての温度(本来の気体の温度)は小さくても周囲の壁や温度計に与える打撃回数が多いため、見かけ上の測定される温度が高くなる、という現象が起こります。

asashinn
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • rnakamra
  • ベストアンサー率59% (761/1282)
回答No.1

たぶん逆で、真空度が悪くなる原因として温度の上昇が考えられるのではないか、ということだと思います。 どんな物質でも温度が上がると飽和蒸気圧が高くなります。 つまり温度が上がと残渣物が蒸発し真空度が悪くなるのです。

asashinn
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

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