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教えてください!!!

原油蒸留残渣を圧力は一定で、反応温度を400℃、440℃、460℃の条件別に水素化分解し、残渣、オイル、ガスを生成させました。それらをガスクロマトグラフィー(GC-TCDとDGC-FID)を用いて各留分収率を測定した結果、残渣、オイル、ガスの合計収率が100wt%を超えてしまったのですが、なぜですか? また、反応温度別に各収率を見ると、反応温度が高くなるほど残渣とガスは増え、オイルは沸点が低い成分は増えるが、沸点が高い成分は減りました。この変化の理由はなぜなのでしょうか?

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noname#62864
noname#62864
回答No.1

収率の精度の問題かもしれませんし、何を基準にしているかにもよると思います。 本来は、反応に使われた水素と、原油の合計量を基準としているはずです。それであれば、収率を決定する際の精度の問題だと思います。また、原油の重さのみを基準にしているのであれば、水素の分だけ収量が増えるのは当然といえます。ちなみに、収率は重さを基準にしていますよね? 後半に関しては、明確な回答は難しいと思いますが、温度が高くなるほど、分解反応もよく進むでしょうから、全体に低分子量のものが増えるのは当然のことだと思います。ただし、その反面、重合しやすい成分に関しては、高温になるほど重合が進むでしょうから、残渣も増えることになります。実際にそうなったのですよね?

M-RC
質問者

お礼

収率は重さを基準にしていました! 後半の方も実際にそうなりました! 本当にありがとうございました!!

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