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二酸化硫黄の結合について

高校1年です。化学の予習をしています。 二酸化硫黄の結合が、O←S=Oと配位結合になる過程と理由がよくわかりません。 また化学Iの教科書の配位結合の説明に、 「分子(陰イオンの場合もある)を構成している原子の非共有電子対が、他の陽イオンとの結合に使われて新しい共有結合を作る場合、この結合を配位結合という。」 とあるのですが、この二酸化硫黄の場合陽イオンなんてどこにも出てきてないですよね・・・? 本当に困ってるので教えてください!よろしくお願いします><

  • emcr
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noname#160321
noname#160321
回答No.3

硫酸のS-O距離は0.1422nm、ジメチルスルホキシドのS-Oは0.1678nm、ジメチルスルホンのS-Oは0.143nm、一酸化イオウのS-Oは0.1481nm これから考えると硫酸のS-Oは二重結合と考えるべきでしょう。 そして二酸化硫黄のS-Oは0.1431nmですからこれも二重結合と考えるのが正しいです。 なお三酸化イオウは平面でS-O距離0.142nmですので構造からも二重結合が支持されます。

  • Ichitsubo
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回答No.2

配位結合は陽イオンとの結合だけではないのですが、ほとんどの場合陽イオンが関係するのでそのような説明となっているのでしょう。 そして「二酸化硫黄の結合が、O←S=Oと配位結合になる」というのをおそらく三省堂の「新研究」で知ったのだと推察します。たしかにそのように表す流儀もあるようですが、これは不適切な説明であるといっていいでしょう。(この点が新研究の良くない点です。) 二酸化硫黄の結合はO=S=Oと二つとも二重結合で示した方がよいと思われます。ただ二酸化炭素のような直線分子ではなく、折れ線型分子をつくっています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%A1%AB%E9%BB%84 硫酸なんかもH-O-S(→O)2-O-Hのように説明されてるのですが、より良いのはH-O-S(=O)2-O-Hですね。 硫黄の結合の手は2本じゃないのか?と思われたかもしれませんが、じつはこの考え方が通用するのは第2周期までで、第3周期元素では結合の手はもっと増えることが可能なのです。この話はずっと難しくなってしまうのですが、より複雑になる電子軌道と原子の大きさのためだと考えてください。

回答No.1

<O←S=Oの結合について> SとOでは、Oの方が非常に強い「電子を引っ張る力(電気陰性度)」を持っています。 その為、S=Oの結合を形成した際、O側に電子(マイナスの電荷と考えても良い)を持って いかれるので、結果的にSはプラスの電荷を帯びます。 そして +S=O- となった中のプラス電荷に対して、電気陰性度の高いOがもう一つくっつく事になります。 <配位結合について> 正確には本来分子AとBが一つずつ電子を出し合って作る共有結合を、片方のみに 二つ出させて、もう一方は全く出さない、といった結び方をする結合の事をいいます。 ちなみに、この場合は酸素側が電子2つ分ただ乗りしている状態です。 これを無理やりはずせば、O2-となるので、酸素が陰イオンと言えなくもないかと。

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