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【量子力学】エルミート共役と複素共役など

Akira_Ojiの回答

  • Akira_Oji
  • ベストアンサー率57% (45/78)
回答No.3

回答者No.1 and 2のAkira_Ojiです。ちょっと、間違ったことを書いてしまったのでDiracやその他の教科書をみて、詳細部を直してもらえればいいのですが、間違っていた部分は以下の通り 間違い「運動量がp’で指定されるような状態|g>の場合は <p|g>=g(p)=A*Exp{j(p-p')} のような平面波の形になります。」 訂正「運動量がp’で指定されるような状態|g>の場合の運動量表示での波動関数は <p|g>=Delta(p-p’) ですが、 運動量がp’で指定されるような状態|g>の場合の座標表示は、 <x|g> =Integral <x|p>dp<p|g> =Integral<x|p>dp Delta(p-p’) =<x|p’> =AExp(ip’x/h’)] ここで〔2行目で) Integral |p>dp<p| はUnity=1で<x|と|p>のあいだに挿入できます。また、 <p|g>=Delta(p-p’) を使いました。また、4行目でDelta関数の性質を使いました。最後の行では証明抜きに書きましたが、運動量がp’で指定されるような状態|g>は座標表示で平面波になる、ということでDiracの本では説明されています。h’はhバアー(Dirac定数)h/2Piのつもりです。ここで興味あるのは、1行目と4行目をみれば、<x|g>=<x|p’>、すなわち状態|g>は状態|p’>と同じで運動量p’で指定される状態になっています。」 以上

dark_space
質問者

お礼

追加で御説明ありがとうございます。 ディラックの本を少し読んだことでかなり理解が進みました。 ブラケットが閉じると、それはもうただの複素数であるということが最大のポイントで、わかってないところでした。 さて、あとは波動関数の表現の方ですね。。 さらに質問になってしまうのですが、 No2で、  {f(x)}^* = {<x|f>}^* = <f|x> = x(f) となると思うのですが、このx(f)ってなんなんでしょうか? 考えなくとも良いという気がすごくしますが、なんだか気になってしまって…。 また、上の式の両端をみると、関数の複素共役をとったら、関数と引数が逆転するということになってますが、 これはどう解釈すればいいのでしょうか…? あとNo3で、  ∫|p>dp<p| = 1 がありますが、これがどうしてもわかりません。直交完全系をなす|a>を用いて  Σ|a><a| = 1 という式の積分形なのかと思いましたが、運動量pだけじゃ1にならないし、 それにdpがケットとブラの間にあるし…??? どうも勉強不足で申し訳ありませんが、回答頂ければ嬉しいです。

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