誤診で手遅れに？片目失明

質問

40代後半の母が、目が見えにくいというので眼科で診てもらったところ白内障と診断され治療していました。
しかし悪くなる一方なのでおかしいと思い、別の眼科に相談したら両目とも緑内障で、既に片目は失明していました。

適切な治療を受けていれば失明は免れた可能性が高いと考えています。そもそも最初から白内障だったのかも疑問です。
この場合医者を訴える事はできるのでしょうか？

回答No.4

mtaka2

回答3の者ですが、ちょっと意図が伝わらなかったようで。
私の意見は、
「最初の医師が白内障と診断したのは誤診」で、
「実際には緑内障であり、白内障ではなかった」
のが事実であると仮定したうえで、そうだったとしても、
「最初に、ちゃんと緑内障と診断していれば、失明は免れた」と言えるかどうかは疑問だ、ということです。

おそらく緑内障が発症したのは、10年ぐらいは前のことではないでしょうか。
半年前の「見えにくくなった」という自覚症状が出ている時点で、緑内障はかなりの末期です。

今の眼科に通う時点で片目は失明されてたとのことですが、
いつ失明したのかがはっきりしていません。
最初の眼科に通った半年前の時点でも、失明していた可能性もありますし、
失明していなかったとしても、失明のたかだか半年前では、
失明直前だったのは確実です。

これが、「誤診断により、10年間、誤った治療を行っていた」とかだったら、
「10年前に緑内障の適切な治療をしていれば失明は免れた」と主張できるでしょうけど、

緑内障末期の段階で、たかだか半年ほど治療開始が早くなったからといって
「失明は免れたはず」と言えるかどうかは微妙だと思います。

緑内障は、視神経が死んでいく病気です。
眼圧を下げるという治療によって、視野欠損の進行を抑えられる場合が多いですが、完全に進行を止められる保証はありませんし、
進行を止められても、死んでしまった視神経を生き返らせるのは無理で、一度失った視野が復活することはありません。
確かに、半年前に緑内障の治療を開始していれば片目の失明は免れた
かもしれません。その可能性があったのは確かでしょう。

でも、その場合でも、失明前の目は、最善でも「失明直前」の状態を維持できるだけで、
その片方の目がまた元通りに見えるようになることはありません。
まあ、「まったく見えない」と「ほんのちょっとだけでも見える」との間には大きな違いがあるのは確かですけど。
とにかく、今は見えている方の目を、失明しないよう、これ以上視野欠損が進行しないよう、適切な治療を行うのが大事だと思います。

お礼

>でも、その場合でも、失明前の目は、最善でも「失明直前」の状態を維持できるだけで、
>その片方の目がまた元通りに見えるようになることはありません。

それは理解はしていますが自覚症状が末期だとしてもそれなら逆に明らかに緑内障を見逃していた訳で「早く治療していれば失明までは至らなかったのでは？」と思うのです。
もちろん現在は残った片目を維持するよう治療を続けています。

別の眼科医に聞いてみると、白内障と緑内障、両方発症していても白内障の治療を止めてでも緑内障の治療を優先すると言われました。
なので現在緑内障の治療だけしていても白内障ではないとは言い切れなくなりました。

何にせよ素人では判断できないので今後どうするかは弁護士に相談してみることにしました。
皆様回答ありがとうございました。

回答No.3

mtaka2

白内障として診断された治療期間はどれくらいでしょうか?

緑内障による視野欠損は、通常年単位で進行し、治療をしなかったとしても、発症から失明にいたるまで数年以上かかる場合も多いです。
しかも、視野欠損は周辺から始まるので、失明直前になるまで自覚症状はほとんどありません。
すでに失明していたとなると、おそらくかなり以前から緑内障になっていたのではないでしょうか。

白内障として治療していた期間がそれほど長くないとすると、
たとえ緑内障と診断できていないのが誤診だったとしても、
「適切な治療を受けていれば失明は免れた可能性が高い」とは言い切れないことになります。

お礼

白内障と診断された最初の病院は半年ほど通っていました。
しかし段々見えなくなってきたのでその後は別の病院で緑内障の治療を続けています。

素人考えかもしれませんが、もし本当に最初は白内障で後から緑内障になったとしても、白内障が自然に治ることはないので今でも両方の治療が必要なはずではないでしょうか？

今は残った片目を維持するように努めていますがこのまま両目共見えなくなったらと思うと不安でいっぱいです。

回答No.2

-Raven-

可能です。
ただ、医療過誤訴訟にはいろいろと問題があります。

医療過誤訴訟の現状
●低い勝訴率と裁判の長期化
原告の主張が認められた割合は一般的な民事訴訟の約3分の1。一審が終わるまで最低5年かかるという。当然、弁護士費用もかかる。
●被害者を阻む医学界の壁
医学の専門的知識が必要となるため、医療過誤訴訟を引き受けられる弁護士が少ない。また弁護に関して、依頼者と弁護士とのトラブルも多い。
●密室性
病院側の過失を立証するためには、病院側が所有する情報（カルテなど）を入手しなければならない。しかし、病院側はカルテの改ざんなどにより、事故を隠蔽しようとする傾向があり、結局泣き寝入りとなるケースが多い。

http://www.skal.co.jp/medihot/frame_iryokago.html

お礼

周りにも医者には強い弁護士がついているので勝つのは難しい、損をするだけだと言われます。

実際訴えるとしても先立つ物もありません。このまま泣き寝入りするしかないのでしょうか・・・

回答No.1

ozunu

訴訟にせよ告訴にせよ、「訴える」ことは可能ですが、あなたが望む結果を得られるかは判りません。

お礼

そうですよね、ありがとうございました