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AM送信所のアンテナ

AM送信所からの電波の電界強度を求めようとしているのですが、まず、AM送信局のアンテナがどういうものなのかを教えていただきたいです。 私が知りたいのは、愛知県のNHK第一放送の送信所である鍋田ラジオ放送所のアンテナについてです。 アンテナの給電点が地上付近にあったので、1/4波長のモノポールアンテナかと思っていたのですが、送信周波数は729kHzで、波長をλ=C/fで求めたところ、 λ=(3.0×10^8)/(729×10^3)で、波長は約411.5mと計算できると思うのですが、空中線地上高が170mなので、1/2波長のダイポールアンテナとなるのでしょうか?

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noname#252164
noname#252164
回答No.5

>そのアンテナの最大放射方向の距離d[m]の地点における電界強度 >E=7√Pr/d[V/m] >の式をそのまま用いてもいいものなのでしょうか? アンテナの近くであればそれでいいのですが、その式だと夜になるとサービスエリアが拡大することなどが表現されないですし、接地の効果も見えてきません。 中波帯の電波伝搬は昼は地表波(グランドウェーブ)、夜は電離層反射が主になります。提示された式は直接波の式なので、見通し範囲内でしか有効ではないです。 地表波の電界強度は大地による減衰(地形によって変化する)があるのであんまり簡単には定式化できません。 電離層反射については、電離層の濃さが周期的に変化するので、これもあまり簡単には定式化できません。 電界強度を計算するプログラムがあるようですよ。(中身までは見ていませんが) http://jjy.nict.go.jp/pro/index.html

denki128
質問者

お礼

今まで直接波のみの式とは知らなかったのでとても助かりました。 またいろいろ地上波や電離層反射についても勉強しようと思います。

その他の回答 (4)

  • KEN_2
  • ベストアンサー率59% (930/1576)
回答No.4

No.1 です。 1/2波長のアンテナと記載がありますね。またトップハットもついていますね。 関東の場合ですが、NHK菖蒲久喜ラジオ放送所の例ですが・・・・・ 波長の約1/2に相当する高さのアンテナを使っています。 ← 記事 http://www.nhk.or.jp/shobu-kuki/naze/index.html 下記など参考になりませんか? http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4401964.html >アンテナの最大放射方向の距離d[m]の地点における電界強度 >E=7√Pr/d[V/m] >の式をそのまま用いてもいいものなのでしょうか? VHF・UHFアンテナでの実験結果ですが、ほぼ成り立っていますね。  

denki128
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 教えていただいたページ、参考になりました。

noname#252164
noname#252164
回答No.3

大電力のAM局では電離層の反射によるフェージングによってサービスエリアが決まるため、打ち上げ角の低いアンテナが好まれます。 そのためアンテナの先端にキャパシティハット(放送用では頂冠と呼ぶ)をつけたり、アンテナを長くしたりして打ち上げ角を下げます。 基本的な考え方はアマチュア無線の8分の5ラムダアンテナと同じです。 なお、送信機の出力インピーダンスは50オームですが、巨大なそしてよく調整された整合回路を入れますので、アンテナのインピーダンスが50オームである必要はありません。 国内のAM局で非接地型のアンテナを使っているところはほとんど無いはずです。AM局のアンテナの接地はとても大掛かりで、それなりのコストもかかるのですが、非接地アンテナではまともな指向性は取れないということだと思われます。

回答No.2

短縮型の1/4λものポールでしょう。 正確を期すならNHKに聞くのがよい。

denki128
質問者

お礼

ありがとうございます、早速電話してみます。

  • KEN_2
  • ベストアンサー率59% (930/1576)
回答No.1

延長コイルを挿入した、1/2波長のダイポールアンテナと考えてよいかと思います。 物理的に完全な1/2波長では、建築法や航空法の高さ制限やコストの問題があり、アンテナの入り口にコイルを挿入して空中線地上高が170mでも、電気的に205m相当にしています。 ちなみに銅線の短縮率(電子の移動速度)で約97%を掛けた長さが波長になります。  

denki128
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 1/2波長のダイポールアンテナと考えるとすると、給電点が地上付近にあることから非対称給電となるのでしょうか? またその場合は、1/2波長のダイポールアンテナの放射電力がPr[W]のとき、そのアンテナの最大放射方向の距離d[m]の地点における電界強度 E=7√Pr/d[V/m] の式をそのまま用いてもいいものなのでしょうか?

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