• 締切済み

遺伝子クローンニング

 酵素X(分子量:42000)を生産する微生物を分離した。酵素Xをコードする遺伝子xをクローニングするために以下のような操作を行った。 PCRにより遺伝子xの一部の増幅を試みたところ、約700bpのPCR産物が得られた。次にこの微生物からTotalDNAを調整し、種々の制限酵素で処理したあと、アガロースゲル電気泳動を行い、遺伝子xを含む断片を特定するためサザン解析を行った。その際、プローブとして化学的に標識したPCR産物を使用した。その結果BglIIの約5kbの断片をクローニングすることにした。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 0.35kbp-PCR産物をプローブとした解析結果として (アガロースゲル電気泳動で現れたそれぞれのバンドの大きさ) BglII 約5kb BamHI 約20kb HindIII 約8kb、3kb SalI 約2kb SmaI 約6kb ―――――――――――――――――――――――――――――――― 上記のような場合、なぜBglIの約5kbの断片をクローニングするのか、その理由を教えていただけないでしょうか。

みんなの回答

回答No.2

酵素xの塩基配列長ってどのくらいなんですか? 長い遺伝子なら2kとか3kの断片は短すぎて途中で切れてるから5kを選んだんじゃないですか? 20だと大きすぎてサブクローニングが大変かも。 それとhindで切ったやつは2個でてるってことは遺伝子の途中で切れてるってことじゃないの。

  • CTAB
  • ベストアンサー率57% (41/71)
回答No.1

 これは問題文で内容が省略されているんですね。  サザンの結果、BglIIによる切断物に、PCR産物と同じ配列が含まれている事が分かったから、PCR産物よりも長い遺伝子を解析するために断片をクローニングした。ということです。  つまり「サザン解析を行った。~~その結果BglIIの約5kbの断片を・・・」の部分は「サザン解析を行った結果、BglIIの断片とプローブがハイブリダイズしたため、BglIIの約5kbの断片を・・・」ということです。  長さとかはこの場合あんまり意味は無いですね。そもそもサザンというのはプローブと色々な断片をハイブリして、どの断片にそのプローブの配列があるかを調べる手法ですから。

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