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回答(3件中 1~3件目)
心理学について何もしらないという状態でしたら、学部は心理学を満遍なく学べるところであれば、どこでもいいと思います。
臨床心理士を目指すのであればどうせ大学院に進学しなければなりませんので、細かい分野や指定校の種別についてはその時に本人が考えればいいことです。
将来4年生になった時の本人の方が、今ここで私たちが色々言うよりもはるかに周辺の事情がわかっているはずです。
心配なのはわかりますが、好きで研究をしにいくのですから、そんなことまで親が面倒を見てあげる必要はないでしょう。
「満遍なく」と書いたのは、一つには色んな心理学が学べた方が面白いからです。
心理学科には毎年臨床系などの「人のためになること」に憧れて入学する学生が多いですが、もし期待と現実が違った場合に、選択肢が多いほうが学生時代を無駄にせずに済むかもしれません。
もう一つ、臨床系の知識しか知らない臨床心理士になられては困るということがあります。
実験計画や統計検定のやり方、人間の一般的な知覚や認知の仕組みなどはちゃんと学んでおいたほうが確実に本人のためになります。
講師や教授としての就職にも影響します。
それと、上智大学の心理学科を挙げられていますが、ここは別に新設というわけではありません(HPによると1961年設立だそうです)。
ただ、2~3年前に改組しまして、所属学部が文学部から総合人間科学部に変わりました。
教授陣の専門を見る限り、結構バランスはいいと思いますよ。
最後に、就職状況を出していない大学も結構ありますよ(私の母校もそうです)。
私は修士まで出ていますが、そもそも職業指導部に就職先の情報を出しませんでした。
「学部卒業後、一般企業に」という場合ならいざしらず、大学院修了と同時に専門職に就くというケースはレアです。
たいていは数年空くか、逆に在学中から一部仕事に関わっていたりします。
そんなわけで、大学側がそういった情報を把握しづらく、「就職先」はあっても「就職率」は出しづらいのです。
ついでに書くと、大学進学率が上がりすぎたこともあって、いまや修士ぐらいでしたらそんなに大層なものではありません。
専門職に就かず、一般企業に勤める人もたくさんいます。
投稿日時 - 2009-01-13 17:51:46
No,1の方も言われていますが、臨床心理士の就職はかなり難しいです。
というわけで次のことを踏まえるといいと思います。
・心理系大学院生の就職率のいい大学
大学・大学院の就職率は大学のHPにのっています。このとき注意しなければいけないのは、卒業生の就職先が「スクールカウンセラー」がほとんどであるところは危ないです。なぜかというと、スクールカウンセラーは非常勤が基本の職業で、収入も少ないからです。「公務員(心理系の公務員は実はたくさんあります)」「病院勤務」「施設勤務」あたりが、手堅い就職先だと思います。
・なるべく学力の高い大学
これは私の実感なのですが、学力の高い大学のほうが、卒業生にきちんと就職している心理士が多く、学校の中でもきちんと就職を探そうという動きがあるように思います。
しかし、元帝国大クラスほど学力が高い大学になってくると、現場で働く心理士を育てるというより、研究者を育てるようにカリキュラムが組まれていることもあるので、一概には言えないところもあります。
・臨床心理士指定校が少ない都道府県にある大学(つまり田舎の大学)
これは、結構重要ポイントだと思います! 臨床心理士指定校の多い東京や京都、大阪では、臨床心理士が多すぎて、就職先が少なくなっているというのが現状です。一方、実は他の都道府県では臨床心理士がまだまだ足りていなかったりします。
指定校が1つしかないような都道府県だと、臨床心理士の数自体も少なく、実は求人が絶え間なくあったりします。
・娘さんのやりたい分野が学べる大学
これが何より重要だと思います。心理学と一口にいってもさまざまなジャンルがあります。そして、たいていの大学では、教える分野が偏っているのが現状です。
「心理学と言えば精神分析だと思っていたのに、大学に精神分析の先生が一人もいない」では入学後泣くに泣けません。
高校生のうちにやりたいジャンルを見極めるのは難しいかもしれませんが、心理士で就職したいと本気で考えているのでしたら、今のうちから、どのようなスタイルの心理士になりたいか考えて、大学を選んだほうがいいと思います。
まぁ、極端な話を言えば、心理系の公務員試験に受かる実力が身につけられれば、実は心理学を学んでいなくても心理士として仕事はできます。
臨床心理士は「あったほうが有利な資格」ではありますが、「必須資格」ではありませんので…。
工学部出身で心理系の公務員として勤めている人に会ったこともあります。
あと、「心理学部」は要注意です。
心理学を学べる学部は「文学部」「教育学部」「社会学部」「心理学部」などがあると思いますが、「心理学部」は学生を集めたいときによく新設される学部です。
私個人の意見としては「教育学部の心理学科」に進学するのがお勧めです。
教員試験やその他の資格が一通りとれるから、いざという時に進路も変更しやすいですし、なにより心理とかなり密接な関係のある教育についても学べますので。
ちなみに、もし娘さんが「臨床心理士指定校」という言葉を知らないようでしたら、ちょっと知識不足が不安なところです。
確認しておいたほうがいいかもしれません。
参考になれば幸いです。
投稿日時 - 2009-01-10 19:03:57
補足
詳しい回答をありがとうございます。
指定校大学院ということは理解しているようですが、やりたい分野まではまだ分かりかねるようです。
大学院卒業生の就職状況、調べてみたいと思います。やはり就職に関してはかなり厳しいという覚悟が必要ですね。
本人がどこかで上智の心理学部が良いというようなことを聞いたらしいのですが、ご指摘の”新設”の心理学部でまだ就職状況も出ていないという状態ですが、もしここに関して何かご存知でしたら教えていただければ有難く、よろしくお願いいたします。
投稿日時 - 2009-01-12 17:15:45
臨床心理士になるには、臨床心理士の資格を取れる大学院まで卒業する必要があります。
つまり、大学4年+大学院2年の計6年の学生生活を送ることになります。
将来臨床心理士として働きたいとのことですが、今の日本では、まだ臨床心理士のニーズがボランティア的要素が大きく、お金になるほど稼げるものではありません。
そのうちに、アメリカのように、カウンセリングに行くことが医者に通院することのように当たり前の日本になれば、臨床心理士のニーズは高まるでしょうが、なかなか難しいのが現実です。
それを踏まえて、進路を考えたらいかがでしょうか。
投稿日時 - 2009-01-08 15:25:16
補足
回答ありがとうございます。
親としては、大学院まで行くのなら専門家としての仕事をと考えてしまいますが、臨床心理士として仕事をしていくのはやはり難しいことなのですね。
ご指摘のように、子供にはそのことを踏まえて覚悟するように促します。
投稿日時 - 2009-01-11 11:34:32