• ベストアンサー

政府の失敗

現代経済政策で、「政府の失敗」とは何か。また、その対策について、規制緩和、公企業の民営化に注目して述べよ。 ということなのですが、どなたか教えていただけませんか?

  • 経済
  • 回答数2
  • ありがとう数9

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 17940727
  • ベストアンサー率45% (22/48)
回答No.1

 「政府の失敗」とは一つは「公的サービス部門の経営の失敗」ということだと思います。例えば旧国鉄や高速道路公団などのように、国家がサービスを行なっているものさまざまな理由により経営的に失敗し、民間企業では有り得ないほどの負債を抱え込んでしまったがつぶすわけにもいかないので政府が仕方なくその赤字を補填している、という企業ができてしまうことだと思います。もう一つは政府系企業がその市場を独占してしまって、民間企業が育たない、この結果、高コスト体質、割高な料金が続き、国民に不利益をもたらすことになる、それが失敗だ、ということなのではないでしょうか。この例としては航空業界や情報通信業界があると思います。政府系企業と書きましたが、この場合、政府の厳しい参入規制により市場を独占してきた民間企業も含まれます。航空業界の場合は厳しい参入規制もあり戦後長い間ずっと少数航空企業の独占状態が続いて今いした。この結果競争企業が育たず、割高な料金が維持されてきました。情報通信業界ではNTTがあまりに大きすぎ、またこちらも厳しい参入制限が行なわれていたため、やはり競争企業が育たず、割高な料金、高コスト体質が続きました。  それらの対策として有効なのが質問の中にもある規制緩和と公的企業の民営化だと考えられます。事実、上の各方面で規制緩和、公企業の民営化が行なわれ、大きな成果を挙げています。旧国鉄はJRとして民営化され、JR東海とJR関東は大きな利益を上げています。(ただそれ以外のJR各社は経営的に少し苦しいらしいが、国鉄時代の赤字に比べればまだまだましでしょう。) 航空業界では規制緩和により新規参入が相次ぎ全体的な航空料金の引き下げに貢献しました。情報通信分野でも規制緩和により有力な競争相手が相次いで参入し、電話料金の劇的な値下げを引き起こしました。高速道路公団も今まさに民営化を迫られています。  ただ本当に自信があまりないので詳しい人がいればそちらの回答を優先してください。

その他の回答 (1)

  • awazo
  • ベストアンサー率28% (36/127)
回答No.2

「規制緩和、公企業の民営化に注目」という親切なヒントまで出ているのですから、いきなり質問でなく、まず自分で考えないと「学業の失敗」になります。 他人に作ってもらった即席の答えで間に合わそうとせず、1年間の新聞をさかのぼって見ていけば、 何か答えが出るでしょう。

関連するQ&A

  • 小さな政府はどう?

    各党の政策をTVで見ました。 国防に触れたのは自民と、幸福だけでした。中道なる目で見て隣にやばい国があるのにここに対して、抑止力を持たないと言うのはいかがなものか????? わたしは、戦争がしたい訳ではありません。 シーレーンをふさがれたらもう、日本がバンザイです。 さて、幸福以外がすべて、大きな政府、たくさん取ってたくさんばら撒く。幸福が小さな政府。国防と警察機能以外はほとんど、民営化を推進し、支出を抑え、規制緩和により税収をあげるというものでした。宗教政党とかのバイアスを取っ払えば民主の失政のあとこのあたりの考え方に将来、他の政党がすりよってくる予感がしたのでうすが、小さな政府は嫌いですか。?? ちなみに信者ではありません。政策に対しては面白いものをみつけたものですから。。

  • 中3 社会

    社会の公民分野で、政府の規制を減らし民間企業に仕事を任せるという意味での規制緩和を習ったのですが、郵政民営化は規制緩和の一種ですか?

  • 市場だけだと失敗する。政府って必要?

    郵政、道路公団、NHK、JR。 いろいろなものが民営化や経営の原理がはいろうとししました。 財政赤字の中、いろいろ民営化して小さな政府にして行く方向はおおむね正しくてというのはわかります。 反面、市場も政府も失敗しますね。 なんでも、売れるものだけにしていくと。 市場の失敗していても、政府の仕事を認識されなくなると、一つの軸だけになり、、気づかない状態になっていることはないでしょうか? やはり市場と政府が必要だとすると、政府の今の仕事って何でしょうか?

  • 自民党から民主党に政権交代になったら政策が変化しますか

    次の衆議院選挙で自民党政権から民主党政権に政権交代になった場合、 今までの自民党の政策から、民主党の政策がどのように変化するかがわかりません。 質問したいことは以下の四点です。 (1)公社・公団・国立機関の民営化について 郵政公社・道路公団の民営化は中止されて公社に戻りますか。 独立行政法人化した法人は、国立大学、国営法人、国家機関に戻りますか。 NTT、JR、JTは公社に戻りますか。 (2)医療・福祉の自己負担率、課税率の緩和、経済の規制緩和について 医療・福祉の自己負担率の増加、累進税率・法人税率の緩和と課税最低限の引き下げ、 経済の規制緩和などの、いわゆる小さな政府化が進行していますが、 昔の自己負担率、課税率、経済の規制状況に戻りますか。 (3)イラク、アフガニスタンとの外交関係 今のイラク政府、アフガニスタン政府が存続していると仮定して、 イラク政府、アフガニスタン政府の承認を取り消しますか。 承認を取り消した場合、外交関係はどうなりますか。 (4)自民党と民主党の根本的な政治理念や具体的政策の違い。 自民党と民主党は、国の内政や外交のめざす方向・あり方としての、 政治理念や具体的な政策に、根本的な違いがありますか。 以上、よろしくお願いします。

  • 小さな政府とはなんですか?

    ずばり小さな政府とは何かを教えてください。 経済に政府が出来るだけ介入しないってことでしょうか? 出来るだけ詳しく、具体例など(国とか政策の)だしてくださると有難いです。

  • 英・米・日の小さな政府とは具体的にどのような政策か

    新聞やテレビでは、イギリスではサッチャー首相、アメリカではレーガン大統領、日本では中曽根首相以後、自由放任主義・市場原理主義や小さな政府を志向してきたと報道していますが、わからないことや疑問に思うことがあります。 日本では中曽根内閣の時に国鉄、電電公社の民営化、小泉内閣の時に郵政公社、道路公団の民営化をしたことは知ってます。今年度は今の金融危機と世界不況に対する非常時予算で、予算は前年比で著しく増額していることは知ってます。 イギリスでは1980年代以後、鉄道、電話、石油、航空の国営企業が民営化されたことは知っていますが、それ以外のことは、詳しく知りません。 アメリカの1980年代以後の具体的な政策は詳しく知りません。 1980年代以後イギリスやアメリカや日本で、自由放任主義・市場原理主義や小さな政府志向の政策がどのように採られたのか、政府の予算や役割を増やす政策もあったのか、イギリスやアメリカのGDPや国家予算や、国家予算/GDPの比重がどのように変化しているのかも(英語が苦手なこともあり)知りません。 新自由主義を批判する人からは、福祉を切捨てて、貧富の格差を大ききしたと批判されますが、先進国で既存の福祉制度を廃止したり、著しく削減したり、国家予算を著しく削減して、国民に対して全て自己責任で生きろなどという政策が、先進国でできるのか疑問です。次の選挙で不利になるように思えるのですが。例えば、もし日本で、政権党が健保や年金や介護保険を廃止するとか削減すると言ったら、次の選挙で敗北は必至です。 経済に対する規制を全面的に(または大部分を)廃止し、政府の役割を警察と司法と軍事だけにして、自由放任主義・市場原理主義で経済運営することなど、現代の先進国ではありえないと思うのですが、新聞やテレビの報道が事実に反するか、偏った報道をしているように推測しています。 1.アメリカ、イギリス、日本であらゆる規制を全廃するか、著しく削減して、自由放任主義・市場原理主義の経済政策が採られていましたか。 2.アメリカ、イギリス、日本で社会保障や福祉の廃止や大規模な削減が行われましたか。 3.アメリカ、イギリス、日本で国家予算や、国家予算/GDPの大規模な削減が行われましたか。 4.アメリカ、イギリス、日本で上記外の民営化や、政府機関の廃止や縮小、政府の役割の削減が行われましたか。 5.アメリカ、イギリス、日本で、政府部門の役割を増大する政策や、国家予算や、国家予算/GDPを増大させる政策は、全く採られていませんか。 注:現在の金融危機と世界不況時に対する政策が開始される前の時点までの政策の質問です。 アメリカやイギリスの政治や経済に詳しい人、日本のことでも上記以外の事実を知っている人、回答をお願いします(根拠となる一次資料を提示していただけるとありがたいです)。

  • なぜ日本政府は経済学の大企業の経済活動を活性化させ

    なぜ日本政府は経済学の大企業の経済活動を活性化させて経済を復活させるトリプルダウン効果理論を政策として取ったのでしょう? 日本の労働者の大半が大企業ではなく中小企業で働いているわけですよね? そして、大企業以外はおこぼれ経済論と言われ、国が大企業だけ優遇策で国民市民の税金を使って救済しているのに下に見られる。 中小企業は大企業によって生活出来ていると威張ってくる。 日本政府はなぜ上下関係を更に加速させる政策を未来の舵にしたのでしょうか?教えてください。 このままだと道路には金持ちの高級車だけが走って、平民は電車を使うという身分社会がますます加速すると思います。 皆さんは日本政府のおこぼれ経済論政策に賛成しているのでしょうか?

  • 小さな政府

    英国のサッチャー元首相は英国病回復のため、小さな政府実現のため、民営化にやっきになり、日本の小泉元総理も失われた10年以後の総決算として、民営化、小さな政府的政策をしましたが、米国のローガン元大統領は何故、小さな政府を目指したのでしょうか? ソ連との違いを明確に押し出すため(特にゴルバチョフ以前)?ベトナム戦争症候群回復のため? また、日本の中曽根元総理もなぜ、JR、JT、NTTなどを作ってサッチャーの真似をしたのですか? 回答お願いします!

  • 日本は夜警国家になりつつあるのではないか

    日本の経済政策の自民党時代からの流れを見ると、日本は夜警国家になり下がりつつあるのではないか。旧自民党の橋本元首相の規制緩和、小泉元首相の郵政改革民営化その他行政改革を説く新自由主義の経済政策が展開されてきた。そこには小さな国家、沈黙する単に夜回りするだけの国家を良しとする夜警国家の概念に支配されてきたのではないか。これによりバブル崩壊後の市場の失敗が回避されるという間違った妄想が蔓延ってしまっているのではないか。いまだに小泉進次郎を待望する輩が潜在しているのではないか?これではいつまでたっても直接規制と間接規制のバランスをとった適正な国家は求められるか?

  • 自民党は、小さな政府、緊縮財政、構造改革をやめてし

    自民党は小泉内閣下などで強力に推し進めた「小さな政府」推進、「緊縮財政」推進、「構造改革」推進 ってやめてしまったのですか? アベノミクスの政策を見ると、第一の矢第二の矢で「小さな政府」「緊縮財政」を完全否定しているし、第三の矢の「構造改革」による規制緩和政策も行われているようには見えません。せっかく郵政選挙時にふざけた反対勢力を自民党から追い出し浄化したのに。 日本はこのまま破綻を待つしかないのでしょうか?