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アンドロゲンとアナボリックホルモン

hisajpの回答

  • hisajp
  • ベストアンサー率60% (347/574)
回答No.6

 pete_7 さん、こんにちわ。  ホルモンは分泌するだけで働くものでなく、その受容体の合成が活性化されているかが同様に大事です。  その放出と受容体の合成を計画通りに発現させられるかを決めるのがトレーニングプロトコルです。  普通の人は、放出には関心が有るかもしれませんが、レセプターまできちんと考えていないような気がします。  例えば加圧トレーニングなどでは、成長ホルモンが放出されますがそれは同時に肝臓での IGF-I (インスリン様成長因子)の分泌を促します。  また IGF-I は強度に活動した筋肉中でも自己分泌し、自らの筋そのものに作用すると考えられます。  しかし成長ホルモンだけだと、カタボリック要素も考えられる訳です。  これらからするに、IGF-I を出すのはとりあえずなんでも OK としても、相反する(かもしれない)成長ホルモンと IGF-I をどうバランスを取るか、また筋中で直接的に働く IGF-I を自己放出させるには、結局強度なトレーニングをすべきではないかとなる訳です。  このように相反する要素というのは何にでも常に存在するものです。  また肥大だけに限らず、トレーニングの疲れを取るにはどうすれば良いかなどは、毎日行うプロの選手では考え方も変わってきます。  また、成長ホルモンだけが特出して言われますが、それ以外にも色々有ります。  もっと単純にインスリンによる細胞への取り込みが言われてもよいものですが、どこかでだれかが 「痩せるにはインスリンは敵」 みたいな事をいったのに尾ひれがついて、それがすべての様に捉えている人もたくさんいる訳です。  それだから筋肥大するときもなぜか「インスリンはいけない」みたいな誤った考え方が植え付いてしまったのかもしれません。  この様に成長ホルモンだけを信じている人も居れば、インスリンはすべての敵みたいに考えている人もいるわけで、そんなふうに単一面だけで捉えると、あれが良いこれがダメだ、と分からなくなってきます。  そう言うホルモンは同じような重要性でたくさん有ると思われ、またいつ新しいのが発見されるかも分かりません。そのくらい発展の可能性の残されている分野です。  運動やトレーニングとは、いくつもある方法の中でどれがベストかを組み合わせるのかが仕事であって、「これだからあれ」というほど私は簡単には言えない気がします。  10 の種類が有るとして、それを単純に 10 * 10 とすると 100 通りあって、そのうち 10 くらいが理論的に妥当で、そのうちある程度ベストと考えられるのが 3 つ位が浮かび上がるような感じでしょうか。  それを時間軸と組み合わせたりするとほぼ無限大です。  とはいえ通常の健康運動であればそんなにどうでもいいと思います。  そこまで言うのなら日常生活そのものをもっと運動にベストな形に向けないとならないはずですが、仕事のストレスは有るし、酒は呑むし、夜更かしはするわ、ってのが実際の人間でしょう。  だからこそなにか手っ取り早く都合の良い方法は無いのかと探るのもあるのかもしれません。  また、逆説的に言うと自分の計画通りになれば何でも良いんであって、知っている方法が1つしかなくても、それで予定通りに予定の期間で仕上がっていれば、それで良いのです。  漠然としたところですが、このような安易な Q & A でどこまで書けるかと言うと、同じように単一面だけでの誤った見解だけをとなる可能性があるので、「きちんと勉強してください」としか言いようが無いです。  またここで時間をかけて説明させていただいても、やがて時間が経つと過去の頁になり埋もれるでしょうから、それであれば自分の web に時間のあるときに書いて整理した方が良さそうな気もしていて、近頃こっちはご無沙汰している状態です。  ご自身の将来を信じて挑戦してください。  

pete_7
質問者

お礼

hisajpさんの過去ログからも色々勉強させていただきました。 ご回答いただき感謝です。 色んな方向からこの疑問を見れる程の知識がないので、単一面だけの誤った見解という部分は自分でも感じるところです。 正直今は新しい事に囲まれて借りてきた猫のようになっております。 今ある疑問を整理しつつ、近いうちに掲示板の方にお邪魔させていただくと思います。その時はまたよろしくお願いしますm(_ _)m

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