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完全導体の誘電率

nubouの回答

  • nubou
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回答No.5

電磁気の成り立ち 電荷なるものの存在を認める 電荷に働くローレンツの力によってEとBを定義する EとBの間にはいつでもどこでも「真空中の」マックスウェルの方程式が成立する マックウェルにおいて形式的にDとHが存在するがそれは実験式待遇の巨視的近似の「非真空中の」マックスウェルと整合性を取るために存在している 従って真の基本法則である「真空中の」マックスウェルの方程式はE=D/ε0とB=H・μ0で書きかえるべきなのです 「真空中の」の修飾子を誤解しては行けない この方程式は媒体中であろうがなかろうがいつでもどこでも成立する基本運法則である 「真空中の」のマックスウェルの方程式を媒体中で解こうとすると材料のさまざまの性質が必要になりニュートンの第2第3法則(+万有引力)とともに作られる方程式も膨大な数になり大変である そこで簡単に材料をモデル化してDとHが定義されたのである DとHを使う「媒体中の」マックスウェルはオームの法則同様実験式待遇を受けるべきものである 基本法則である「真空中の」マックスウェルの方程式においては 真電荷と分極電荷の区別はなく 伝導電流と分極電流、誘導電流の区別はない それらを区別することによって近似(実験)式である「媒体中の」マックスウェルの方程式は作られた 「媒体中の」マックスウェルの方程式は材料がμとεの2つのパラメータで材料を規定できるので現実問題を解くのには便利であるが あくまでも実験式の「ぶんざい」である

h3weier
質問者

補足

ご回答再々有難う御座います。 >真電荷と分極電荷の区別はなく   は理解できるのですが、 >伝導電流と分極電流、誘導電流の区別はない   としたら、変位電流∂D/∂tはどういう扱いになるのでしょうか?   これも、便宜的概念なのでしょうか。   本題からずれてしまいそうですが、すみません。

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