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鉄道の維持がなぜそんなに難しい

nozomi500の回答

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  • nozomi500
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回答No.5

昔、「せまい日本そんなにいそいでどこへ行く」という交通標語がありました。 貨物輸送についていうと、「そんなにいそいで」トラック配送しているのは日本ぐらいじゃないでしょうか。コンビニなど、同じ商品(とくに食品)を分きざみで配送しています。 工場でも「かんばん方式」で下請けからの納入を時間刻みで行って在庫を減らしています。土地代が高いのもあるんでしょう。 鉄道で大量輸送するメリットも大きいので、さいきんはトラックから鉄道にシフトしている企業も聞きますが、パーツの納品はトラックでしょう。 乗客も、「つぎの列車まで1時間」を待てない。定時で仕事をぴたっと止めて駅につけばいいけど、10分仕事がのびたら1時間、では、マイカーにシフトするのもしかたない。 鉄道軌道の幅を考えれば、高速道路に比べたら土地はずいぶん少なくてすみます。 一般道よりも狭くてすむ。 #2「借金」のことですが、 旧国鉄の赤字も、「営業赤字」自体はそれほど大きなものでなく、都市部のもうけで田舎をカバーするような状況でしたが、建設費の借金金利を運賃で返そうという無理が累積してサラ金状態になっていました。(旧満州鉄道の年金負担とか国策のものもある) たしか、70年代には「旅客部門」だけなら「黒字」でした。東北新幹線や青函トンネル瀬戸大橋など、莫大でしたからね。 いま、高速道路が同じように建設借金で苦しんでいるけど、造る時には平気だったんですね。

ivallo
質問者

お礼

そうですね。確かに日本の貨物輸送の大半はトラックが占めています。中央アメリカに工場見学に行ったときは線路が工場の中まで引かれていて、日本の何倍もあるような貨物車両が止まっていました。荷物の積み下ろしとかはないんですよ。蛇口をひねれば、粒状になった原材料がざらざらと流れてくる。その時は、これでは日本の競合会社は勝てないな、と思ったのでした。 さて、日本ではJR貨物が四苦八苦しているように、貨物輸送はどんどん消えていっていますが、と言うことは、日本で鉄道が保護されていないのは、貨物輸送によるメリットがさほどないからでしょうか? 確かに、産業が発展するのであれば鉄道誘致も考えられますよね。 内陸部ほど貨物輸送のメリットが多いというのに信越本線(特に横川・軽井沢間)が廃止されるようでは貨物輸送による産業振興を考えていないんでしょうね。

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