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バートバカラックのようなハイハット

60年代から70年代あたりのポップスのドラムはサスティンが短い(ディケイが早い?)のが多いと思うのですが、 例えばハイハットは、『ジッ』ではなく『チッ』 スネアは『バン』ではなく『パッ』 バスドラは『ドン』ではなく『ボッ』 と聞こえます。 これはマイキングの仕方でしょうか? 当時の機材は音を減衰しやすかったのでしょうか? コンプレッサーのかけかたの違いでしょうか? コンプのかけかたでしたら、どのようにしたらタイトな音になりますか? ゲートとは違うと思うのですが。

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noname#130062
noname#130062
回答No.1

私個人の主観なのでハズレもあると思いますのでご容赦ください。 減衰が早いのは当時の音作りの傾向が一番影響していると思います。 端的にはミュートがベタベタだったり、フロントヘッドやボトムヘッドを外していたり、というような要素です。 次はドラムセットの造りが違うことやヘッドといえばコーテッドが殆どだったことではないでしょうか。 その次はスタジオの造りや録音技術&録音機材の違いでしょうか。 スネアに関しては入門モデルなど比較的チープな造りのものが当時の雰囲気を出すために録音の現場で使われる例があります。 バスドラは調整で何とかなるかも知れませんが、やはり安価なペダルを使うとよりらしくなるのではないでしょうか。 シンバルに関しては当時の音の再現をテーマにしたアーマンド・シリーズがジルジャンから出ています。欲を言うとスタンド類もヤワで細いものが向くと思われます。 当時に比べると使うスティックの太さが現在では太くなっている傾向がありますので13~14mmで砲弾型のチップのモデルが再現には向いていると思います。 DAWの打ち込みだと当時の音っぽい音色が用意されているドラム音源もあります。 それらを「現在の音」になっているデジタル音源に対してEQやコンプを使って再現できる方法は私レベルだと思い浮かびません。 それなりに昔の話になりますが、某ベテラン歌手さんがリリースされた曲が60年代の音をよく再現していて一部の関係者の話題になったことがあり、タネ明かしすると「当時のトラックが残っていたので利用した」のだそうですからプロにとっても当時の音の再現は苦労するものと思われます。

taikutsu9
質問者

お礼

観念的な質問内容で恐縮ですが、大変参考になりました。 サンプラーなどではディケイを早く、サスティン(スロープ)を低くすると比較的近い音になります。音が小さくなりますが。 ただやはりworkinさんのおっしゃる通り、当時の音は、演奏方法と楽器の種類で決まっているような気がします。 あとは、アンサンブルを考えてるのかなと、、、 今は音圧がある方が好まれる傾向があると思われますが、 当時はバランスのために意識的にデッドな音作りをしていたのかなとも 思いました。 チープな楽器を使用するというのは思いつきませんでした! ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • kenta58e2
  • ベストアンサー率74% (2483/3311)
回答No.2

実際にやるのは難しい…思い通りに近い音にするのに、すごく骨が折れる…やり方の、それもあくまでも一例ですが、 >例えばハイハットは、『ジッ』ではなく『チッ』 ハットは、できるだけ小径肉厚のもの(早い話が鍋蓋音の安物)を使って、マイクはできればコンデンサに限る。 少しオフマイク目に構えて、その手のハットの「カンコンカンコン」という情けない音を、「キンキンキンキン」と高域主体の音だけ拾うよう、録音時にEQ掛け取り。 録ってから、コンプというよりはエキスパンダ/ゲート的に、アタック長めで余韻がスパッと切れてしまう設定にする。 DAWでソフトエフェクト掛けるなら、「コンパンダ」があれば便利だが、EQ(音質微調整)→ゲート(アタックよりは余韻を切る)→コンプ(アタック感を残してレベルを丸める)→リバーブ(薄く掛けて、余韻がバッサリ切られる不自然さを多少緩和)という方法も。 今風の、「ジーっ」と高い余韻が伸びるタイプのハットでは、仕方ないのでガムテープ等でミュートして、やや鍋蓋気味に「チンチン」した音としてみるのも手。 ただ、「枯れた感じ」にまとめるのは、もの凄く難しい。 >スネアは『バン』ではなく『パッ』 チューニング的にまずくない範囲で、裏ヘッドを緩めに、表ヘッドもミュート気味にして、マイクは裏から録る(表裏2本録りもあり)。 スナッピーの音がばらつかないように、裏ヘッドの締めは均等に。 スナッピーも、音がばらつかない程度に緩めにできると吉。 基本的にはこもり気味の音になるので、これもEQで輪郭感が出る程度に低域カットを主体にして音色を調整。コンプも基本強めに。 最後にゲートリバーブを薄く掛けるとそれっぽくなる(掛けすぎに注意。加減が結構シビア)。 >バスドラは『ドン』ではなく『ボッ』 打面ヘッドは、今風よりやや張り気味に。張り気味にした高域の余韻は、ミュート材を多めにして押さえる。 マイクは、前ヘッド穴から完全に中に入ってしまうくらいにした方が、後から音を作りやすい。なので、完全に中に入って打面ヘッドを狙った段階で「ボン」という音になる程度には、打面ヘッドを張る事が重要。 このやり方だと、かなりダイナミックレンジが広く、それがかえってボン付いた扱いにくい音になりやすいので、大音量でも歪まない頑丈なマイクを使うとともに、コンプは掛け取りして、録音段階で音を丸めておく方が、後が楽。 …なんて方法は、私がよく使ってる方法論です。 もっとも、これが正解というものでもないので、あくまでお試し参考用として下さい。

taikutsu9
質問者

お礼

具体的な手法まで教えていただきありがとうございます^^ 60年代から現在まで現役のミュージシャンなどでも、 マーケットとの関連性や、 かえって好き好んで現代的にしている可能性もあるでしょうが、 当時と音がまるっきり違うこともよくありますよね。 意外とアーティストは無関心だったりするのでしょうか(笑) そもそも、エキスパンダやゲートって当時存在したのでしょうか? でも現在の環境で再現するとなると一つの手段にはなりそうです。 実際のところガムテープ(ミュート)とコンプが利きそうです。 60年初期のころは 大出力のギターアンプなどもなかったようですし、 今に比べて、ドラムの音量を抑える奏法や ミュートを多用していたかもしれません。 あとはマイクの数とかでしょうか? あまり機材に頼らずできる範囲で試行錯誤してみようと思います。 大変参考になりました。 ありがとうございました

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