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アボガドロ定数を出す際の誤差について…

こんにちは。 今回アボガドロ定数の概数を算出するために ステアリン酸の単分子膜を使った実験を行いました。 実験結果から面積を測り、計算をしたところ アボガドロ定数が文献値の6.0221415×10^23の2倍近い値となってしまい、まったく違う値となってしまいました。 とりあえず計算に間違いはないという前提で考えて、このような誤差が出る理由がまったくわかりません。。 なぜこの様な差が出たか詳しく教えて頂けませんか? また、ステアリン酸の分子式と分子構造についてお教えいただけないでしょうか?これは参考URLなどあればそれだけでもいいので… 何個もすいません。。 どうかよろしくお願い致します。

  • 化学
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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.2

岩波文庫にぺランの「原子」という本があります。 ぺランは1926年のノーベル物理学賞を受賞しています。 理科年表には「1908年、分子の実在性の証明」という記述があります。 アボガドロ数の測定は分子が実際に存在するという証明の決め手でした。この本の中ではいくつかの異なる方法で出したアボガドロ数の値が載っています。精度は□×10^23です。□は6です。有効数字で1桁です。当時の一流の研究者の出した値です。私もそうでしたが□の中は6.0ぐらいは求まっているだろうと思いますよね。当時は桁が合って6まで出たということだけですごいことだったのです。 ぺランは「異なる方法で求めた値がこれだけ一致するということは確かに分子が存在するということを示している」と書いています。 大きさも形も分からない(適当に仮定したはずです)ステアリン酸を使って 10^23 が出たということはすごいことですよ。 6.0221415という数字は100年後の値です。 膜の厚さはいくらになりましたか。 参考までに教えてください。

max-mt
質問者

お礼

ありがとうございます。 紹介していただいた本、読んでみます。 膜の厚さですが、おそらく求めてはいません。。 もう一つの質問も含めて詳しくありがとうございました。

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.1

誤差は実験方法、実験操作の両方に原因があるはずです。 >ステアリン酸の単分子膜を使った実験を行いました。 >実験結果から面積を測り、計算をしたところ とだけしか書かれてありませんので答えようがありません。 この実験の精度は多分 □×10^23の□がほぼ6というものです。10^23というとんでもなく大きな数字を求めること事が出来たというだけでもすごいことだということも出来ます。 ステアリン酸の物質量はどうやって求めていますか。 ステアリン酸の体積はどうやって求めましたか。 単分子膜はキレイに出来ていましたか。 膜に穴は開いていませんでしたか。 面積はどういう方法で求めましたか。 膜の厚さはいくらになりましたか。 ステアリン酸の形はどういうふうになっているとしましたか。 ・・・・ 操作を全て吟味してください。 2倍の違いなら上出来ということかもしれません。 膜の厚さが分かったということだけでもすごいことです。これも普通の物差しでは測定できない量です。 ステアリン酸、オレイン酸、・・・等の油脂の材料になっている高級脂肪酸は教科書に載っているはずです。油脂の単元です。 検索しても出てきます。

max-mt
質問者

お礼

早い返答誠にありがとうございます。 操作内容で書いて頂いたこと、再度吟味してみます。 10^23というとんでもなく大きな数字と言う事を考えたら、確かに2倍でもいい数字かもしれませんよね。 これだけの少ない情報でいろいろ御助言ありがとうございました。

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