• 締切済み

光速について

jamf0421の回答

  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.11

>A、B、C、3者のうちのすべての2者間(AとB、AとC、BとC)の同等性が >崩れることはないと思っていました。 最初の方で話をしていた限りではそれぞれが、等速直線運動をしています。それこそまっすぐとんでいます。それならどれかが優先することはありません。みんな同等です。 >この同等性が崩れる根拠がまだ十分には理解できませんが、各2者がお >互いの相対性以外に慣性系という基準に依存していることがその理由な >のでしょうか? 等速直線運動ならば、No8までで話が済んでいたつもりだったのです。 しかし、質問者さんがNo8の回答へのお礼の形で、皆が同時に会った場合の相互の時間の経ち方の矛盾を生じる可能性について質問されました。 そこでNo9の回答をいたしました。一つは各座標系の時間の経ち方の計算に若干誤解が生じているかもしれないので、まずそれについて説明いたしました。 もう一つは簡単に3者が同時に面会、というを書かれていましたが、そのことが慣性系を扱う特殊相対性理論の枠から外れる操作を含んでいることを理解していただく必要があるのでこれについて(大した学もないのに)無理して説明を書きました。 それまでBさんに対してAさんが(2/3)c, そのAさんに対してCさんが(2/3)c(この時Bさんに対しては(12/13)c)という等速直線運動をしている例、つまり慣性系の例を扱っていました。しかしこの限りにおいては、3人が一堂に会することは永遠にありえません。離れるだけです。また皆が落ち合って時計を比べるには、折り返して戻ってくることが必要です。そこで折り返すことで相互の座標系の同等性を壊す原因があることを説明したかったのです。 逆に折り返し運動に同等性を壊す原因がないのなら、相対速度をもつもの同士が、一方が動いている他方の時計は遅れている、と観測している、つまり互いに相手の時計が遅れていると観測するのですから、落ち合ってどちらか一方が遅れていたら変です。浦島効果などありえません。 さてBさんとAさんの場合だけ考えますと、AさんはBさんに対して(2/3)cの速度で離れ、また(2/3)cの速度で戻り(ここが重要でAさんは本当に折り返します。)、両方の時計を比較します。この時動いている時計はゆっくり進みますので、BさんからみてAさんの時計は√5/3倍遅く進みます。従ってBさんの時計でみて1秒遠ざかり、1秒で戻ってきたならば、Bさんの時計は2秒進みますが、Aさんはこれに対して2x√5/3秒(1.49秒)しか進んでいません。つまりAさんは少しですが年のとり方がすくない! しかし、互いに等速直線運動である限り、双方の座標は互いに同等な系ならば、(2/3)cは両者の相対速度に過ぎません。Aさんの方からみれば、Bさんが(2/3)cで1秒遠ざかり、(2/3)cで1秒で戻ってくるのではないか、という議論もできそうです。そうなると今度はBさんの時計がAさんの時計にくらべて遅れなければならないことになります。Aさんの時計の進みが遅かったというのはおかしいことになります。 ここで非同等性を生むのは、見た目でなく本当に折り返しをやったのがAさんだった場合を考察しているからです。この時Aさんは大きな加速度を感じる必要があります。(超々厳しい逆噴射急ブレーキと、超々厳しい戻り方向への大加速)Aさん見た目はBさんが折り返しをしたように見えますが、自分が感じている加速度から、折り返すのは自分と認識できます。BさんはAさんが折り返してくるのを観測してしますが、自分は加速度を感じないので、自分ではなくてAさんが折り返しをやっている、と理解します。ここでAさんとBさんの同等性は崩れるのです。 そして相互の時間の関係を特殊相対論の枠組みでの便宜的計算方法についてNo10に書いた次第です。(図を入れられなくて大変わかりにくくて申し訳ありませんが...)

rokujuuban
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ご説明よく分かりました。 随分、自分に認識不足のありましたこともよく分かりました。 私のもともとの質問が等速直線運動のみに関するものであったのも理解しましたが、ご説明を頂くなかで、やはり興味があり、且つよく分からないのが、非同等性を生む加速や折り返しというものの正体です。 >Aさん見た目はBさんが折り返しをしたように見えますが、自分が感じている加速度から、折り返すのは自分と認識できます。BさんはAさんが折り返してくるのを観測してしますが、自分は加速度を感じないので、自分ではなくてAさんが折り返しをやっている、と理解します。ここでAさんとBさんの同等性は崩れるのです。 人の感覚に依存しないと2物体間のどちらが加速しているかどうかは判断不能なのでしょうか?

関連するQ&A

  • 光速について

    アインシュタインの相対性理論によると 物体は光速すなわち秒速30万キロを超えて飛ぶ事は出来ないとしている。 なぜなら長さはゼロになり質量は無限大となるとしている。また宇宙では速度の概念が無くなるとも言っているが、この矛盾点を教えてください。

  • 亜光速弾はできないですよね?

    長谷川裕一のマンガの「マップス」に亜光速弾というのが出てきますが、これはおかしいと感じました。無理ですよね?(イデオンなどにも出てきたような・・・)。 亜光速弾とは、飛行船を亜光速にすることによって質量増大→巨大な重力を発生させて周りのものを吸い込み破壊するものです。 私は相対性理論はわからないのですが、亜光速ではF=mαが使えなくなるので「あたかも質量が増えたように振舞うだけ」と理解しています。 もし重力が発生するとすると、二つの石A,Bの相対速度が十分光速に近い速度の場合、Aから見たらBはブラックホールとして観測され、Bから見たらAがブラックホールとして観測される、などという変なことになってしまいます(さらに、別の観測者Cから見たら両方ともただの石ということもありえる)。相対的にブラックホールだ、なんて言葉は聞いたこともありません。 私としたら、「いくら何でも等速直線運動でブラックホールができたらまずいだろう?」(石に静止質量があるにしても、十分距離が離れていれば無視できるほどの重力でしょうから、等速直線運動と仮定できると思います)とは思うのですが、あたかも質量が増えたように振舞うだけだからといって、重力が発生しないとも言い切れないので困っています。 何しろ、特殊相対性理論も分かっていないのに、重力が絡むと一般相対性理論の世界になってしまうので、私の知識では太刀打ちできません。 どうなるのでしょうか? まさか縦重力と横重量が発生するなんてことにはならないでしょうね・・・。

  • 光速の50% + 光速の60% = ?

    光速の50%の速度で走る電車から光速の60%の速度で進行方向にボールを投げると、このボールはどんな速度になるのでしょうか? ・電車に乗っている人から見た場合 ボールは光速の60%で飛んでいく ・地上にいる人から見た場合 ボールが光速を超えることはできないので、光速で飛んでいく? しかし、質量を持った物体が光速を超えるのはもちろん光速に達することも出来ないので、そもそも電車からは光速の50%未満の速度のボールしか投げられない?

  • 光速同士の速度合成について。

    光速同士の速度合成について。 相対論的な速度の合成法則を使用すると、光速で運動する物体からその進行方向とは逆向きに発せられた光の速度は、静止している観測者にとって0となりますが、実際は光速で進みますよね? この場合、速度の合成則を使用してはいけないのでしょうか。

  • 光速に近い速度で動くと…

    速度が増すと周囲からすると質量が増えるんですよね? では物体にエネルギーを加え続けて光速に限りなく近づけた場合、周囲からするとその物体は質量が異常に大きくなってブラックホールのような存在になり、一方で物体から見ると周囲が光速に近くなっているので、互いにブラックホールのような存在になるのでしょうか? つまり光速に近い速度を得たとしても周囲に何か物体がある度にブラックホールに吸い寄せられるように、グニャグニャと進行してしまうのでしょうか?

  • このとき光速超えますか?

    当方、学問などの知識が全くない素人です、 質問としては邪道だと思いアンケートという形で投稿させていただきます。  限りない距離から自由落下したとき  相対性理論では落下物が光子を超える質量を持つとき、  光速を超えないと見たのですが 疑問 もろもろの条件を見ていると、光速を超えないとは思えません。(直感です) 上記の疑問に答えてほしいのですが 条件として明確にしておくことが二つか三つあります (1)相対性理論を絶対としたとき (2)物理条件として、距離および重力原の最大値の制限は無い (3)被験者と観察者のどちらの速度も考察する このとき、観測者は被験者を重力圏突き飛ばし、その様子をじっくり見守るとしたら。 観測者から見た一秒において、被験者の速度が光速を超えないとしても 被験者が持つ時間単位の中では、一秒間で最大いくつの距離まで進むのでしょうか? 素人考えなのですが、 被験者の誰かは光速を超えることが「できる」か「できない」かが疑問です。 高校レベルでお勧めの参考書などありましたら、ついでに書いてくださると幸いです。

  • 相対速度式について

    すれ違いの相対速度を求める式は厳密に表すと、 相対速度V、すれ違う物体の速度をそれぞれv↓a,v↓b 、光速をcとして、 V=(v↓a+v↓b)/1+((v↓a・v↓b)/c^2) となるらしく、 相対性理論の話が関わっていそう なのですがどのような理由で上式が立つのでしょうか? また、並走する場合の式はどのようになるのでしょうか?

  • 光速について

    上記件について詳しく知らないため教えていただきたく質問します。 質量を持った物体は光速(30万km/sec)を決して超えることができないとされていますが、 例えば速度20万km/secの無限に長い電車があって、その中を同じく速度20万km/secの短い電車が走ったとすると、 無限に長い電車の外から見た人にとっては短い電車の速度が光速を超えて見えると思うのですが、 このような実験をすることは理論的に可能でしょうか? そしてその実験をした場合、結果がどうなるか論じられているのでしょうか? もちろん電車が20万km/sec出ないことは承知しています。 分かり易く説明いただければありがたいです。

  • 光速度不変の法則の疑問

    光速度不変の法則は、よく平行して移動する場合の例を見ますが、すれ違う場合などはどうなんでしょうか? 例えば、光は秒速30万kmと言います。 A点、B点間は60万km離れていて中間点にC点があるとします。 A点から物体aが、B点から物体bがC点に向かって光の速度で移動した場合1秒でそれぞれC点に到達すると思います。 疑問1) 物体aから見たbの速度は?(60万km離れた物体が1秒でCで合流)(光速に近づくと時間の進みが遅くなる。光速では時間が止まる?) 疑問2) 物体a、物体bの移動をC点で静止している観測者cが見た場合、a、bは互いに何kmで接近しているように見えるか。(a、bそれぞれ30万kmでCに接近。cは60万kmで衝突するように見えるのか?) 疑問3) 速度不変であるならば、a、bが衝突した場合、C点で静止している物体に衝突するのと同じか? 以上、移動速度と時間を考慮すると、どのように解釈して良いのか教えてください。

  • この説明は合ってますか?(超光速だと過去へ行ける)

    専門的な説明をすると難しくなりますが、簡単に言うと、 「光速の壁は存在するが、速度無限大の壁は存在しない」  ということなんです。  速度無限大というのは、出発と同時に到着するということですよね。ところが相対論 では「同時の相対性」というものがあって、絶対的な同時というものは存在しません。 ある人にとってはAとBが同時に起きているけど、別の観測者にとってはAがBより先 に起きており、また別の観測者にはBがAより先に起きている。  つまり超光速宇宙船が出発と同時に目的地に到着しても、ある観測者からは出発時刻 より前に到着したことになる。つまり過去にタイムトラベルしたことになるわけです。 これは速度が無限大を超えてマイナスになったとも言えます。  速度がマイナスというのは、経過時間がマイナス、つまり出発より前に到着するとい うことです。  速度無限大に達するには無限大のエネルギーが必要なように思いますが、実は違いま す。無限大のエネルギーが必要なのは光速の壁を超える場合で、超光速では加速するほ ど運動エネルギーは減少します。  つまり、いったん光速の壁を超えてしまえば、速度はさらに無限大以上にまで上げら れ、マイナスにすることも可能になるのです。つまり超光速宇宙船はタイムマシンにも なるということです。