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光速について

jamf0421の回答

  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.8

>「A地点に座標系を定めての観測であれば、起こり得る」 >ということでよいでしょうか? > >あるいは、「A地点の座標系からみて物体Bと物体Cが○○km離れている」 >という表現自体が、相対性理論からみれば破綻しているのでしょうか? 距離が測れないということはありません。まず、A地点を基準の静止系とします。Aの両サイドに時計(時間を合わせる方法はすでにかきました。)を持ったひとが、それぞれ20万kmならんでいれば、どちらの側でも1秒後に20万キロの位置の人がBあるいはCを観測できるはずです。 一方離れていくもの同士(B、Cとします。)の関係は、例えばBからみればAが飛行機でCが飛行機から発射されるミサイルの例と同じです。この場合はまえに書いた微分の変換形を普通の形で(かどうかよく知りませんが)書いて座標変換を調べれば分かります。空間座標と時間が入り混じってしまいます。 x'=(x-vt)/{1-(v/x)^2}^0.5 t'={t-((v/c)^2 )x}/{1-(v/c)^2} ですが、Bがx, tの値、Bに対して動いているAでの値がx', t'です。 ここでAでのCの観測値がx'=20(万km)、t'=1(sec)というわけです。これをAが20万km/secで動いているとするBからみたらどうなるでしょうか? {1-(v/c)^2}^0.5=γ と略記してxとtについて解けば、 x=(x'+vt')/γ t={t'+(v/c^2)x'}/γ となります。 v/c=2/3として計算します。x'=20(万km), t'=1(sec), v=20(万km/sec)を代入すると、Aという座標系で観測して20万kmを1 secで行ったものが、Bの座標系で観測すると53万km離れたところまで1.938 secで行ったということになります。これは27万7千km/secにあたり光速30万km/secを超えていません。(計算に間違いないかチェックしてご覧になって下さい。)

rokujuuban
質問者

お礼

おかげさまでだいぶ理解が深まってきました。 すみません。もうひとつだけ、疑問があるのですが、 >Aという座標系で観測して20万kmを1 secで行ったものが、Bの座標系で観測すると53万km離れたところまで1.938 secで行ったということになります。 これは、よくSFででてくる、ウラシマ効果ということの根拠だと思うんですが、A地点(Aさん)からみた1秒後の位置関係にお互いが至るまでの時間は、 AさんからみてBさんに対して1秒後 AさんからみてCさんに対して1秒後 BさんからみてAさんに対して1秒後 BさんからみてCさんに対して1.938秒後 CさんからみてAさんに対して1秒後 CさんからみてBさんに対して1.938秒後 ということになると思うんですが、仮に1秒を10年に換算した場合、後に3者が同時に対面したとき、肉体年齢40歳のはずのCさんが、Aさんに大してはやはり40歳だが、Bさんに対しては59歳、という変なことにはならないのでしょうか?

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