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有機化合物の分離

エタノール、不飽和アルコール、ジカルボン酸から不飽和アルコールを単離する方法についての問題です。 まず、分液漏斗にジエチルエーテルを加えて振ると、エタノールと不飽和アルコールはエーテル層に抽出されるところまでは、分かるんですが、 その後、エーテル層を取り出して、温水に浸してジエチルエーテルとエタノールを留去すれば不飽和アルコールが単離されるらしいんです。 温水に浸すというのは、どういう性質を根拠にしているのかよくわからないので教えてください。 不飽和アルコールとエタノールの融点の違いなんでしょうか?

  • 化学
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noname#62864
noname#62864
回答No.2

曖昧すぎますね。単に不飽和アルコールとかジカルボン酸と言われても物質が特定できない以上、それで分離が可能かどうかわかりませんね。 そもそも、ジカルボン酸の中で、その操作ですっきり水層に移ってしまうものはむしろ少数です。 ジエチルエーテルとエタノールを留去するのに温水を使ったのは、それらの物質の沸点が比較的低いことを利用したものでしょう。もう一つはそれら(特にジエチルエーテル)が引火しやすいので、火の使用を避けるために温水と言うことなんでしょう。しかし、火を使わない加熱の方法は他にもありますし、いくら火がないからと言って、エーテルを全て蒸発させてしまうのも乱暴ですね。もちろんその量によりますけど。それと、エタノールの沸点は78℃ですので、「温水」で留去するのは難しいでしょうね。もちろんどれだけの時間をかけるかによるでしょうけど。 もう一つツッコミを入れときますと、78℃を超えれば「温水」じゃなくて「熱湯」だろうと言う気もします。

okwave2007
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 問題文で特定の物質が書いてなかったのですいません。 温水でってところがすごく気になってしまったんですよね。 たぶん、沸点が比較的低いことを利用したんですね。 ジエチルエーテルの引火については全く気が付きませんでした。 勉強になります。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • TEOS
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回答No.3

減圧蒸留で、フラスコにビグリュー管等を接続して、湯浴の温度差で 分離してみれば、ある程度分離出来るのでは?? それぞれの物質の沸点は認識してますか? それが判らないと、99%以上の純度は無理だよ。 GCで測定してね。 装置の組み方ぐらい、ご理解してますよね。 器具有りますよね。? 判らないなら又質問ください。 参考までに、知識度も知りたいので、高校生か大学生とか教えて。 蒸留に使う器具 何を持っているか教えて。 私は、蒸留、分離は仕事ですのでアドバイス出来ると思う。 エタノール系のスタートの反応物の精留分離してますから。 私のハンドルネームの物質は何かご存知ですか? 検索すれば、物質名出てくるけど・・・・

okwave2007
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 大学生ですが、専門は全く違うので化学系の実験などはほとんどしたことはないんです。 またわからないことがあったら質問させていただきます。 ありがとうございました。

  • p_zew
  • ベストアンサー率58% (7/12)
回答No.1

融点? 沸点の違いじゃないですか? 系を温めて、エーテルとエタノールを飛ばして(揮発させて) 残るのが、不飽和アルコールだと思うのですが・・・・。 微妙に自信がなくて申し訳ありません。

okwave2007
質問者

補足

回答ありがとうございます。 沸点ですね…すいません。 多分それでいいんですよね?

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