環境問題と公害の相違点

質問

レポートで環境問題と公害の相違点を明確に記さなければいけないのですが、調べてみても、具体的な相違点を見つけることができずにこまっています。誰か教えてください。

回答No.10

gon1234

ナンセンスな問題ですね。言葉の違いを勉強させる教授の意図がわかりません。

公害は産業公害にはじまり都市公害（都市問題）へと変化していきました。
加害者が企業・行政・一般市民のどれであろうと公害です。

環境問題となるとあえて言えば、人体に直接影響の出るような問題ではなく、地球存続という問題を含んだものといえるのではないでしょうか？

回答No.9

kenchin

お題は「環境問題、公害、地球環境問題の三つの用語の相違点を書け」ということなんですが、これは非常に難解だと思うんです。

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で、どこから解きほぐすか....。
まずは、各々の定義を無理矢理つけてみましょうか。

「環境問題」については、立花隆氏の「生態系において生起する、一生物種である人間の、人間を主体としてとらえた環境が人間の生存に影響を及ぼす直接的・間接的な障害現象」という解釈が、ある側面から正鵠を射ているのではないかと思います。

　※：生態系
　　　　生物の群集とそれらの環境とを併せた体系
　　　　多種多様な生物種とそれをとりまく水、大
　　　　気、土壌など、生物以外の要素のまとまり

次に「公害」の定義ですが、これは法律等で定義されています。
たとえば、我が国の環境基本法によれば、「環境の保全上の支障のうち、事業活動その他の人の活動に伴って生ずる相当範囲にわたる大気汚染・水質汚濁・騒音・振動・地盤沈下及び悪臭によって、『人の健康又は生活環境に係る被害を』生ずること。」となっていますし、欧米の法的定義も、まぁ大同小異ですね。

　※：生活環境には「人の生活に密接な関係のある
　　　財産並びに人の生活に密接な関係のある動植
　　　物及びその生育環境を含む」としています。

残るは「地球環境問題」で、これは環境ISOの「目的」が解りやすいと思うのですが、「従来の工場内の公害問題や工場周辺、地域住民をも取り込んだ地域の公害問題から、オゾン層破壊、酸性雨、森林破壊、地球温暖化に代表される『国境を越えた地球規模』の環境問題」とされていますね。

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これらの定義は、それなりに納得性があるというか、世間に通用する定義であるわけですが、それぞれをよ～く見てみると「なんや、一つ物を違う言い方してるだけやんか」って感覚に陥ると思うんですね。

で、お題に対してはここから先が味噌になると思いますが、レポートと言うことですので、ここからはご自分で考えてみてください。

私の浅知恵で解釈したとして、

１．発生させている根本要因は？
２．問題となり始めた時期
３．発生地域と被害範囲は？
　　　相似な代表的間で比較すると解りやすいで
　　　しょうね。
　　　例えば四日市喘息とドイツの酸性雨や、先に
　　　kawakawaさんがあげてくれた各地域の農業
　　　とか。
４．解決の取り組みは？
　　　誰が（団体・国家等々）、どのような枠組みで
５．それぞれがどのように影響しあっているか？
　　　代表例相互の因果でいいでしょう。

なんて風に解いてみると、各々の相違と同一性と因果が、少し解りやすくなってくる様に思います。

回答No.8

kgu-2

環境=自然環境と考えがちですが、環境には、自然環境以外に、社会環境や経済環境も重要です。それに、これらは自然環境とも関連しています。例えば、公害は経済環境に依存し、発展途上国では工業化が進んでいないのであまり問題ではなく(公害の輸出、というのはありますが)、中心国では大問題で(中国や昭和30年代の日本)、先進国になると解消されます。

　公害の定義が問題ですが、私は公害を私企業が起こす私害、皆で起こす民害に分けます。前者は、防止可能ですが、後者は防止が困難だからです。しかし、公害は、自然環境の悪化と定義すれば、環境の一部と考えられます。

　地球環境、ということですが、この言葉でまっ先に思い浮かぶのは、地球の温暖化です。この原因は、CO2の増加なので、自然環境の悪化、すなわち、公害と考えがちです。しかし、本質は、経済問題なのです。すなわち、アフリカのような発展途上国の人の100倍のエネルギーを先進国の国民は消費しています。エネルギーの大部分は、石油を燃やすわけですから、当然CO2の発生は避けられません。

　公害を自然環境の悪化・破壊と考えるより、経済環境と結び付けた方が原因が分かりやすくなると考えています。

お礼

遅い時間に為になるご回答ありがとうございます。とてもていねいなご説明なので、わかりやすかったです。

回答No.7

TESSER

公害における加害者は(必ず)行政か企業です。
公害における被害者は、一般市民です。
これは、水俣病やイタイイタイ病の例を見れば明らかです。

(世間で言う所の)環境問題の加害者は、一般市民です。
そして、環境問題の被害者もまた一般市民です。
これは、琵琶湖の汚染問題や東京の大気汚染訴訟などもこのような構図になっているはずです。

つまり、公害は原因となった企業の活動を停止させるなどすれば、問題は収束に向かいます。しかし、環境問題は個々人が自分の利益に従って行動している(「共有牧草地の悲劇」というものです)ために起きる問題です。

お礼

ありがとうございます。とても詳しいご説明で助かります。ぜひ、参考にさせていただきます。

回答No.6

shota_TK

まず、地球環境問題についてです。
これは具体的に９つのテーマに絞られています。すなわち、
(1)地球温暖化、(2)オゾン層の破壊、(3)大気汚染、(4)海洋汚染、(5)熱帯雨林の減少、(6)砂漠化、(7)種の絶滅、(8)（忘れました）、(9)有害廃棄物の越境移動
の９個です。
環境問題というのは、あらゆることを網羅すると思います。
リサイクルも含みますよね。

公害というのは工業あるいは工業製品が出してしまった人間への
悪影響のことですね。

お礼

ありがとうございます。（８）は、途上国の環境・公害問題ですか？？分かり易いお答え、本当に助かります

回答No.5

shift

『公害』というのは「環境基本法」で定義されている法律用語です。

環境基本法では、、第２条の第３項ですが、、

『公害』とは、環境の保全上の支障のうち、事業活動その他の人の活動に伴って生ずる相当範囲にわたる、
１　大気の汚染
２　水質の汚濁
３　土壌の汚染
４　騒音
５　振動
６　地盤沈下
７　悪臭
によって、人の健康＆生活環境に被害が生ずること。

と定義されてます。

よって、１さんのいうように環境問題というおおきなカテゴリーの中に公害がふくまれるのですが、環境問題のうち上記１～７に該当するのが『公害』であるといえます。

お礼

ありがとうございます。とても分かり易い説明で助かります。明日までのレポートなので、今からまた頑張って仕上げようと思います。

回答No.4

Singollo

環境問題のうち、住民や公共物に直接害をもたらすものが公害ではないでしょうか
これに対し、例えば地球温暖化などは、温暖化ガスそのものが住民や公共物に害をもたらすわけではありませんので、環境問題ではあっても、公害とは呼びにくいと思います

お礼

ありがとうございます。環境問題として、騒音・振動、水質汚濁などがあると本にかいてあったのですが、公害の説明にも同じ問題があげられていました。なかなか、これが違うと一概に言えないので悩みますが、singolloさんの意見を参考にさせていただいて、頑張りたいと思います。

回答No.3

kawakawa

では，ヒントを。
目の前に広がる一面ののどかな田園風景。
これは公害ではないですよネ。
でも，自然環境という視点から考えると，なんとも壮大な自然破壊行為の結果なんですネ。
人の生活に対して，或いは，健康などに対してプラスになることであっても環境問題となることは沢山あります。
先の農業はほんの一例です。
以上kawakawaでした

お礼

どうもありがとうございます。ちょっと脳みそが足りない私にとっては、kawakawaさんのヒントが少し難しく、膨らませて考えることが出来ないのですが、頑張って考えてみようと思います。

回答No.2

noname#3491

こんにちは
ぼくの考えを述べさせてもらいます。環境問題というのは、人間が、発展のため地球に及ぼす悪影響、そして、公害は、人間が、発展の為、他の人間に及ぼす悪影響ですかね。あとは、自分でうまくまとめてみてくださいな。本当は、「他の人間」という風に区別はしたくないのですが、この場合はわかりやすくするためです。

お礼

ありがとうございます。定義をしらべても、いまいち分からなくて、今悪戦苦闘しているところです。newggiさんの意見を参考にさせていただき、がんばってみようと思います。

回答No.1

itinerari

私の考えですが、環境問題というおおきなカテゴリーの中に公害というのがあるのだと思います。
よって相違点は見つけることができないことは当然です。

お礼

素早いご回答ありがとうございます。このレポートの課題として詳しく説明しますと、『環境問題』、『公害』、『地球環境問題』の三つの用語の相違点を書けというものなのですが、やはり相違点を見つけるのは不可能でしょうか？