• ベストアンサー

LEDの発光色について

こんにちは。 ぜひ知りたいので質問させてください。 LEDには青色とか白色とかたくさん種類がありますよね。 でも多く見かけるのはひとつのLEDで単色発光のものです。 前にひとつのLEDで七色発光できるような複数の色の光を出せるのがあったような記憶があるんです。 これってどういう構造になっているのでしょうか? 調べても単色LEDのことは出てきますが、複数の色を出せるLEDのことは分かりませんでした。友達とも話したんですが、確かにあるのはあるみたいなんですがそれがどういう訳で複数の光を出せるのか、なぜ違う波長(色)の光を放つことが出来るのか知りたいんです。 分かる方いましたらぜひ教えてください。

  • 科学
  • 回答数4
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.2

人間が感じるほとんどの色は、赤と緑と青の3つの色を混ぜ合わせることで作り出すことができます。多色発光のLEDの中には、赤と緑と青色光だけ出せるLEDが1個ずつ入っていて、それぞれのLEDの発光強度を調整することでいろいろな色を出せるようにしてあります。液晶テレビの画素も、近くで見ると、この3つの色のマス目でできています。 なぜ3つの色だけでいろいろな色を作れるのかというのは説明しにくいのですが、何色と何色を混ぜるとどんな色になるのかというのは、色度図(しきどず)というものを使えば分かります。参考URLにある図形がそれです。色のついた馬蹄形(左に傾いた∩の形)の内部の位置で(x-y座標で)全ての色が表わせます。右端が赤色、上端(∩の頂点)が緑色、左下が青色になります。∩の中心位置が白色で、中心に近いほど白っぽい色になります。∩の内部でなく曲線上のところの色は、レーザ光などの単色光に相当します。単色光は1つの波長でしか光っていないので、色純度の良い(鮮やか)色になります。線上のところのに数字が書いてありますが、それが単色光の波長を表わしています。 2つの色を混ぜたときの色は、2つの色の位置を結んだ線分上の色になります。同じ明るさの色を混ぜ合わせたとき、その線分の中点の色になるわけではないのですが、2つの色の混合比率を連続的に変えると、その線分上のどんな色でも作ることができます(線分の外側の色は作れません)。ですから、赤色と緑色を混ぜると、その間にあるオレンジ色、黄色、黄緑色を作ることができます。黄色と青色をうまく混ぜると白色を作ることができます(市販の白色LEDはこの原理で、青色LEDと黄色の蛍光体の2色で白色を作っています)。赤と青を混ぜると紫色作ることができますが、実は紫色というのは1つのLED(単色光)では作れない色です(∩の底辺には波長の数字が書かれていないのはこのため)。 3つの色を混ぜたときの色は、3つの色の位置を頂点とする三角形とその内部の色になります。ですから、3つの色の位置を∩の右端と上端と左下端の色(赤・緑・青)にすれば、三角形の範囲が最も大きくなるので、作り出すことのできる色の範囲を最も広くすることができます。したがってカラーTVの画素はこの位置にある色を色の素(3原色)としています。この三角形の頂点が∩の中心に近いほど(個々の光源の色純度が悪いほど)、3色で作れる色の範囲が狭くなります(鮮やかな色は作れない)。3色で作ることのできる色は三角形の範囲内だけなので、その外側の色は3色だけでは作ることはできません。三角形だと、頂点の位置をどこにしても、∩の内部を全て覆い尽くすことはできません。三角形外部の色は3色だけでは作れない色です。 ∩は曲線なので、その内部の色をできるだけ多く作ろうとすると、三角形でなく多角形にする必要があります(4色以上のLEDが必要)。しかも、その頂点は∩の曲線上になければなりません。LED光は発光波長に幅があるで、∩の曲線上ではなく、少し内側の色になります(∩の曲線上の色はレーザ光です)。液晶TVの画素の3原色(白色色にカラーフィルタを通して作っている)も幅があるのでLEDと同様、∩の曲線から少し内側の色になります。しかし、現実にはこの3色で作れる色の範囲で充分なので、フルカラーディスプレイの画素は3色になっています。

参考URL:
http://www.seiwa.co.jp/dbps_data/_material_/top/OPT/html/Diagram/_res/200803_P2.pdf
yuichim6
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 色度図の説明すごく分かりやすかったです。 また知識が増えました。

その他の回答 (3)

  • Massy57
  • ベストアンサー率39% (242/615)
回答No.4

皆様が回答されているように、ひとつのLEDで七色を発光させるには一つのパッケージ内に、RGBを発光させる3LEDがパッケージされているだけです 現在のLEDがパッケージは発光層の組成が定まると、発光する波長は一義的にさだまり、外部から自由に波長を制御することはできません。したがって一つのLEDで外部から波長を変更させる事は出来ないためこのような構造をとらざるを得ません。ちなみに白色はこのRGBを一つのパッケージにいれたものでRGBを同時点灯させて発光させているものと青色LEDのパッケージのエポキシ部に青色で励起されて黄色を発光する蛍光材料を混ぜたものの二種類が存在します もちろんその外側に着色層をおけばその色が発光します。

yuichim6
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 みなさんの説明で理解できました。 ありがとうございました♪

  • rukuku
  • ベストアンサー率42% (401/933)
回答No.3

はじめまして 回答の趣旨は、No2のinara1さん同様「赤、緑、青」をうまく混ぜ合わせているです。テレビのブラウン管や携帯電話の液晶ディスプレーも同じです。 分かりやすく説明しているサイトがありますので紹介します。 もばいるのつくりかた」第4回 7色LEDのつくりかた http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/rensai/howtomake/04/

yuichim6
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 よく理解できました☆

  • SAYKA
  • ベストアンサー率34% (944/2776)
回答No.1

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&lr=lang_ja&q=%E5%A4%9A%E8%89%B2%20LED%20%E6%A7%8B%E9%80%A0 基本的には1つ(の梱包)に複数詰め込んであるだけじゃない? CPUも「1つ」に見えるけど「足」は一杯あるからね。

yuichim6
質問者

お礼

回答ありがとうございました☆ CPUの例分かりやすかったです。

関連するQ&A

  • 白色発光LEDって存在するの?

    私はLEDの生産設備をメンテナンスしています。 うちの会社での白色LEDは・・・ 青色発光LEDに蛍光樹脂を被せて光の波長を変換して白色を出しています。 開発関係の本だったか話だったか忘れましたが、LEDの素子自信が白色を発光するものが有ると記憶しています。 この話は本当でしょうか?本当だったらどのメーカー又は大学が開発したものでしょうか?調べたいので教えてください。

  • 赤までよく見える白色LEDを探しています

    色検査に使える精度のよい白色LEDを探しています。 青領域で制度がよい白色LEDは見かけるのですが、赤領域(波長700nm付近)までカバーできている白色LEDがなかなか見つかりません。 今見つけている白色LEDでもっとも適していると考えているのは、日亜化学工業のNSPL515Sです。それでも波長700nmでの発光強度は約0.2です。 もしこれ以上に適しているLEDをご存知であればお教えください。 (値段はあまり気にしていません)。 また探していると電球色LEDというものがありましたが、これがどういうものなのかわかりません。もしご存知であれば、こちらもよろしくお願いいたします。

  • 青色LEDの超単純な疑問

    赤いLEDって昔からあって、だれでも見たことがありますよね。 あれ、ドーム型の「赤いプラスチック」の中に発光体が入っているから赤いんじゃないの? 緑もそうですよね。 プラスチック自体が緑ですよね。 ちなみに、あれ、プラスチックが透明だったら、何色に発光するんでしょうか。 白色なら青だろうがオレンジだろうが単色のLED自体は作れるでしょう? え?アレのことじゃない??? たしかに最近は透明な白色光のLEDもありますよね。 透明のプラスチックの中に3色の発光体が入っているから白色光になっているのでしょうか?

  • 「白色」LEDの耐久性?

     最近白色LEDを使った懐中電灯を買いました。LEDか6個ついていて大きさの割に非常に明るくて気に入っています(照し出された部分の中央がやや青っぽくなるのがちょっと不満ですが…)。  ところで,「LEDの寿命は何万時間もあって,従来の電球とは比較にならないくらい長い(とはいっても輝度は少しずつ落ちてくる)」程度ことは知っているのですが,(単波長のLEDでなく)「白色」LEDに限った場合,少し気になることがあります。  白色のLEDは,発光体自体が「白い(=可視光線すべての波長を含む)」光を出しているわけではなく,通常,発光体が出す光は「近紫外線」で,この光が周りにある蛍光物質に当たって白い光を出しています。ようするに,蛍光灯と同じ原理です。  ということは…,【質問1】発光体そのものの発光能力よりも,蛍光物質の蛍光能力の方が先に劣化して輝度が落ちるということはないのでょうか? 私の想像では,何万時間も持つ発光能力そのものよりも先に,化学物質である蛍光物質の方がだめになってしまいそうな気がします。実際のところはどうなんでしょうか?  もちろん,何にでも寿命はあるわけですから,だんだん輝度が落ち,最後はまったく光らなくなってしまうのは当然です。【質問2】しかし,この「蛍光物質の耐久性」をちゃんと考慮した上で「白色の明るさが一定値以上を保っている」という条件で寿命の「スペック値」が決められているのでしょうか? あるメーカのカタログには,赤色LEDも白色LEDも一緒くたに「寿命10,000時間以上」と書いていたので,蛍光物質の耐久性はちゃんと考慮しているのか,ちょっと気になったのでここで質問します。

  • 青色LEDを白色LEDに交換できますか

    LED初心者です。 いま、Pivotのメーターの購入を考えております。このメーターは青色LEDで発光するのですが、白色にしたいのです。白色のLEDを買ってきて青色LEDと交換するだけでいいのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • 七色発光ダイオード

    今使っているマウスは七色にグラデーション調に発光します。 中を見ると一つの発光ダイオードのような素子が見えて、 その素子の中に青、赤、緑の光が見えます。 今までひとつの素子でひとつの光を出すLEDしか見たことなかったのでびっくりしたのですが、このような発光ダイオードは結構広まっているものなのですか? それとどのような仕組みで作られているか簡単に教えていただけると幸いです。

  • ルミノール発光について

    ルミノール発光について 先日、ルミノールのアルカリ溶液に過酸化水素水とヘキサシアノ鉄(?)カリウム溶液を加える実験をしました。 暗所で行ったところ、青白く発光するのが確認でき、発光の色からその光の波長を推定することにしました。 最初私は、人間の目には物体が吸収した色は見えずに、吸収されなかった色が透過光として見えるはずだか ら、ルミノールは黄色の光を吸収して青白く光ったと考えました。 調べてみると、透過光の色が青色の時、吸収光の色と波長はそれぞれ黄色、約580~600nmであるらしいので、ルミノールの吸収光の波長は約580~600nmなのではないかと予想しました。 しかし後日、ルミノールの発光する光の波長を調べてみたら、約460nmだということが分かりました。 私の考え方のどこかが根本的に間違っているような気がするんですが、どこがおかしいのでしょうか? そもそも「発光の色から光の波長を推測する」の「光の波長」というのは、吸収光のことですよね? 「ルミノールの発光する光の波長」というのはルミノールの吸収光ということなのでしょうか? わかりにくくてすみません。。解答よろしくお願いします。

  • 青フィルター越しの白色光の発光について

    青いフィルターの向こうにLED光源を設置し フィルター越しに光源を確認した時、その発光が白色光になるような発光色を何色にすれば良いのか教えてください。 7LEDセグメントと青色フィルターを使用し、点灯時には白色発光 消灯時には青フィルターで7LEDセグメントは見えない様にしたいと思います。 この時に見えるセグメントの発光色を白色光にしたいと考えています。

  • 青色LEDの発光開始電圧

    青色発光ダイオードを直列接続で(数個)光らせたいです。 (そのような物を数百台は製作したい) ポイントは、 1.薄暗く点灯させたいので、If=0.数[mA]程度なのです。   2.これでは、発光開始電圧(注1)のバラツキによって、光る物、  光らないものがあるようです。(Vfで2.7V近辺)(困っている事)   3.色々調べてみると、(同一電流の場合)Vfの低いもの程、光って  いないようです。   【質問】  この発光開始電圧は、どうしてもバラツキは押さえられないもので  しょうか?(LEDメーカに依頼しても)  大量に購入して、発光開始電圧の揃ったものを選別するしかない  のでしょうか?    0.数[mA]の領域では、発光波長が不安定なのでしょうか?  (実は、人間に感じない光(波長)を発している?)   注1.発光開始電圧とは?  私がこの場で勝手に付けた表現です。  その意味は、薄暗い部屋でIfを徐々に上げて行き、"人間の目で青色"  に光始めた時の順方向電圧の事を意味します。  従いまして、人間に感じない(難い)波長に光っている場合は、  "発光していない"との判断になります。    

  • 青色LED

     青色LEDの実用化により、LEDによる光の3原色が実現した、赤・ 緑・青を合わせると、白色が実現できる、と騒がれている。  しかし、青色LEDの主要な用途は、LED発光素子の上に蛍光塗料を 塗布して作り出した、高効率の白色LED照明では無いだろうか?  赤・緑・青のLED独自の色をそのまま利用した光源は、どの程度 実用化されいるのだろうか?  植物工場、暗室の赤色の照明、信号機、自動車のテールランプ などは、LED独自の色をそのまま利用しているのだろうか?  青色LEDが、高効率の白色LED照明以外の用途に使われる事例は、 どれくらいあるのだろうか?