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以下のURLに本が紹介されていますが、平安時代~江戸時代くらいの平均寿命は20~30才を越えないあたり、ということらしいです。今でも還暦・喜寿・米寿のように一定年齢ごとにお祝いをしますが、平安時代頃の文献ではそのようなお祝い(算寿の賀といいます)は40才頃を最初に以後10年毎行われました。つまり人間40年も生きれば上等という時代だったのでしょう。
さてそうすると、「菅原道真はエリート」「異例のスピード出世」は矛盾ではないかというところが気になりますが、矛盾してはいません。菅原道真の頃は藤原氏に代表される摂関家が権力を握っており、その家柄に生まれさえすれば大分イっちゃった人でも大臣になれ、そうでなければいくら一生懸命努力しても出世は非常に難しいという羨ましいんだか生まれなくてよかったんだかよく分からない時代でした。
位でいえば大抵のひとは5位が終着点です。3・4位を賜れば大出世といえるでしょう。道真公のなった右大臣というのは2位です(そうでないこともありますが)。上には太政大臣・左大臣くらいしかいません。通常このような地位は藤原氏でないとなれませんでした。「菅原」という家に生まれた道真公が右大臣まで上り詰めたのはまさしく、「菅原道真はエリート」だったからであり、「異例のスピード出世」といえるでしょう。
参考URL:http://www.taishitsu.or.jp/aging/aging6.html
投稿日時 - 2000-06-16 11:17:35