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リチウム、ナトリウム、・・・の塩ってなんですか?

炎色反応の実験で、リチウム、ナトリウム、カリウムなどの塩をそれぞれ塩酸で湿らせ、ひとつずつ清浄にした白金線の先端につけてバーナーの炎の中に入れ、炎色反応を調べる。 という実験があるのですが、ここでいうリチウム(他の物質)の塩が何のことなのかよくわかりません。 具体的な物のことを言っているのでしょうか。 また、具体例のようなものがあれば教えてください。

  • 化学
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みんなの回答

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.5

炎色反応の実験で使われた言葉だということでの質問ですから中学生か高校生ですね。 高等学校だと酸・塩基、中和反応のところで「塩(えん)」という言葉は出てきます。調べてみてください。 やはり教科書で出てくる言葉は、そういう定義では不具合が生じるという具体的な例に出会うまではその通り理解する方がいいと思います。 「塩」とは「酸・塩基の中和反応により生じるイオン性の化合物」のことです。イオン性の化合物という条件を入れておくことで生じた水を省くことが出来ます。 教科書によって表現が異なるでしょう。今手元にある教科書には「塩化ナトリウムNaClのように酸の陰イオンと塩基の陽イオンが結合した化合物を「塩(えん)」という」と書いてあります。この定義でも水は含まれません。 硫化物も当然塩になります。Na2Sは水酸化ナトリウムと硫化水素の中和反応で生じた塩です。硫化物と一般的に言うと硫化水素H2Sも入ってしまいますが「イオン性の化合物」という条件から当てはまらなくなります。アルカリ金属とアルカリ土類金属以外の硫化物は水に溶けにくいです。対応する水酸化物も水に溶けにくいので酸・塩基の中和反応で考えることが出来ても実現が難しいものもあります。その場合は回り道をしていても塩と呼んでいると思います。 酸・塩基、中和反応という条件をはずして >塩類(えんるい)は普通金属イオンと陰イオンがイオン結合で結晶を作っているものを言います。 というように広げてしまうと「~は省く」という例外をつけなくてはいけなくなります。酸化物や水酸化物、窒化物、炭化物は「酸・塩基の中和反応により生じたイオン性の物質」というはじめに示した定義にはそぐわないものです。 「塩化」は「塩素と化合した」という意味で用いられていますから「塩化物」は塩化物イオンを含むものだけとは限りません。塩化ビニルという物質もあります。酸・塩基の中和反応で生じるイオン性の化合物という条件で考えると塩化ビニルは当てはまりません。 「塩基」という言葉自体が「酸と反応して「塩」を作るもの」という意味ですから「酸」「塩基」「塩」の3つはワンセットで考えるべきだろうと思います。NaOHとHClの反応でNaCl(塩、しお)が出来ます。これと同じ性質の反応で出来るものを「塩」としたのです。ただ読み方を「えん」として「しお」とは少し違うという意味を込めたのでしょう。でもこれは日本語だから出来たことです。英語ではどちらの意味でもsaltです。 塩(えん)は塩(しお)と同じような性質のものというのが基本です。

noname#160321
noname#160321
回答No.4

塩類(えんるい)は普通金属イオンと陰イオンがイオン結合で結晶を作っているものを言います。 直感的に分るものは中和滴定をして出来るものが塩です。(水を除いた後ですが) 炎色反応の場合金属を見ているので、陰イオン側は余り関係ありません。水に溶けやすい塩が使い易いです。 陰イオン側で使い易いのは、酢酸イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオンなどでしょう、#1のお答えの塩化物イオンでも構いません。 酢酸塩、硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩、塩酸塩(塩化物)と云う名で呼ばれます。 #2のお答えにあるように、酸化物、水酸化物、硫化物(カルコゲニド)、窒化物、炭化物等はあまり使われません。 なお酸化物や水酸化物でも炎色反応は観測できますし、硫酸塩、炭酸塩などで水に不溶のものでも炎色反応はちゃんと見えます。 ただ、後で炎色反応用の白金線を洗うのに濃塩酸を使うのですが、それとの相性が良くないと言えるでしょうか。 炎色反応は通常白金線に塩の水溶液を付けそれをバーナーの中であぶって炎の色を見ます。 しかし、蒸発皿に水/エタノールと塩の混合物を入れて点火しガラス棒でかき混ぜるという荒っぽい方法でもちゃんと観察できます。私は中学の時に部活動の展示という名目で講堂でこいつをやりました、火事になっていたら大目玉だったでしょうね。^o^

  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.3

#1さんがおっしゃっているのは塩化物のことであり、「塩」ではありません。 「塩」とは、中和反応の際に水とともに生じる物質のことです。 別の言い方をすれば、イオン結合性の物質で酸化物と水酸化物以外をいいます(硫化物もあまり塩とは表現しない)。 ナトリウムの塩には、塩化ナトリウムのほか硫酸ナトリウムやヨウ化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど。リチウムの塩にもいろいろあります。陽イオンと陰イオンの組み合わせによりいくらでもあります。 蛇足ながら、なおここでは「塩」を「えん」と読みます。「しお」ではありません。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

単に「塩」というだけだからどんなものでもいいことはいいんだけど, 炎色反応を見るためにはそれなりに揮発性がないとダメです. そういうことを考えると, 塩化物が普通かなぁ?

noname#64329
noname#64329
回答No.1

具体的に言うと「塩化」リチウム、「塩化」ナトリウム、「塩化」カリウムなど、「塩化化合物」のことです。

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