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なぜ一夫多妻でなければならないのでしょうか?

noname#50891の回答

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noname#50891
noname#50891
回答No.26

コメディでも見る気持ちで、気軽に読んで下さい。長文です。 中途半端な雑学に、大幅な脚色を加えて書きました。自信は全く無いです。 BGMは「ピクミンのテーマ」です(笑) >人間ってのは古くから一夫多妻で生きてきていました。 …ここ分りませんでした。 原始時代辺りだと、「夫婦」という概念は存在せず、 「共同体」と考えたと思うのですが…違ったかな…。 (ここ特に自信なしです) >それなのにごく近代の日本を含む先進国では「一夫一妻こそ好ましい」という価値観が流布しています。 >今のわれわれの価値観は自然に反した非合理的な価値観だと言えます。こういった非合理的な価値観を持っているからこそ >「浮気したいのに我慢しなければいけない」「彼が浮気して悲しい」などということで苦しむのです。 >合理的な価値観を持っていればこういったことで悩むことはないはずです。 浮気は、特定のパートナーがいれば、結婚に関係なく 起る問題だと思いますが(汗) >あぶれる男を少なくするために一夫一妻が広まったと考えれば納得がゆく。いや、でも、まてよ。 >これは一夫多妻を否定する根拠にこそなれ、一夫一妻を支持する根拠にはなりえないのではないか。 あぶれそうな予感がする男性は、一夫一妻を支持するべきでしょうか(汗) (…切なくなってきました、すみません) >なぜ一夫一妻なのか? その理由がわかる人がいれば、教えてください。 既に言い尽くされていますが、(特にNo.8さんの回答など)、 まずは、人間以外の生き物のお話を書きます。 生き物が子孫を増やす形態を、大雑把に3つに分けてみましょう。 A 受精して産卵して、そのまま B 受精、産卵して、メスが子育て C 受精、産卵(出産)して、オスとメスで子育て このうちAとBには、「夫婦」という関係がありませんね。 「夫婦」はCの関係で出てきます。 生き物の世界において、パートナーはどのように決められるでしょうか? 思い出してみましょう……。 生き物がパートナーを決める際、戦っているのは……たいがい、オスです。 そして戦いの勝者となったオスは、改めてメスに求婚します。 そこでまた、ふるいにかけられます。 つまり、メスが「NO」といったら、終わりです。 #…むかしテレビで、カエルの求婚風景を見たことがあります。 #若いオスが、大きなメスの背中に、乗ろうとしました。 #大きなメスは、……気に入らなかったのでしょう、 #若いオスを後ろ足でひと蹴り。 #オスは数十センチ、はね飛ばされました…。 #(彼の体格を人間になぞらえたら、数メートルでしょう) #生き物の世界は厳しい…。 晴れてパートナーとなったオスとメスは、子育てを始めます。 子育ての主な仕事は、ヒナにエサを与えることと、外敵からの守りです。 オスが、一夫多妻を形成している場合、 妻の数だけ、エサ取りと守りの仕事があります。 もしも上手くいかなければ、メスはそのオスを見限り、 次の産卵期には、別のパートナーを選ぶでしょう…。 そうなっては自分の子孫を増やせません。オスは頑張ります。 彼は、選び抜かれた精鋭です。へこたれません。 これでへこたれるようでは、ハレムの王には選ばれません。 そうなのです…「選ばれない」のです。 ハレムの真実は、 「オスが、複数のメスを所有する」では無いのです。 「メスが、優秀なオスを共有する」です…。 彼を囲むメス達は、仲間が増えても「悲しい」とはあまり思わないでしょう。 元々「皆で共有するもの」なのですから。 「扶養家族が増えて大変ね、でもエサは今迄通りよろしく。」なんて 思っているかもしれません…。 (こんな話、人間界でも聞いたような気が…) そんな頑張るオスを見ながら、メスは思います。 「このオスの養育能力を、占有できないものか」と。 1匹のオスが捕ってくるエサを等分するより、 一人占めした方が良いのは、目にみえています。 また、オスも思います。 「数より質で養育する方が、良いのでは?」と。 外敵からの守る時、ヒナの数が少なければ、集中して守ることが出来ます。 ヒナ1匹あたりに与えるエサの量も、今より増やせます。 そして…。どちらともなく、言い出します。 「一夫一妻で生活しませんか?」 こうして、一夫一妻の生活が始まりました。 一夫一妻生活は、扶養の効率が良い! これが一夫多妻と一夫一妻を比較した時のメリットの1つです。 ヒナを育てることを考えたら、一夫一妻、合理的でしょう? 人間以外の生き物のお話はここまで。 次に人間の話をします。 toku2Kさんが「制度」と呼んでいるのは、「法律婚」のことですね。 法律というのは、その国(地域)の慣習を踏まえていることがほとんどです。 欧米諸国は、キリスト教国がほとんどで、 それらの国では「一夫一妻で、一生を沿い遂げる」が基本です。 (詳しくはキリスト教の主に伺って下さい) 日本の場合、中世の頃「イエ(家)」という考え方がありました。 イエの嫡子に別のイエの者が嫁入りし、イエ同士が友好を結ぶのです。 ここで重婚を良しとすると、多分、家同士の揉め事が、起りやすいかと…。 さらに浮気は危険。よそで嫡子ができたりしたら、また揉めますから…。 (きちんと調べていませんが、当時、不貞は重い罪とされていた筈です) こんな状態でしたので、欧米から輸入された(モデルにした) 「一夫一妻に基づいた法律婚制度」は、すんなり導入されました。 つまり、法律が出来る前から、日本には一夫一妻の空気があったわけです。 ですので、法律に洗脳されたという考え方は、多分難しいかと思います。 なお先進諸国の中で、いま最も法律婚しているカップルが多いのは、日本です。 最後に。 人間の場合、養育がなくなっても、生殖が成立しなくとも、 「夫婦が成立している」のを、ぜひ忘れないで下さい。 子どもが巣立ち、体が歳をとっても、夫婦で居られること…。 そこに何があるのか。 …こんな所でいかがでしょうか? お役に立てましたら幸いです。 追伸 >ごはんを食べたい、目の前にごはんがある、でも我慢する。これは理性的ではありませんよね。 止めませんが、心配になりませんか? …毒が盛られているかも、とか(汗)

noname#2623
質問者

お礼

>…ここ分りませんでした。 >原始時代辺りだと、「夫婦」という概念は存在せず、 >「共同体」と考えたと思うのですが…違ったかな…。 >(ここ特に自信なしです) たしかにそうですね。夫婦という概念はなかったというのが妥当な推論だと思います。 一夫多妻的な、一人の男が複数の女を独占する(複数の女で一人の男を共有するともいいますが)価値観が広まっていたということを言いたかったのですが、僕の書き方が不十分でごめんなさい。 >浮気は、特定のパートナーがいれば、結婚に関係なく >起る問題だと思いますが(汗) はい、仰るとおりです。これも僕は結婚に関してだけを言ったわけではありません。 いわゆる男女交際全般において「一対一」の価値観が広まっているがこういった価値観をもっているのは不合理だと言いたかったのです。舌足らずでごめんなさい。 >あぶれそうな予感がする男性は、一夫一妻を支持するべきでしょうか(汗) >(…切なくなってきました、すみません) 支持するべきか否かという点については少なくとも僕には語るつもりはありませんでした。 支持したところで、内乱でも起こして日本を転覆させるようなことでもしないかぎり、この価値観を変えることは出来ないと思っています。 僕が言いたかったのは、支持するか否か? といったことではなく、「なぜ、こんな不合理な価値観が?」という理由が知りたかったのです。 人間以外においての「一夫一妻の理由」を読ませてもらいました。 大変面白い意見だと思いますが、これについては批判させてもらいます。 この理論には「男の個体差」についての考えが抜けているように思います。 つまりこの理論は全ての男が同じ、あるいはそうでないとしても殆ど変わりのない養育能力を持っているという前提のもとにおいてでしか成り立たないと思います。 育成能力が1000の男を10人で共有すると一人あたりに割り当てられる育成能力は100です。 育成能力が10の男を一人で占有しても割り当てられる育成能力は10でしかないのです。この場合は共有したほうがより多くの育成能力を得ることが出来ます。 もちろん人の育成能力……もっと言えばオスとしての魅力を単純に数字で表すことは不可能だと思いますが、いわゆるオスとしての魅力がとても高い男と低い男とが少なからず存在するのは周りを見回しても確かでしょう。 ようはモテる男は彼女が何人居たってモテるけども、モテない男は彼女がいなくてフリーでもモテない、と、そういうわけです。 さて人間の話なんですが、たしかに男女の恋愛以前に「イエ」の問題などが影響してるのは確かでしょうね。これについては批判できません。 しかし、法律(制度)により洗脳をすべて否定することもできないかと思います。 ものごとの原因はひとつではありませんからね。 法律による洗脳がもっともらしいという根拠については他の方への回答を参照していただきたく思います。 >止めませんが、心配になりませんか? …毒が盛られているかも、とか(汗) するどいツッコミありがとうございます。 僕が言いたかったのはリスクが少ない場合に欲求抑えるのは理性的でないということだったのです。もちろんごはんに毒が盛られている可能性は否定できませんし、その可能性が高い場合は食べるのを断念すべきでしょう。しかし、毒が盛られていない可能性が高い場合には理性で欲求を抑える必要はないのです。だからこそ私たちは日々ごはんを食べることができるのですから。 この点に限らず、JJR2001さんには僕の舌足らずな点をたくさん指摘していただきました。 大変感謝しております。ありがとうございました。

noname#2623
質問者

補足

お礼で一部誤りがありました。 訂正します。 僕が言いたかったのはリスクが少ない場合に~(略)~しかし、毒が盛られていない可能性が高い場合には理性で欲求を抑える必要はないのです。だからこそ私たちは日々ごはんを食べることができるのですから。 のところ (違)毒が盛られていない可能性が高い場合には理性で欲求を抑える必要はないのです。 (正)毒が盛られていない可能性が低い場合には理性で欲求を抑える必要はないのです。

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