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なぜ小さな自治体でも道路が欲しいのでしょうか?

昨日の報道番組で、小さな自治体で道路の整備をどうするかという問題を取り挙げていました。 途中から見たのですが、道路整備を急ぎたい議会と建設局の圧力に対抗して、途中で工事中断を決断した市長の苦悩がテーマだったと思います。 見ていて気がついたのですが、日本中どこに行っても道路建設を要求する自治体が多いですが、たとえ建設費の半分以上を国が負担するとしても、何分の一かは地元自治体が負担するシステムになっているはずです。 全くの無料サービスではありませんよね。 昨日の番組でも、少ない予算の中から毎年数億円程度の予算を捻出しなければならず、強引にやろうとすれば、地元病院の維持費や教育予算を削る必要があると聞きました。 なぜ、そんな犠牲を払ってまで道路整備が急ぐ必要があるのでしょうか? とても疑問です。 というのは、日本中どんな田舎に行っても、道路が無い村はありません。 隣の村に行くのに、昔のように山道を歩いて行くような場所もありません。 ただ、道路幅が狭いとか、迂回しているので遠回りだとかの不便さはあると思います。 それでも地元の住民は 「それなりに」 生活をしているはずです。 新道路を建設しなくたって、ちゃんと生活できるはず。 仮に新道路が出来たって、「今までより便利になる」 程度だと思います。 今まで30分かかったのが、10~15分で行けるようになった程度だと思います。 狭いとか、遠回りだとかの不便はあっても、舗装された道路は既にあるはず。 そうでないと、今まで人が住めるはずがありません。 医療費や教育費を削減してまでも、なぜ道路が欲しいのか理解できません。 「道路なんかより、毎日の生活が先だろう」 と普通は思うはずですよね。 広い道路が整備されたって、村が滅んでしまったら、何の意味も無いと思うのですが ・・・

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  • tyr134
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回答No.9

ANo.7です。 丁寧なお礼ありがとうございます。 もう少し補足しておきますね。 >他の方が主張されていたのですが、救急車も通れないような道路しかないって本当にあるのかなと不思議に思っていました ありますよ。 救急車が入れても、ドアを開けるスペースが無いとか、入ったら中々出てこられないとか、、、。 もちろん、そんな所で火事にでもなれば隣接する家に火が燃え移るのを防ぐことができません。(救急車ですら入れないので、当然消防車も入れません) でも、そういった道路には「道路特定財源」のお金は回ってきません。 大抵が、「生活道路」なので拡張しようにも補助金が下りず、自治体も問題を認識していながら、県や国に言っても無駄だし、お金も無いから無理って言われてお終いです。 その一方で、無駄に立派なバイパスが通ったりするんですよね。 「道路特定財源」は、救急車の入れない道路に回っていないのが問題なんですよ。 つまり、利権の為の道路に回っているのが現状です。 A・「生活道路を整備して欲しい」という要望から、「道路特定財源は必要」って国民は多いのではないでしょうか? B・政治家は「(利権のために高速道路をつくる)道路特定財源は必要」って聞こえますね。 AがBに欺されている意見を、周りで良く聞きます。 しかも、都市部出身の人に多い。(私は出身は田舎ですが、現在は都市部に住んでます。) マスコミの報道もこの点を付いているのに、問題を上手く整理していないから、結局「道路はすべて造るな!」って印象が残りますね。 (多分、net-serverさんがご覧になった番組と私が観た番組は同じだと思います。私は、あの番組で上記のような印象を持ちました。) もっと問題を整理して、計画的に道路整備をしなければいけませんね。 特に、防災や危機管理の観点から考えた設計は行われていませんので、現状のような中途半端な道ばかりが出来ます。 一端、道路計画を白紙に戻し、ゼロベースで考えるべきですね。 他の省庁にも言えますけど、政治・行政の空白覚悟で一端解体して、もう一度省庁改革をするひつようがありそうですね。 (無理でしょうけど、、、)

net-server
質問者

お礼

再度のお答え、有難うございました。 道路と税金、本当に難しいですね。 私の田舎にはいませんが、救急車も入れないような極端に狭い道路の奥に住んでいる人って、実際にいるのでしょうね。 ただ、1軒~数軒の家のために、何千万や何億もの町や村の税金を使っていいかどうかは議会が決定するのでしょうが、議会の構成メンバーを見ても果たして公正な判断がされているのかが問題でしょうね。 今、日本の自治体で予算が余っているところって皆無ではないでしょうか。 となると、結局は借金をしながら何とかやりくりしている、ところがその借金も返せる見込みもない、こんな自治体がほとんどだと思います。

その他の回答 (12)

noname#58692
noname#58692
回答No.2

道路こそ毎日の生活。 山間部に行けば行くほどそう思います。 実際に住んでいるわけではありませんので、 住民の本音を知っているわけでもありませんが。 で、道路をつけるのは村民が選んだ人なのか。 実は街の人が村民の意見を代弁しているかのごとく ふるまって、実は建設業者の意向を聞いていたりして。 予算が動かないとぽっぽないないもできませんから。 本当のところは『それ(道路)』と『これ(福祉関連)』の 費用は別と考えているところ(人)がほとんどだということなんでしょう。

net-server
質問者

お礼

有難うございました。 > 実は街の人が村民の意見を代弁しているかのごとく ・・ 私も問題の本質はここにあるように感じます。 正確な統計などありませんが、地方に行くほど、市会議員を地元の建設業者が占める割合が増えると聞いた事があります。 つまり自分の会社の利益のために、「住民の意見を代表する者」として議会をリードして公共事業をバンバン増やす ・・ 教育や福祉関連の予算なんてクサクラエ ・・ こんな議会が多いかも知れません。

回答No.1

医療費や教育費を削減されても困りますが、30分が10分になれば救急車は早く着きますね。道路整備をすると言って立候補した人と、それを応援する人が居て、守らないと公約違反ですから、建設業界を含めてそれはそれで仕方がない事だと思います。

net-server
質問者

お礼

有難うございました。 田舎でも都会でも、30分が10分になって怒る人はいないと思います。 ただ問題は「道路はタダではない」という事ですね。 地方に行くほど人口は少なくなり、当然、市の税収も少ない。 医療費や教育費を調整しないと道路建設なんて、夢のまた夢 ・・ 実際にはこんな町が圧倒的に多いのではないでしょうか。 バンバン道路を作って膨大な借金をこさえ、挙げ句の果てに「第二の夕張」に ・・ 土建屋がウハウハいうばかりで、損をするのはいつも大人しい住民だけという事にならないでしょうか。

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