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イロと妾の違いについて
時代劇の台詞です。「お前は○○の情婦(イロ)か、妾か」というのがありました。「イロ」と「妾」はどう違うのでしょうか。ちなみに見たのは映画の眠狂四郎です。
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『広辞苑』の「色」の項目には、「情人。恋人」とありました。 また「妾」の項には、「(目を掛ける意) 正妻のほかに養って愛する女。側室」とありました。 つまり、「イロ」は養われていない(囲われていない)、ただの情事の相手、「妾」はどこかに住まわせて生活の面倒をみているような情事の相手という違いがあるのではないでしょうか。 ただ、『広辞苑』では、「情婦」を引くと「隠し女」とあり、「隠し女」には「ひそかに囲っておく女」ともありますから、「イロ」には「妾」の意味も全くないわけではないようです。
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