- ベストアンサー
分析化学、早めにおねがいします!!
分析化学の重量分析についての質問です。今重量分析の「セメント中無水硫酸の定量」という実験をしているのですがわからないところがあるので教えてください。まず、ポルトランドセメントと水、塩酸を混ぜます。よく混ぜたあと50mlになるように温水を加え、10分間加熱します。そのあと5種Bの、ろ紙でろ過して数回温水で洗浄する。そのあとろ液に水を加えて200mlとして加熱し、塩化バリウム溶液(10%)10mlを一滴ずつ加熱試料溶液中に混ぜる、という実験です。そこで質問です。 (1)なぜ温水で洗浄するのか。 (2)なぜ塩化バリウムのような酸を使うのか。 (3)5種Bの、ろ紙とはどんなものか。 (4)塩化バリウムを一滴ずつ加えていく理由は? この四点です。本などで調べたのですがどうもうまい答えが見つかりませんでした。どれかひとつだけでもおわかりになるかたがいらっしゃったら教えてください。お願いします。
- myjam
- お礼率36% (113/310)
- 化学
- 回答数4
- ありがとう数6
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 1は、硫酸カルシウムは水に難溶性で有名ですが全く溶けないわけじゃないです。そして42度で最大の溶解度となり、水100gに0.21g溶けるそうです。 2.塩化バリウムを使う理由ですが、水溶性バリウム塩だからです。 硫酸バリウムは非常に水に溶けにくく、水100gに0.23mgしかとけないので、硫酸カルシウム水溶液中の硫酸イオンの検出にも使えます。 3.濾紙の5種Bは東洋濾紙の製品では一般定量用です。 4.この滴定法は、新しく白い沈殿が生じない点を終点とします。 終点の確認に指示薬を使わないで済む方法ですが、検出したい沈殿が沢山できるような場合は使えません。 以上、参考になりますでしょうか?
その他の回答 (3)
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
またまたすいません。m(__)m 一つこたえ忘れました。 (4)ですが、硫酸バリウムを濾過でキャッチするために、できる結晶が大きい方がよいので、結晶成長を促すためにゆっくり反応させるのだと思います。 一気に混ぜてしまうと急激に反応して細かい結晶になっちゃうので、濾過の際、損失しやすくなるのではないでしょうか? 専門外なので、ちょっとこの辺は想像です。m(__)m
お礼
お礼遅れてごめんなさい!!修学旅行に行ってきました★ 旅行中にたくさん回答してもらって本当にありがとうございます。専門外にもかかわらず考えてもらっちゃって・・・。ほんと、心からお礼を言いたいです。ありがとうございました!!!!
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんばんは。また来ました。m(__)m え~と、洗浄については、 >そのあと5種Bの、ろ紙でろ過して数回温水で洗浄する。 の洗浄の事と思って回答したのですが、ここまでの段階で、無水硫酸が存在していれば、水と反応して硫酸となり、ポルトランドセメント中のカルシウム化合物と反応して硫酸カルシウムになっていると考えられます。 ですから、含まれている量が微量であるなら、大過剰の温水洗浄で溶かし出す事ができると考えました。 この場合、ろ紙上に残る残さの中に硫酸カルシウムが残存してはそのまま測定誤差となるので、十分洗浄をする必要があります。 そうでない、硫酸バリウムを洗浄するのだとすると、私がちょっと勘違いしてたようです。 つまり、この測定は「重量分析」であって「滴定」ではありませんでした。m(__)m 私は、沈澱法による簡易滴定だと思ってしまいました。ちょっと調べてみて、 http://www.h2.dion.ne.jp/~jn1/report/semento.htm の参考HPより、滴定ではなく秤量分析であり、その秤量形が硫酸バリウムである事が判りましたので、前回答を訂正します。 これであれば、この後の操作で加熱蒸発乾固させて質量を計るのですから、余分な物が残っていてはそれが誤差要因となってしまいますね。 ですからその段階では硫酸バリウム以外の物は全て洗い流す必要があります。 そろそろ私の予備知識も底をついて来たので、これ以上詳しくは色々調べないと答えが出せないと思いますが、まだ答えられるかもしれません。(爆)
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんばんは。なにやらまたご質問かな? >一番は硫酸カルシウムじゃなかったような気が・・・。 え~これはどういう意味でしょうか? 硫酸バリウムを温水で洗浄という意味かな? 元の質問では、反応物を濾過して洗浄という事なので、この段階では反応生成物は硫酸カルシウムと思ったのですが・・・何か違うご質問でしたか? 明確にしていただけたらまた答えられる範囲で答えますが。
補足
>硫酸バリウムを温水で洗浄という意味かな? たしかそうだったような・・・。というか反応の段階がよくわからないのでえらそうなこといえないのですが硫酸カルシウムという名前が教科書に出てなかった気がしたので。あ、あと今日先生に確かめてみたら四番は新しく白い沈殿が生じない点を終点とする、というわけではないとか・・・。もしよかったら教えてもらえませんか??
関連するQ&A
- 塩化アンモニウムを入れる理由
第3属陽イオン(Al3+、Fe3+)の定性分析で まずこの2つのイオンが入っている試料溶液に塩化アンモニウムを入れ、そしてアンモニア水で塩基性にした後煮沸し、ろ過しました。そしてここで、ろ紙上の沈殿に温水5mlにアンモニア水と塩化アンモニウム2~3滴加えた混合溶液で洗浄するのですが、なぜこの洗浄液に塩化アンモニウムを用いるのでしょうか? 実験書を読んでいてふと疑問に思ったので質問してみました。
- ベストアンサー
- 化学
- 分析化学の問題で・・・
ある試料0.9923g中のイオウを硫酸イオンに変え、これに20.00g/dm³の塩化バリウム溶液を加えた。この操作で、できた沈殿を洗浄し、さらに強熱後、質量を測定すると0.3248gであった。Ba=137.3,S=32.07,O=16.00,Cl=35.45とする。 (1)試料中のイオウの%を計算しなさい。 (2)沈殿生成に用いた塩化バリウム溶液は、何cm³であったか。 計算過程も詳しく教えてください。
- ベストアンサー
- 化学
- 沈殿表面に吸着した不純物の洗浄方法について
重量分析実験でカリミョウバン中のアルミニウムの定量を行いました。 ビーカー内で水酸化アルミニウムを沈澱させた後デカンテーションでろ過したのですが、 その際に硝酸アンモニウム溶液を温めたものを加えてよくかき混ぜてからまたデカンテーションを行う、という手順がありました。 専門書などを見て調べたところ、水で洗浄すると沈殿がコロイド状に戻ってしまいろ紙を通り抜けてしまうため洗浄には電解質溶液を用いる、 と書いてあったのですが、電解質溶液だとなぜコロイド状に戻さないで洗浄出来るのかがいまいち分りません。 どなたか詳しくご存じの方いましたら教えていただきたきませんか??
- ベストアンサー
- 化学
- 当量に合わせるには溶液の形の方が正確なのは何故か
塩化銅を作る実験をしました。まず、硫酸銅を加熱して無水硫酸銅をつくり、それに見合う塩化バリウムを加え攪拌しました。その後、濾過し、濾液を加熱するという方法です。 無水硫酸銅と塩化バリウムを混ぜるとき当量に合わせるには、それぞれを溶液の形で混合する方がより正確になるそうですが、その理由がわかりません。
- 締切済み
- 化学
- 分析化学について
2つ質問があります。自宅で実験をした際、その溶液中のイオン組成がイマイチわかりませんでした。その溶液中のイオン組成(イオンの種類、そのモル濃度)を教えてください。 1)酢酸15gを水に溶かして0.5Lにしました。その溶液中に水酸化ナトリウム40gを溶かして、水を加えて全体の液量を1Lにしました。 →たぶん、水素イオン、ナトリウムイオン、酢酸イオン、水酸化物イオンにわかれると思うのですが…。 2)1M/Lの硫酸10mlに1M/Lの水酸化ナトリウム10mlを混合しました。 →たぶん、ナトリウムイオン、水素イオン、硫化物イオンに分かれると思うのですが…。 自分の知識が曖昧なので、ここで整理しておきたいです。宜しくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- 化学の実験について
白墨の主成分が炭酸カルシウムであることをいろいろ化学変化させて証明するという実験なんですけど、何をしたのかよくわからないんで教えてください。 1・白墨を加熱し、していないものとの重量を比較する。 2・加熱したものとしてないものをそれぞれ水の中に入れ、変化を比較する。 3・両方にフェノールフタレイン溶液を一滴ずつ加え、液性を調べる。 4・加熱したほうが入っている溶液をろ過し、ろ液に息を吹き込んで変化を調べる。 5・上のろ液を沸騰させ、冷却して変化を調べる。 6・加熱していないほうに塩酸を加え、発生した期待を集めてマッチの火を近づけて性質を調べる。 どれかだけでもいいんでお願いします
- ベストアンサー
- 化学
お礼
全ての質問に答えてくださってありがとうございます!!!!しかもすごく早いし。とても参考になりました!!ありがとうございます。あ、ちょっと気になったんですけど一番は硫酸カルシウムじゃなかったような気が・・・。硫酸バリウムだったかな??