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高流量酸素投与が頭蓋内損傷にマイナスに働く可能性は?
救急隊員です。頭部外傷の患者に高流量酸素を投与した場合、頭蓋内損傷にマイナスに働く可能性があるかどうか、について医師等の専門家にお聞きします。 勤務する地域では、外傷の患者に酸素を投与する場合、局所の外傷か全身性の外傷かを問わず、リザーバー付マスクで一律10L/分の酸素を投与する決まりになっていますが、何でもやみくもに高流量酸素を投与していいものなのか、疑問を感じています。 高エネルギー外傷なら分かるのですが、転倒して頭部局所の外傷で軽い意識障害(JCS2~3)を伴うような場合でも、そのような高流量酸素が必要なのでしょうか? 頭蓋内損傷を疑うような場合、高流量酸素によってPaO2が上がると、呼吸抑制が起こってPCo2が上昇し、頭蓋内圧亢進の方向へ作用するのではないかと考え、もっと流量を下げてもいいのでは、と思うのですが… この考えの妥当性について、専門家のご意見をお聞きできればと思います。 特にガス分圧と呼吸抑制の関連の程度については、勉強不足でいまいち理解していません。普段は健常な人でも、高流量酸素によって呼吸抑制が起こるものなのか、またそれによってPCo2が上昇し得るのかどうかについても、ご教授いただければと思います。 よろしくお願いします。
- gg1568
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リザーバーマスクで酸素投与するのは自発呼吸がある患者だけです。 たとえ高O2血症になったことが原因でも自発呼吸が停止すれば マスク換気に移行すれば問題ありません。 また、意識障害患者のCO2上昇の原因の多くは舌根沈下による上気道閉塞と思います。 その場合CO2上昇と同時にO2が低下します。 高O2血症による呼吸停止を恐れるあまり低O2血症にしてしまってはどうしようもありません。 現場での判断は困難でしょうから、酸素投与は利にかなっていると思います。
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補足
回答ありがとうございます。 質問の主旨としては、もっと全身状態のいい患者(当然自発呼吸あり)を想定しています。酸素は投与するという前提で、その流量について疑問を感じております。 意識障害がある場合、Co2の上昇は舌根沈下によることが多いとのことですが、JCS1ケタでは考えにくいと思います。呼吸に異常はなく、ルームエアで正常なSpO2を保っているような患者に高流量酸素を与えることで呼吸抑制が起こり得るか、という点がよく分かりません。もし起こり得るなら、Co2の上昇、ICP上昇につながるのでは、と考えた次第です。