• ベストアンサー

ダイオードについて

ダイオードってp型とn型の半導体がつながっているものですよね。電圧の向きが順方向なら、p型のホールとn型の自由電子が再結合することで電流が流れて、LEDならエネルギーの差を可視光領域の光でだしてる、と最近知りました。 初歩的な質問で申し訳ないんですが、ホールと自由電子が再結合して、これらがなくなってしまうことってないんですか?電圧かけてればLEDってずっと光っていますからそんなことはないんでしょうけど・・・自由電子と正孔がプラスマイナス0でなくなってしまうんじゃないかと思ってしまいます。 よろしくお願いします。

  • 科学
  • 回答数3
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • e_beam
  • ベストアンサー率40% (4/10)
回答No.3

補足です。 「ホールと自由電子が再結合して、これらがなくなってしまうことってないんですか?」 【pn接合付近では】 p領域に注入された電子は、もともとそこにいた多量の正孔(ホール)と再結合することにより消滅します。同様に、n領域では注入された正孔と予めそこにいた電子が再結合し消滅します。 【回路全体で見ると】  既に他の方がお答えのように、上の接合付近で消滅する量と、電源からそれらを補うために供給される量とがつりあい、全体の総量としては一定です。 【電流の向き】  電流の定義は、「正の電荷の正味の(実効的な)の流れ」ですので、正孔の流れの向きに流れます。電子が正孔と反対に流れる場合は、電子は負の電荷を持ちますので、実質的には正孔と同じ向きに電子が正の電荷を見かけ上運んでいることになり、打ち消すことをしません。 【正孔とは】  ホールというのは、電子が本来そこにあるべき場所になり「抜け穴」をさします。マイナス電荷がないので中性から一つ負が減りますので、プラスの電荷を帯びます。したがって、「正の電荷を帯びた電子の抜け穴」を正孔(ホール)と呼んでいます。お風呂の中の泡と似ています。 【再結合】負電荷を運ぶキャリアとしての電子(自由電子)は、「過剰な電子」ですので、正孔と出会うと余分な電子が電子の抜け穴(不足)を埋め合わせて見かけ上、過剰電子と不足電子がなくなります。もうお分かりですね、「消滅」といっても電子がなくなるわけではなく、半導体を構成している原子と原子を結び付けている価電子としてちゃんと残っています。但し、この価電子帯は簡単には動くことは出来ないので、電子を運ぶキャリアにはなりません。

kazumasa_0083
質問者

お礼

大変申し訳ないのですが、みなさまへのお礼をここでさせていただきます。どうもありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

+電圧源--------PN---------GND 電圧源からPへホールが供給され続け、GNDからNへ電子が供給され続けるので、どっちもなくなりません。 追伸 本当は「ホール」という粒子はなく、半導体物理を分かりやすくするための“おとぎ話”なんですけどね。 (だから、たとえば、PチャネルMOSFETとNチャネルMOSFETの特性は異なります。)

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率26% (1857/7087)
回答No.1

>自由電子と正孔がプラスマイナス0でなくなってしまうんじゃないかと だから、電源から電流を流して次々に自由電子と正孔を作っています。

関連するQ&A

  • 発光ダイオードについて

    こんにちは 基本的なことを教えて下さい。 発光ダイオードは、P型半導体とN型半導体がくっついています。 そのN型の部分にマイナス、P型のプラスを繋ぐと、N型にいる 自由電子が空乏層、P型からは自由ホールがやってきて、これらが 合体して光を出します。 質問 1. N型半導体の変わりに、銅等の金属を持ってきて、電圧を かけても、光は出ないのでしょうか? たぶんで出ないと思いますが、なぜでしょうか? 2. P型半導体とN型半導体は、ガリウム砒素を使用するらしいですが、   P型半導体にガリウム砒素、N型半導体にまったく異なる化合物を   使用しても発光するのでしょうか?

  • pn接合ダイオード

    pn接合ダイオード pn接合素子に順方向電圧をかけると電子と正孔の再結合が起こると思いますが,それが非発光か発光かは半導体の欠陥などによって決まるのでしょうか?いま,発光ダイオードについて調べていたのですが,ふつうのダイオードも発光ダイオードの構造も変わらないような気がします.それならダイオードも発光してることになるのではと思いました. 発光ダイオードは光を取り出せるようにしてあるということでしょうか?また,調べていると発光はpn接合面で起こると書かれているのですが,実際はp型中でもn型中でもおこるように思います.どうでしょうか?(金属銅線中ではさすがにおこらない?)

  • LEDにおけるキャリアの再結合と電流

    素朴な疑問なのですが、LEDを流れる電流のうち、どれくらいがキャリアの再結合に寄与してるのか、どれくらいが、キャリア再結合に寄与しないのでしょうか? 詳しく書きます。 P型半導体とN型半導体を接合して、順バイアス方向に電圧をかけると、P型、N型にキャリアが供給されて、接合部分で正孔と電子の再結合がおこります。  その再結合するまでのキャリアの流れ=電流だと考えていたのですが、N型から電子が接合近傍で再結合しないで、P型半導体を通りぬけて、電流として働くことはあるのでしょうか。あるとしたら、再結合に寄与する電流と比べて無視できるのか知りたいです。

  • ダイオード、トランジスター

    高校の物理IBの教科書に載っていたダイオードの説明に関して疑問点があります。 半導体ダイオードに逆方向に電圧をかけると、電子とホールがそれぞれ接合面と逆側に移動してしまうので電流が流れないとのことですが、このときダイオードに電位差はないと思うので、キルヒホッフの第2法則が成り立っていないような気がするのですが。無理矢理解釈すると、N形の側は正に、P形の側は負に帯電しているのかと思いましたが、「順方向に電流を流した時にN形から電子が、P形からホールが接合面へ移動し、電流が流れる」ということから、「N形は負に帯電しているから電池から供給された過剰な電子がP形へ移動する」という逆の考察が出来たのですが。 あと、「ほんの少ししか電流が流れない」と書いてあるのですが、そのわずかな電流はどちら向きに流れるのでしょうか?また何故でしょうか? また、トランジスターに何十倍もの増幅作用があるのは、エミッターとベース間の電圧が、エミッターとコレクター間の電圧に比べてずっと小さいからなのでしょうか?

  • ダイオードは何故逆方向に電流を流さないのか

    ダイオードの仕組みがいまいち納得いかないので質問いたします。 順方向で電流を流す場合はpn接合面でホールが電子を受け取り、p型半導体の 電極(アノード)では電子を放出する際にホールが次々できていく。 まずこの理解でよろしいでしょうか? 一方逆方向に電流を流す場合ですが、p型半導体では電極側にホールが集まります。 この際極板で電子が供給されて、ホールが消滅すると考えていいでしょうか? だとすると、p型半導体の方はホールにすべて電子が入った状態になり、電気的に 中性となって、いわば絶縁体と同じような状態となる。ということでしょうか? 一方n型半導体では極板側に電子があつまり、接合面側ではプラスの電気が集まります。 すると、p型半導体内の接合面側にはマイナスの電気があつまり、これにより全体として 内部に電流を流さない向きに電場ができて、電流が流れなくなる、ということでしょうか? ここで疑問なのが、p型内の電子が接合面を超えて、n型の方へ移動すれば、逆方向でも 電流が普通に流れると思うのですが、実際には移動しないということですよね?これはや はり、p型半導体内部の共有結合によって自由電子が存在しないために移動できないと 考えるべきでしょうか? 高校の教科書には接合付近にキャリアがない層ができて電流が流れなくなる、といったような 説明しかなく、全く理解できませんので、自分なりに考えてみました。 それぞれの疑問点についてお答えお待ちしております。

  • ダイオードについての問題

    正しい説明を選んで下さい。 1)ダイオードは純度100%の ゲルマニウムでできている。 2)ツェナーダイオードに順電圧をかけると出力電圧が降伏電圧でクランプされる。 3)平滑回路で使用するツェナーダイオードは通常のダイオードと交換できる。 4)平滑コンデンサの時定数が小さいと、リップルが生じて機器に悪影響がでる。 5)平滑コンデンサは負荷抵抗と並列につなぐ。 6)ダイオードブリッジによる整流回路にはダイオードが6個 必要である。 7)フォトダイオードは電子スイッチとして利用される。 8)江崎ダイオードはLEDの 1つ で赤色の表示が容易になつた。 9)正孔は正の電位を持つ粒子のことで、P型 半導体中を移動して電流を生じる。 私の解答は2.7なのですが、 合っていますか?

  • ダイオードの原理

    再びダイオードについて疑問点があります。 順方向に電流を流したとき接合面でホールと電子が結合することにより電流が流れるのならば、逆方向に電流を流した場合も、P形・N形それぞれと導線との結合部分でそれぞれ、P形由来のホールと電池由来の電子が、N形由来の電子と電池由来のホールが、結合することにより(逆方向であっても順方向と同様に)導線に電流が流れることはないのですか? そうするとP形がホールを失って負に帯電、N形が電子を失って正に帯電して、両者の間に電位差(N形が高電位)が生じるからキルヒホッフの法則が成り立つ、と考えたのですが。 ちなみに前回の質問でN形とP形との接合面に電位差が存在している、という回答を頂いたのですが、そのことがあるから前段落のような議論は嘘になるのでしょうか?

  • ダイオードの空芝層での現象について

    PN接合ダイオードでは、P型にプラス、N型にマイナスの端子を接続すると、電流が流れるようになりますが、そこで疑問に思ったことがあったので質問させていただきます。 (1)P型とN型の接合面では電子とホールが対消滅して、空芝層という中性の領域が出来上がり、移動できる電荷がないため、つまり、キャリアがないため、電流が流れないと思うのですが、最初、電圧を印加しなくてもPN接合ダイオードを製造した時?P型とN型の半導体を接合した瞬間、電流は瞬間的に少し流れるんでしょうか?なぜなら、接合した瞬間は、P型とN型の電子、ホールが引かれ合って、接合面まで移動すると思ったからです。すぐに均衡が図られて電流は流れなくなるとは思いますが・・・・ (2)順バイアス電圧を印加すると電流が流れますが、そのとき、空芝層では絶えず対消滅が発生しているために、電流が流れるのですよね?ですが、電子とホールはそれぞれはダイオードの中心付近で対消滅するのだとしたら、電子は空芝層を通過しているわけではないということですよね。 つまり、N型の多数キャリアである電子はP型の層に到達して、さらに電池のプラス端子までは到達していないということですよね。ってことは、電流ってのは、導線のどこかの電子が動けば、流れるものなんでしょうか?自由電子は、接合面で消滅しているわけで、プラス端子までは移動していないのでこのような疑問を抱きました。 よく、電流の説明をしているアニメーションを見ると、マイナス端子から出て、プラス端子まで到達したときに、電流が流れるような感じになっています。 そこらへんが疑問に思います。 (3)逆バイアス電圧を印加すると、電流は流れなくなりますが、これは、プラス端子からホールが流れ込み、N型の電子がそれに引かれてダイオードの端の方まで引かれる。 マイナス端子の方も、電子が流れるために、P型のホールがそれに引かれて、同じく端に引かれるそのため、ダイオードの中心付近の電荷も端に寄って、結果として、中心付近には電荷がない状態(電荷の移動がない状態)となり、電流が流れなくなるんですよね? ですが、逆バイアス電圧を流した瞬間は、電荷がダイオードの端に移動するため、電荷の動きに時間的変化があるため、電流は一瞬流れると思うのですが、どうなのでしょうか? ちなみに、P型の端に寄せられた、ホールとマイナス端子からでてきた電子がダイオードと導線の接合付近で消滅して、ダイオードと導線の接合付近にも、空芝層ができることはないのでしょうか? 以上、長い質問ですが、回答よろしくお願いします。

  • ダイオード 逆方向電圧印加時に電流が流れない理由

    一般的なPN接合ダイオードにおいて、 逆方向電圧を印加したときに電流が流れない理由は何ですか? N型半導体の多数キャリアである電子は電池の+電極に吸収され、 P型半導体の多数キャリアであるホールは-電極から送られてくる電子によって打ち消されると理解しています。 このとき、電極間には電子が流れている、すなわち電流が流れているように見えるのですが。。。 ご回答、よろしくお願いいたします。

  • フォトダイオードについて

    フォトダイオードを逆バイアスした場合、入射した光子から正孔・電子対が形成されて、空乏層の電界によりそれらがp型・n型に移動することによって電流が流れる。 では、フォトダイオードを順バイアスした場合、形成された正孔・電子対は、空乏層の電界が弱まっているのでそれぞれp型・n型に移動しないのですか?形成されてすぐにその場で消滅するのですか?