• 締切済み

合金の固溶体の命名方法

合金の固溶体の命名方法についてお聞きします。α相、β相などとありますが、これは単に生成温度や組成などの順にα、β、γ…と命名しているだけでしょうか。それとも、α相といった場合は、何か特定の特徴を持つ相を指しているのでしょうか。また、γ'(ガンマプライム)などダッシュが付された相も存在するようですが、これはγ相とどう違うのでしょうか。よろしくお願い申し上げます。

みんなの回答

noname#46618
noname#46618
回答No.2

>A, Bの二元系の場合のγ相とC, Dのそれとは順番が同じだけでは、同じ性質を示すとは限らないと思うのですが YESです。合金系が違えば当然違います。 >γ相といえば、どの当たりの相かが理解できるので話が通じる NOです。 状態図集を見て考えてみてください。

noname#46618
noname#46618
回答No.1

そのとおりです。 >組成などの順にα、β、γ…と命名しているだけでしょうか YESです。 >α相といった場合は、何か特定の特徴を持つ相を指しているのでしょうか。 YESです。 元の材料と同じ性質を示します。 >γ'(ガンマプライム)などダッシュが付された相も存在するようですが、これはγ相とどう違うのでしょうか。 YESです。少し違うから、ダッシュをつけたのです。

saiwaonao
質問者

補足

早速お返事いただきありがとうございます。 基本的に、考え方は間違っていなかったようなのですが、もう少し詳しくお伺いさせてください。 例えば、A, Bの二元系合金の場合、例えばA単体からB元素の濃度の高くなるにしたがって、α、β、γと名付ければ良いと理解しました。 ただ、例えばA, Bの二元系の場合のγ相とC, Dのそれとは順番が同じだけでは、同じ性質を示すとは限らないと思うのですが、これは私の勘違いでしょうか。 あるいは、専門家同士の会話では、ある特定の合金系について、γ相といえば、どの当たりの相かが理解できるので話が通じる、という意味でしょうか。 (違う合金系の同じ名前の相を比べることは無意味?) よろしくお願い致します。

関連するQ&A

  • 合金の固溶体

    合金の組成(たとえば錫と鉛がそれぞれ何%)が変わると固溶体の存在領域が変化したり、合金の融点が変わったりするのは何が原因なのでしょうか?

  • 無機化学 固溶体についての質問

    一般に固溶体の固溶組成範囲は温度の上昇と共に広くなるとのことなのですが、その理由が知りたいのですが、自分なりに調べてみたのですがわかりませんでした。わかる方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。

  • 共晶2元系状態図

    合金の2元系状態図で共晶反応が起こるときの各相の体積分率について考えていたのですが、混乱してきてしまいました。 共晶組成からずれた組成の合金を一旦全体が液相(l)になる温度まで加熱してから冷却する場合を考えます。このとき、液相線とぶつかったところで固相のα相が出てきて、温度を下げるとどんどんその量が増えていきます。このとき、量の比はてこの原理で求められます。ここまではOKです。 さらに温度を下げて共晶温度に達したとき、共晶反応が起こって l->α+β に分解します。このとき、α:βの量比はα+βの2相領域の幅と初期組成から同様にてこの原理で求められると思うのですが、このときのα:βには共晶温度より高温ですでに出ていたα相も含まれているんでしょうか?それとも、この場合のてこの原理から求められる量の比はあくまでも共晶温度直前での液相が分解したものについてのみについて成り立つ関係でしょうか? なぜこのようなことを気にしているかというと、もし後者の解釈が正しいとすると、初期組成を決めて一定温度でどの相がどれくらい存在するかを状態図から判断するときに、熱処理の最高温度から履歴をつねに考えなければならないことになると思ったからです。いくつか本などで調べてみたのですが、あまりにも基礎的すぎるせいか記述されているものを見つけることができませんでした。どなたかよろしくお願いします。

  • 状態図を用いた問題

    「固溶限を伴う共晶型のA-B2元系で、両端の2つの固溶体中では、溶質はHenryの法則に従い、温度T1における各固溶体への溶質成分の溶解度(モル分率)はそれぞれXA=0.25(β固溶体中)、XB=0.15(α固溶体中)である。温度T1、組成XB=0.1並びにXB=0.5における成分BのRaoult基準の活量を求めよ。」という問題があるのですが、わかりません。どのように考えればよいのでしょうか。

  • 銅合金部品のAlろう付けの可否

    ろう付けについては詳しくないので。 金属学的考察から、銅合金部品をAlろうでろう付けすることは不可能のように思われます。 銅合金部品をAlろうでろう付けした実例を御存知の方は教えて頂きたい。接合する相手材の材質は問いません。 欲しいのは実例であって、机上の空論は無用です。 金属学的考察を、「鼻薬(抵抗材)等、抵抗部、発熱箇所、熱伝導の知識」を駆使して覆した事例を知りたいのです。 お願い。 (1)この質問は「43393 プロジェクション溶接について」と関連していることにご留意下さい。 (2)求めているのは「銅合金部品を『Alろう』でろう付けすること」です。 Alろう以外のろう材によるろう付けは対象外です。 またろう付けでない「拡散接合」も対象外です。 既に回答とご指摘を頂いているが、論点がずれてしまわないように、質問の趣旨を再度説明します。 (1)Al-Cu系状態図とAl-Cuスダッド溶接の結果から、溶融Alが生成すると溶融Alと固体Cuが短時間で反応し、Alよりも低融点の溶融Al-Cu合金が生成する。これはCuが溶出すると言える。 (2)接合力向上を狙ってCuに小さいアンカーを形成していたとしても、アンカーが溶出してしまうのでアンカー効果は期待できない。 (3)ろう付けでは母材の溶融や溶出はわずか(例えば数10μ以下)であるとされているので、(1)の考察からCu部品にはAlろうは使えないことになる。 (4)しかし何らかの工夫によりCuの溶出を防止することができれば、Cu部品をAlろうでろう付けすることも可能かもしれない。 回答(1)のXR-FC0215。 JISのAlろう材の融点は、低いもので520~580℃、高いものは577~615℃(但し固相温度(局部溶解開始温度)と液相線温度(全てが液体になる温度)で表示)。 XR-FC0215の説明サイトを見ると組成は「Zn,Al,その他」、融点は「420~480℃」。仮にZn-Al合金だとすると、融点が480℃になる組成は80%Zn-20%Al。420℃なら、さらにZnに近い。 XR-FC0215はAlろうとは言えない。これを使えばAl部品も溶融しないのでは。 ろう材メーカーのHPを見ても http://www.kinzokuyouzai.co.jp/data/#dat_2 「銅(合金)とAl(合金)」組合せ用のろう材は空欄になっている。 さらに「Al(合金)」とろう付けできる組合せ相手は「Al(合金)」だけになっている(その時のろう材はAlろう)。その理由は考察していないが、Alろうによるろう付けを軽軽に論じてはいけないようです。 ろう付けと言うと一般的には溶融ろう材と接合相手のぬれ性が注目されが、金属の組み合わせによっては、今回のように溶出による金属間化合物の生成が問題になる。 皆様からの情報提供に感謝します。

  • 地球が楕円体をしている理由について

    地球科学についての質問ですが、この中で答えられるものがあれば、回答お願いします。 ・地球はなぜ楕円体をしているのか、ということについて ・地球が楕円体をしているのは、どのように確認できるのか ・地球上に生物が生きれるようになった理由について ・地球上には、どういうバリアが存在するのかということについて ・結晶とは何か? ・太陽系の元素の存在の特徴について ・大気の組成の変化について 詳しい人がいれば、説明をお願いしたいです。 よろしく、お願いいたします。

  • 機械材料

    問1.次の熱処理記号の説明を記せ。 (1)F (2)O (3)T₄ (4)T₆ 問2.次の実用炭素鋼についての空欄を埋めよ。 S45CのJISの正式名称は(a)であり、英字のSは(b)、英字のCは(c)、数字45は(d)を表す。 問3.つの物質系の成分の数をn、平衡状態で存在する相の数をrとすると、この場合自由に定めうる変数は温度と圧力と各相の組成である。 このうち、相の平衡関係を変えることなしに自由に変えうる変数の数を自由度fで表す関係式を記せ。 問4.物質の結合様式を4つ上げよ。 問5.金属の3つの基本的な結晶構造を記せ。 問6.表面硬化法を2つ示せ。 問7.ステライトとはどのような合金か。 問8.一番有名なステンレス鋼の鋼種記号を記せ。 問9.代表的な鋳造の名称を2つ上げよ。また、種類の記号を記せ。 問10.AZ91およびZK60の合金の組成を記せ。 問11.代表的なTi合金の組成を記せ。 問12.黄銅を構成する合金種を記せ。また、代表的な黄銅を2つ上げよ。 問13.鉛青銅の代表的な軸受合金を一つ記せ。 問14.ホワイトメタルの用途を記せ。 問15.Ni-Fe合金の中で最も有名な合金を1つ上げよ。 問16.Ni-Cr合金の中でもっとも有名な合金を2つ上げよ。 1つでもいいので分かる方回答お願いします。

  • 機械材料

    問1.次の熱処理記号の説明を記せ。 (1)F (2)O (3)T₄ (4)T₆ 問2.次の実用炭素鋼についての空欄を埋めよ。 S45CのJISの正式名称は(a)であり、英字のSは(b)、英字のCは(c)、数字45は(d)を表す。 問3.つの物質系の成分の数をn、平衡状態で存在する相の数をrとすると、この場合自由に定めうる変数は温度と圧力と各相の組成である。 このうち、相の平衡関係を変えることなしに自由に変えうる変数の数を自由度fで表す関係式を記せ。 問4.物質の結合様式を4つ上げよ。 問5.金属の3つの基本的な結晶構造を記せ。 問6.表面硬化法を2つ示せ。 問7.ステライトとはどのような合金か。 問8.一番有名なステンレス鋼の鋼種記号を記せ。 問9.代表的な鋳造の名称を2つ上げよ。また、種類の記号を記せ。 問10.AZ91およびZK60の合金の組成を記せ。 問11.代表的なTi合金の組成を記せ。 問12.黄銅を構成する合金種を記せ。また、代表的な黄銅を2つ上げよ。 問13.鉛青銅の代表的な軸受合金を一つ記せ。 問14.ホワイトメタルの用途を記せ。 問15.Ni-Fe合金の中で最も有名な合金を1つ上げよ。 問16.Ni-Cr合金の中でもっとも有名な合金を2つ上げよ。 1つでもいいので分かる方回答お願いします。

  • 焼き戻し、二次硬化について

    素人の質問で ご容赦下さい。 ?焼き戻しが進行すると セメンタイトが凝集して大きくなり 軟化するとい う説明がありました。セメンタイトというのは硬いものであるという印象でこれが大きくなるということは 硬くなるというように思っていたのですが、いったいどういうことでしょうか? ?400℃から650℃の間に焼き戻しすると「合金元素による炭化物析出により二次硬化を起こすという説明」と 「炭化物生成元素のMo(モリブデン)、V(バナジウム)、W(タングステン)、Nb(ニオブ)、Ta(タンタル)、Ti(チタン)等はセメンタイトに固溶しにくく、2次硬化を起こすという説明」の二つの説明がありました。セメンタイトというのは鉄と炭素の化合物だと理解しております。この二つの説明からセメンタイトに固溶しにくいものは 合金元素による炭化物を析出しやすいと考えてもよろしいのでしょうか? ?二次硬化というのは特定の鋼に関して起こるものでしょうか? 以上、よろしくお願いします。  

  • 平衡状態図(wt%,%)

    合金の2元系平衡状態図について質問なのですが、 一般的に、横軸にはwt%がとられていると思いますが、たまに%が用いられてることがあります。 これは、意味合いてきに同じなのでしょうか? (Cu-35wt%Ni)と(Cu-35%Ni)は同じ意味なのでしょうか? また、別の話になるのですが 全率固溶の二元系状態図を考える場合 例えば、温度が液相線に達すると固体が生じますが それぞれの固体が(Cu-46wt%Ni),また(Cu-46%Ni)だった場合、 その1つの固体についてみると、Cu:Ni=54:46の割合で組成されてると 考えてよろしいのでしょうか? 初歩的な質問ですがよろしくお願いします。