回遊魚とは?秋刀魚の旅路について知りたい
- 秋刀魚はどこから熊野灘に来るのか判りません。回遊の魚たちの旅は魚たちを疲れさせるものなのでしょうか?
- 美味しいと言われる秋刀魚は、脂が少なく上品な味わいだそうです。その理由や魚たちの生活について知りたいです。
- 魚たちの脂の量は、魚のえさや水の影響ではないかと思います。しかし、魚たちの生活は人間のように忙しいのでしょうか?
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回遊魚
もう多くの方が秋刀魚をたのしまれたでしょう。専門の知見では、これが回遊魚なのかどうか不明ですが、今朝日本なんとかいう、コンピュータや電気製品の会社のメール・マガジンからの知識ですが、熊野灘にたどり着いて、食卓にきてくれる秋刀魚は、脂は少なめで、姿鮨などにするのだそうですが、さっぱりして上品とのことです。Webでもたくさんの回遊魚がでていましたが、どうも秋刀魚はどこから熊野灘に来るのか判りませんでした。 どうかお教え下さい。 (1) 秋刀魚は何処からの、周遊か回遊か知りませんが、訪問神なのでしょう。 (2) たどりついてへとへとというと、何か味も素っ気もない、鉋屑みたいに思いますが、美味しいというなら、それはへとへとというのではないと存じました。 回遊や周遊の魚達の旅は、魚たちをへとへとにするものなのでしょうか?私はそれはない、自然の運びはそうなっていない、と存じました。 (3) 脂が少ないというのは、魚達のえさや、其の量、或は水のせいではないかと存じますが、この自分なりの解釈は当を得ないものでしょうか? 人間みたいに、がさがさ疲れる生活ではないと惟うので、魚たちはもっと自然に生活しているのではないでしょうか?
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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サンマの回遊は残念ながら完全にはわかってはおりません。しかし,わかっている範囲内で(特に私の分かっている範囲内で)説明しますと,サンマの回遊は一年のうち時期によりまして3種類の回遊があります。 (1)越冬回遊…産卵場・成育場での回遊です。日本近海では駿河湾以南ですが,これは良くわかっていないようです。 (2)索餌回遊(北上回遊)…成育場から北西太平洋の餌場に向かっての回遊です。 (3)産卵回遊(南下回遊)…北西太平洋の餌場から産卵のために南下する回遊です。 さて,スーパーで買い求めますサンマについて何か不思議に思ったことはありませんか。卵巣や精巣が発達していません。昔はサンマの産卵回遊のための南下により漁場が変化します。オホーツク海,釧路沖・三陸沖・銚子沖・熊野灘沖と南下に従って漁場は変化するわけです。そして銚子を過ぎまして駿河湾沖まで来ますと産卵を始めますので卵巣・精巣が発達します。現在は漁獲規制の関係と脂の乗ったまるまると太ったサンマが好まれますから,ほとんどの漁獲量を釧路や三陸で取り切ってしまい,銚子以南での漁獲量は少ないのではないかと思います。 駿河湾沖以南のサンマは卵巣・精巣を発達させる必要がありますから栄養である脂が少なくなります。熊野灘沖まで南下しますと生殖腺が発達しているか産卵後かも知れませんから脂はほとんど無いのではないでしょうか。南のサンマを食したことはありませんが料理法によっては美味しいのではないかと思います。サケも川を上っています脂のおちた「ブナ」(肌が銀色でなくブナの木の肌のようなのでそう呼ばれます)の塩鮭や鮭トバが最高です。 「訪問神」なんですかこれは,読みも意味も知らないのですが,是非説明を…
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お礼
有難う御座います。 最新の知識・知見で、(1)から(3)まで遺さず、納得できました。 全てが氷解しましてとても気持ちのいいものです。 脂がなくなっても、そしてそれは人間のいわゆるへとへとのカスカス老廃というのではなく、神は美味しい贈り物を自らしてくださっているのだと、納得できそうです。 上記に来訪神について書きました。 人間も、そして民俗も流浪の境涯の方々は有史以前からおりますが、何か神秘性や曰く性を感じております。 東洋、インドなどでは、遍歴、訪問は情報や知見、技術をもたらす故もあり、そして又、他の世界、異界からの神として、大事にする風習が、伝統が有るようです。信仰ですね。 巡礼者に喜捨する気持ちも、その流れの一つでもありえますか。 どうも有難う御座いました
補足
私も民俗学は47年のサラリーマン(一箇所)の後、此処、両4・5年しか、片手間に読書しているだけです。 民俗学のことばでは、来訪神ということばが使われるようです。 gooによれば[異界から訪れ、人々に幸いをもたらして帰る神。]お客さん。 まれびとともいい、これもgooによると[折口信夫の用語。海のかなたの異郷(常世(とこよ))から来訪して、人々に祝福を与えて去る神。]となっていますが、人間にもいうことがあります。 遍歴の、祀りごとをしてくれる人なども、それになぞっているようです。姿かたちは神ですから見えないのでしょうが、伝説などにでてきます。スサノウなどもそんな性格が付せられているようです。 私は修飾の比喩で、神様と表現しました。不可視の言い伝えを何かと見える現象や事件、事物になぞらえることが、何か曰くありげであり、洒落にもなるように使う人たちがいるのです。私もその一人ですが、必ずしも全く根拠がないわけではない。ということです。 つまり全てのものは、神が姿をとっているのだという、一つの信仰でもあります。