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決算をまたぐ処理に付いて。

発生主義に関して少々混乱している部分があるのでご指摘ください。 弊社はネットショップを運営しており、9月が決算となっております。 9月30日にクレジットカードで注文が入りました。 10月1日に商品を発送し、カードの請求処理というのを1日に行いました。 弊社では発送日にカードの請求処理をしております。 発生主義の場合、クレジットカードでの売上発生は 注文日と請求処理日(つまり発送日)のどちらになるのでしょうか。 注文日であれば今回の決算に含まれますし、 請求処理日であれば次回の決算に含まれるのですよね。 なお、カードの売上入金は請求処理日を基準にカード会社で締められ 後日弊社に入金という方式になっております。 請求処理をしない限りは売上はたたないので、 やはり請求処理日が「発生日」と言うことになるのでしょうか。

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  • ベストアンサー
  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.3

>請求処理をしない限りは売上はたたない・・ 間違いです。 ◆クレジットカードでの売上に限らず、全ての売上計上のタイミングについて言える事ですが、企業会計原則には「実現主義の原則」というのがあります。これは、「売上高(営業収益)は実現した時点で計上せよ」という意味です。(売上計上での「実現主義」は広い意味での発生主義会計の一つです。) ◆一般に、商品(や製品)の売上実現のタイミングは次のうちのどれかです。 (1)商品を自社から出荷した時点……出荷基準 (2)商品を顧客が指定した場所に納品した時点……納入基準 (3)商品が顧客により検収された(検査合格となった)時点……検収基準 どれにするかは、企業が自由に決められます。それを、その企業の「売上計上基準」と言います。売上計上基準は、一度決めたら(やむを得ない場合を除き)変更することなく守り通すことが大切です。度々変更すると、損益計算書の経時的連続性が維持できないからです。 ◆さて質問者の場合は10月1日に商品を発送したので、出荷基準ならば10月1日付で売上計上します。なので、この売上は次回の決算になります。(受注時点で売上計上するのは、正しい企業会計ではありません。) ◆商品を顧客に渡せば請求権が発生します。それを、会計では 〔借方〕売掛金****/〔貸方〕売上高**** と表します。「売掛金」とは、売上代金の請求権を意味します。 ですから、請求権が発生すれば売上がたつのです。 ところでルート営業の場合は、請求権が発生すれば、定時支払日には代金を払ってくれる顧客が多いですが、そうでない顧客は、請求書を発行して代金を払って欲しいという意志表示(請求権の行使)をしないと払ってくれない場合があります。そのため、請求書を発行するという商習慣が生まれた訳です。 以上、請求権の発生と請求権の行使とは別物ですから区別して考えて下さい。

shimayu
質問者

お礼

実現主義というのは初めて知りました。 出荷を基準とした出荷基準で今まで行っていたので それが間違いじゃないと言うのが分かって一安心です。 おかげですっきりしました。有り難うございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

一般的な話をしますが、在庫の棚卸資産が自社のものであるなら それは売れたという状態ではありません。 受注と考えます。 今回のケースは私は売り上げは10/1と考えています。 もしも9/30売り上げであるなら9/30の棚卸資産にその商品を計上しては いけません。売り上げ=債権の取得であるのに資産も自分のものでは おかしいでしょう。 極端な例考えれば理解できますかね。 PLで見るともし9/30売上というのであれば、金額が1億あったら。 9/30 売掛金100000000/売上100000000 PLはここで締め。つまり他に伝票なければ利益1億円です。 10/1 売上原価90000000/商品 90000000 翌期PLはゼロから開始ですから、PL上なにもしてないのにいきなり9千万の赤字です。 金額は大きいですがこういうことになるのです。 だから売上は10/1だと考えるのです。

shimayu
質問者

お礼

なるほど、そのように考えれば確かに10月1日と言うのが当たり前だと思えました。 非常に分かりやすくご指導頂きありがとうございました!

回答No.1

請求上の話はカード会社の締めによると思うので売掛なり社内上の売り上げ計上について、という前提で。 まず商品を発送していない9/30の段階で商品の財産上の権利はあなたの会社にありますか? もし10/1に自社の権利から顧客の権利に移動するなら9/30は自社の棚卸資産に入りますよね。 では9/30に在庫として物があり、売り上げも計上ができたらどういうことになりますか? 棚卸資産があればその分利益は上昇し、売り上げがあがればさらに上昇する。 次の期ではその分マイナスが発生します。一般企業ではこういうやり方をとらないと思います。 その商品は売り上げが決定してるので自社の在庫ではない、とするなら逆の話になります。 ただ物が倉庫に積まれていて自社の在庫ではなく、顧客の預かり品という説明は私はおかしいと思いますが。

shimayu
質問者

補足

なるほど、理屈は分かりました。 9月30日の時点で在庫はあり、発送することも可能でしたが 日曜日と言うこともあり翌日に発送したわけです。 棚卸しは30日に行い、その際に売れた商品は棚卸資産として計上しています。 と言うことは、具体的にはどうなるのでしょうか…。 初めての決算で経理というのも初めてです。 棚卸資産として計上しないのなら当期の売上とし、 棚卸資産として計上するなら翌期に売上とする、と言うことでしょうか。 引き続きご指導いただけたら幸いです。

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