• 締切済み

酸で滴定と吸収・発光スペクトルの関係?

とある蛍光物質の溶液に(例えば)0.1当量ずつ酸滴定していきます。 そして、毎回その溶液の紫外・可視吸収スペクトルや蛍光スペクトルを測定していきます。 このような実験からどのようなことが判るのでしょうか? それともこのような実験はあまり一般的ではない、又は、場合によって意味合いが異なる実験なのでしょうか? 『等吸収点がいくつあるか』とか、紫外・可視吸収スペクトルにおける等吸収点が重要そうなイメージがあるのですが・・ 何かこれに類似した実験等を御存知の方、参考にさせて下さい

  • 化学
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みんなの回答

回答No.3

質問の意味が抽象的ではっきりした答えはできませんが、ある実験フローで試料濃度やその物質が未知である場合や反応経路が複数の場合、所定の試料濃度に対して薄い滴定液から順次添加していき、その時の吸光度を測り、極大吸収を用いて分析する場合があります。また、質問にもあるように、極大吸収は必ずしも一点ではなく、2点以上あることもあり、さらにpH等によってもその発色度は異なる場合があるため、素性の分からない試料の分析を行う場合にはこの段階から実験を始めることがあります。ただ、ほとんどの分析法ではなにがしかのプロトコルを応用して実験することが多いので、私の場合はそこまでやったことはありません。

回答No.2

等吸収点はH+がいくつ結合するかで数が違ってくるだけですよ。 そして等吸収点がわかると、その蛍光物質と酸との反応の平衡定数を求めることができます。 で、平衡定数がわかると、吸収スペクトルと蛍光スペクトルの結果から 蛍光物質の吸光度、蛍光強度より溶液の酸性度(pH)を知ることが出来るようになります。 もしその平衡反応が鋭敏なものなら、新製品として論文に出したり ドータイド試薬、東京化成など企業に売り込むことが可能でしょうね。

  • gumi_gumi
  • ベストアンサー率42% (24/57)
回答No.1

日本薬局方の一般試験法の中に吸光度比法というのがあります。 スペクトルではなくて吸光度を測定しているようです。 関係がありそうなのでお知らせいたします。

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