• ベストアンサー

お傍に一冊。何薦めますか? 

 最近,図書で棚に並んだ本を眺めるたびに思うんです。「昔は有名な先生が良い本を書いてたなぁ」って。  で,質問です。あなたが薦める化学分野の成書で,以下の条件に合いそうな物を教えて下さい。  1)古典的名著。古典になると思われる名著。  2)化学を学ぶ若者に薦めたいもの。  3)解りやすいかどうかは特に問わない。  4)絶版でも構わない。  5)総説を纏めたものや教科書は除く。 例えば私の書棚にある物では, 「化学結合論 改訂版」  ポーリング 著,小泉正夫 訳,共立出版 「炭素化合物の立体化学」  E. L. Eliel 著,島村修 等訳,東京化学同人 「軌道対称性の保存 ウッドワード・ホフマン則」  R. B. ウッドワード,R. ホフマン 著,伊東椒・遠藤勝也 共訳,広川書店 「化学反応と電子の軌道」福井謙一 著,丸善  面白そうなものがあれば,購入(絶版が多いかな?)して所蔵しても良いなと思っています。無理でも,図書にあれば読んでみたいので宜しくお願いします。  なお,お礼は少し遅れるかもしれませんが,必ず致しますので宜しくお願いします。

  • rei00
  • お礼率94% (108/114)
  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数6

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • psa29
  • ベストアンサー率64% (150/231)
回答No.2

rei00さんのイメージからは、かけ離れてしまっているかと思いますが、私が学生時代にお世話になった本をご紹介します。 1,井本稔 著 「有機電子論解説」(上・下)   現代科学シリーズ  東京化学同人 2,P.SYKES著、久保田尚志 訳 「有機反応機構」(上・下)   現代科学シリーズ  東京化学同人 3、JERRY MARCH著 大饗 茂 他訳 「最新の有機化学」   東京化学同人 4,「共重合」 1,反応解析 2,反応制御 3,工学解析    高分子学会偏  培風館 5,岡本善之 著  「酸と塩基」   講座 有機反応機構  東京化学同人   なお、講座 有機反応機構は全14卷のシリーズで   どれも一読の価値はあると思います。 6,大木道則 著 「酸と塩基」   有機化学講座6 培風館 7,戸倉仁一郎 著 「溶媒和」   化学モノグラフ24   化学同人 8,キース・J・レイドラー 著 高石哲男 訳  「化学反応速度論」(1、2) 産業図書株式会社 9,フーバー 著 村田一郎・山本景祚 共訳  「有機反応機構の問題と解法」  廣川書店 10,G.C.PIMENTEL, R.D.SPRATLEY 共著 千原秀昭・大西俊一 共訳   ピメンテル「化学結合」(その量子力学的理解)   東京化学同人

rei00
質問者

お礼

回答ありがとうございました。御紹介いただいたものを図書で調べてからと思っている間にお礼が大変遅くなってしまいました。お許し下さい。 >1,井本稔 著 「有機電子論解説」(上・下)  学生時分に,これの前著に当たる「有機電子論 I, II」または「有機反応の理論 I, II」(どちらかは忘れました。いずれも共立全書です)を購入して勉強した記憶があります。手元には,これの流れを汲む「有機反応論」(井本稔・仲矢忠雄 著,東京化学同人)があります。  そう言えば井本先生の専門は高分子化学でしたね。お知り合いでしょうか?(あ,別に答えなくて良いですよ。独り言ですから) >2,P.SYKES著、久保田尚志 訳 「有機反応機構」(上・下)  これは院生時分に新しい版(第3版)の海賊版が出て,購入しました。なお,第4版の訳本も何処かにあるはずですし,第5版の海賊本も手元にあります(もう時効ですよね)。  それぐらい有機反応機構の本といえばこれだったのですが,今は何でしょうね・・・。 >3、JERRY MARCH著 大饗 茂 他訳 「最新の有機化学」  これは教科書ですよね。私は直接知りませんが,数年前にシカゴへ行った時にそこの学生さんが持っていましたね。そう言えば,確か,この本を輪読していた先生もいたような気が・・・。 >4,「共重合」 1,反応解析 2,反応制御 3,工学解析  すみません。高分子には興味はあるものの知識がありませんので,これに関してはノーコメントです。 >5,岡本善之 著  「酸と塩基」 >6,大木道則 著 「酸と塩基」 >7,戸倉仁一郎 著 「溶媒和」  そうです。こういった類の本が最近は無いような気がします。売れないからなんでしょうが,この手の本をもっと出版して欲しいですね。  先程図書で見ていて,「講座 有機反応機構」,「有機化学講座」,「化学モノグラフ」等の図書にあるものを読み直す気になりました。知識の再確認に有用そうです。 >8,キース・J・レイドラー 著 高石哲男 訳 >「化学反応速度論」(1、2)  学生時の薬品物理化学の参考図書がこれでした。確か1~4まで買って読んだような気がします。現物が手元に無いので,1と2だけだったかもしれませんが,惜しい事をしたようです。 >9,フーバー 著 村田一郎・山本景祚 共訳 >「有機反応機構の問題と解法」  これは質問の条件に合っていないし,見る事も出来ませんでしたので,ノーコメントです。 >10,G.C.PIMENTEL, R.D.SPRATLEY 共著 > 千原秀昭・大西俊一 共訳 > ピメンテル「化学結合」(その量子力学的理解)  確か,これと「化学熱力学 --分子の立場からの理解--」(G.C.Pimentel・R.D.Spratley 著,榊 友彦 訳,東京化学同人)が教養化学の参考書に上がっていて読んだように思います。解りやすかった印象があります。  何か意味なく長いだけのお礼になってしまいましたが,お許し下さい。また,psa29 さんにも色んな所で誤回答まがいの私の回答をフォローしていただいて感謝しております。今後とも宜しくお願いします。

rei00
質問者

補足

 お盆で休んでいる間に回答がつくかと思って投稿したんですが,ヤッパリ休み中には回答も来なかったですね。1つも無いかとも思っていましたので,回答いただいたお二人には大変感謝しております。  さて,御紹介いただいたものを図書で探している間に,「現代科学シリーズ」(東京化学同人),「講座 有機反応機構」(東京化学同人),「有機化学講座」(培風館),「化学モノグラフ」(化学同人)等の面白そうなものを図書で借りて読み直すことにしました。  という事で,これらを紹介いただいた psa29 さんに 20P 贈らせていただきます。loveobo さん,10P でスミマセン。お二方とも,今後とも宜しくお願い致します。

その他の回答 (1)

  • loveobo
  • ベストアンサー率48% (102/210)
回答No.1

『ルブランの末裔 明日の化学技術と環境のために』 久保田宏・伊香輪恒男  東海大学出版会 1978 通読していないのですが、学生時代に講議で紹介された一節が たいへん印象的でした。「ガソリン 100 L を燃料でなく合成原料 として使ったら何ができるか?」 "or" かと思って聞いていたら、 "and" だったので感激! 20年前の啓蒙書が何を訴えていたか、 いま読んだら別の面白さがありそうですが、検索してみたら 絶版のようです。 #今日は××が炎症を起こしてしまって、件のNSAIDs(ラセミ)を OTCで買ってきました。医者に行かずに治まりますように(;_;)

rei00
質問者

お礼

遅くなりましたが,回答お礼申し上げます。 >『ルブランの末裔 明日の化学技術と環境のために』 > 久保田宏・伊香輪恒男  東海大学出版会 1978  このタイトルは見た様な気がします。以前,この手の本で目に付いたものを片っ端から読んでた時期がありますので,その時に見たんだと思います。買っとけば良かったかも・・・。  質問時期が悪かったのか,回答が付きそうにありません。もう少しだけ開けておいて,形を変えて再質問にしようかと考えています。その節は宜しく。 P.S. 多くの質問での適切なフォローありがとうございます。今後とも宜しくお願いします。

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