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安部総理は何をしようとしているのですか?

メディアは安部総理にケチをつけるのが好きみたいで、何がどう悪いかは全然言いません。 お友達内閣とか、サプライズのない人事がサプライズとか、何を根拠に否定しているのかが理解不能です。 内容のない否定はいりません。安部総理がしようとしている事や目指している事を教えてくれませんか?

  • live0
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  • 政治
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  • tooma37
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回答No.3

・経済  景気拡大を重視しています。その為の方法論として規制緩和によって競争を促す事や政府の機能を縮小して市場の活躍できる範囲を広げる“小さな政府”を目指す新自由主義経済を採用しており、近年話題になっている格差の拡大には冷淡です。しかし小泉前総理よりも本来の興味は国防や外交の分野にあるようなので、風向きが変われば今回のある程度の軌道修正の余地はあるようです。 ・財政  上述の小さな政府化を推し進め歳出を減らすとともに、景気拡大による税収増によって国の借金を返済しようとしています。小泉前総理から押し付けられる形になった消費増税に関しては未だに態度を明確にしておらず、去年党内で議論になった特別会計である揮発油税でも明確な態度を示せませんでした(これはどちらかというと調整力の問題かもしれません)。 ・外交  首相就任以前はタカ派的な発言で保守層の支持と革新層の嫌悪を招いていましたが、イラク戦争の失敗もあってアメリカ共和党とは距離をおくつもりのようです。目指す所としては歴史認識問題をなるべく避けつつ中韓との中を改善して元来親日的とは言えないアメリカ民主党政権の誕生に備えるつもりでしょう。 ・憲法  小泉前総理以上に情緒的な保守主義者である安倍総理にとって憲法(特に9条)の改正は悲願です。ここで9条改憲の是非について述べる事は避けますが法律の決定に委ねる部分が異様に多い事(これでは硬性憲法の意味がありません)や公務員の憲法擁護義務の削除などかなりトンデモな内容の自民党案を推し進める意向のようです。 ・国防  小さな政府論の影響で微減を続けてきた防衛予算ですが、これからも突然跳ね上がるといった事はなさそうです。しかし中期的な視点でみればタカ派の政治家であれば、自衛隊の国軍化や武器輸出規制の解除などは行いたいところでしょう。

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質問者

お礼

色々な視点からの回答ありがとうございます。こういうマクロな視点が政治には必要なのですね^^; 各項目ごとに追加で質問があるのですが、 ・経済での規制緩和とは具体的に何をしたのですか? ・財政では、小さな政府にする為に何を削っているのでしょう?そもそも、小さくして借金を返すのは無理があるように思えるのですが、明確な案などはいっているのでしょうか? ・外交では、具体的にどんな事をしているのでしょうか?韓流ブームのように文化的ところから交流を画策しているのでしょうか? ・憲法では、法律の決定にゆだねる部分が多すぎるとありますが、それだと何がまずいのですか?そもそも公務員の憲法擁護義務とは何なのでしょう? 色々質問してしまい申し訳ないです。

その他の回答 (24)

回答No.15

とりあえず私なりの安倍首相の見方をします。安倍さんがどういう意図を持って政策を実行しているかは本人でないと分からないのだと思いますが、少なくとも安倍路線の改革の末には真の意味での民主主義を維持できないような体質が出来上がってしまう可能性があるということが言えると思います。例えば、郵政民営化の是非で選ばれたメンバーで強行採決を繰り返すのは論外かと(というか、それを指摘しない国民も論外)。また、教育問題に関して「美しい国」路線を持ち込もうとしていますが、今の国民の政治レベルの低さを見ると、単なる政治的プロパガンダとなってしまう危険性があると感じています。結局、国家権力(やマスメディア)に対するイエスマンを量産するための下地作りにしか見えないんですね。 まあ、それが意図せざる結果であったとしても、起こってしまったらどうしようもないわけで…。 あと、憲法問題に関しては意見は避けますが、国民が「憲法は本来国家権力の暴走を防ぐためにあるのだ」という認識をしておくべきであると思います。 うーん、まあとりあえず安倍さんみたいな人が出てきたときにきちんと判断できるだけの政治の基本的な知識(テクニカルなものではなく)と論理的思考能力を持っていた方が良いということが言えると思います。

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質問者

お礼

う~ん。私が一番疑問に思うのが、政治の基本的な知識なのですよね。。この人が良い悪いなんてどこで判断するのでしょう?選挙で候補者を見ても、私がわかる程度なら大概の人はわかるでしょうし、問題が起きるのに気付くのも、大方終わった後で気づきます。 それを言うのは簡単だけど、言う側は面白みを知っているから学ぶ気も起きるのでしょうが、それを知らない側はただの苦痛でしかないんですよね。。面白みを知る機会が欲しいなぁ。。と思います。

  • tooma37
  • ベストアンサー率25% (96/374)
回答No.14

>憲法と言うのは変わっているのですね。与党なのに望んだ改革が出来ないなんて、、。 例えば憲法がなく全ての国家運営を法律によってのみなせるのであれば。衆参を握る与党が治安維持法復活や、在日外国人の集団虐殺や、ニートの自衛隊強制入隊などの暴挙を行ってもそれを防止する制度的手段はなく、次の選挙まで彼らを罰する事はできないわけです(そのような状況になれば選挙などいくらでもコントロールできるでしょう)。 >私は公務員の憲法擁護義務は、待遇や給料は当初とは変わっているので是正は必要かな  憲法擁護義務は公務員の待遇とは基本的に無関係です。これを変えずとも公務員改革はなせます。 >会社でなら普通にクビを切られることが、公務員では許されるなんてのはおかしいと私は思うので、是正も必要とは思うのですが  公務員の地位の安定は労働三権を始めとする人権の制限に対する代償と考えています。公務員の地位を民間労働者並みの不安定なものにするのであれば当然現在制限を受けているスト権などは回復されるべきですが、結局は国民がそれに伴う不便を受忍できるかどうかだと思います。

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質問者

お礼

ありがとうございます。だとしたら余計に悩みます。元々歯止めがあるのなら、何故野党がいる必要があるのですか?参議院があれば充分に思えるのですが。。 憲法擁護義務についてあまりよくわかっていないです^^; 用は、入ってしまえば何をしようが首を切られないってことでいいんでしょうか?

  • mi-dog
  • ベストアンサー率6% (92/1479)
回答No.13

本質は構造を変えようとしてるとは思います。 習慣を変えようと。 あと、ある人物を引っ張ろうかと???? 利権が絡むと人間は変わります。 その辺を整理したいのでは? 全うな世の中にしたいのか??? まじめに働く人たち、子供の行く末、老人たちの安定、人口の体系が逆ピラミットになってるとか、産業の衰退などいろいろあります。 問題がいろいろあるので、問題定義してる段階です。 いい意味で捉えたら、問題を噴出させてると思います。 良いように捕らえたらですが。

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質問者

お礼

あ。ですね~。逆ピラミッドなら、老人の福祉サービスは選ばれた人だけ適用して、育児関連にその余ったお金を注げば済むことじゃないかな?と、私は思うのですが、、

  • hotsquer
  • ベストアンサー率11% (17/142)
回答No.12

ブッシュ支持派の、キリスト原理主義者が起こしたい、最終戦争と その世界資本グループ下にある、様々な秘密捜査グループやその配下の 暴力団、メディア、雑誌、政治コントロール、教育コントロール こういったものの影響を踏まえ、小泉時代より、郵政民営化などで、 親アジア派に、距離を置き、メディアで彼らに悪のイメージを 植えつけて、この郵貯の資本が基本的には、海外に流出しやすく するための工作だったそうです。 郵政民営化で成功した国はない。という矢先の事だったそうです。 アメリカ背後グループと、欧州と中国のグループが、この夏これに明らかな対峙の姿勢をみせいろいろあったようで、安部総理は、タカ派ではなく、親アジア的な人を、回帰させただけです。 ですから、もともとそういった背後グループの意図内での、変化しか おきませんでしたが、それも少しづつ変わる、、可能性があるという 場面ではないかと思いますが、自分にはよくは分かりません。 ベンジャミンフルフォード氏の本を薦めます。これは、ここにいるような人達には、なぜか嘲笑をあびるという全く疑問的な姿勢を浴びる物ですが。 何を根拠に阿部を批判しているか?日本メディアは、もともとアメリカ CIA傘下暴力団組合的に影響を色濃く受けているグループであると 思うので、この動きを批判して当然です。 任務をまっとうしようとしているだけなんだと思いますが。

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質問者

お礼

軽くですがベンジャミンさんのHPをみました。メッセージ性の強い方ですね。読みやすいです。事実は分りませんけど^^; 日本のよりさらっとしている感じがして私は好きです。

回答No.11

まず、メディアは安部総理にケチをつけているだけで、本質的批判を行っていないということが重要であると考えます。昔からなのかもしれないですが、メディアは視聴率確保が必要で、ある程度視聴者にあわせた番組作りをしていると思います。つまりは、上っ面の批判に食いつく国民があってこそ、そのようなメディアの存在が確立されているのです。 ナントカ還元水などどうでも良いのです。教育や外交など大切な問題は他にいくらでもあります。しかし、国民は些細なことを騒ぎ立てて喜んでいる。こういう構造があるのだと思います。教育基本法の通過よりナントカ還元水の方がクローズアップされているのは明らかにおかしいとは思いませんか?言ってしまえば、視聴者には日本にある本質的問題を議論するだけの知識も能力もなく、感覚的に政治に口を出しているだけということではないのでしょうか。コメンテーターも国民の意見を代弁しているような顔をして、本質的議論を避けているように思えます。はっきり言ってレベル低すぎです。 太田総理という番組がありますが、そこにもそうした構造がよく表れていると考えます。太田総理が言うことは一見して無茶苦茶なのですが、かなり本質をついたことを言っている。しかし、それを政治家やゲストが「実現可能か」という意味のない議論をして本質を見えにくくしている。太田光は言いにくいことをあえてギャグとして提示しているのに、その本質をきちんと見抜いている視聴者は少数であるように思えます。 ということで、メディアはケチをつけることしかしないのです。きちんと安部総理のマニフェストや著作を読んで、勉強したほうが良いです。 ちなみに私は安部総理をよくは思っていないのですが(言っちゃ悪いけどブッシュと同じで知的に見えない。二世政治家でしょって感じ。まあ、それだけじゃなくて政策に問題があると思っているのですが…)。

live0
質問者

お礼

ありがとうございます。メディアは報道ではなく週刊誌と同じなのですね。信用するに値しなくてジャーナリストとゴシップ記者はほとんど同じ。用は売れたらジャーナリストと名乗って聞きかじった事をペラペラ話して俺エライと言う仕事なのですね。 大田総理は初めの頃はそう思ったのですけど、やはり権力者の成れの果てというべきか、、イエスマンをはべらして迷走しているように感じました。けど、続いて欲しいと思う番組です。 本とか著書をやっぱり読まなくてはいけませんか^^;ですよね。それが一番の近道ですもんね。検討してみます^^;

noname#177238
noname#177238
回答No.10

私がブログに書いた記事のコピペです。 上記本「気高く、強く、美しくあれ」は、ジャーナリスト櫻井よしこさんの本です。  忙しくてあんまり読んでいないのですが、思うに、櫻井さんは、日本国民に「気高く、強く、美しくあ」って欲しいという希望をお持ちなのだと思います。そうなって欲しい、そういう社会を実現したい、そのためには、憲法をその手段に用いて、実現するのが良いと考えているということです。  ぱーっと「見た」だけなので、何とも言えませんが、櫻井さんの憂国の念はよく分かります。要は、拝金主義の堀江モンなり、村上ファンドなり、ニートなりが、大嫌いなのです。  しかし、局面ないしは次元を間違えてはいけません。近代憲法は立憲的な意味をまず持たなくてはいけません。それが、歴史上での、人類が発見した叡智なのです。「立憲的」とは「国家権力を制限し、広く国民の権利を保障する」という意味です。要は、お上がものを決めるのではないのです。国民一人ひとりが自分のことは自分で決める権利を持つことを保障する、このことを、国家成立の大前提にしない憲法は、少なくとも近代的な意味での憲法とは言えないのです。(芦部信喜「憲法」など参照のこと)。従って、櫻井さんが日本国民や日本社会に「美しくあ」って欲しいと思うのは櫻井さんの自由なのですが、別に俺は美しくなくてもいいと思う人間がいても、それはそれで(真意は別として)その当人の自由なのです。   第十三条  すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由、及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を要する。   第十九条  思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。  そもそも、憲法は人の生き方を決める指針ではないのです。出来る限り幅広い(要は、他人の権利を侵害しない限り最大限に)個人の自由を認め、その範囲内でどう生きるかは、個人の自由だということです。国家権力が個人の思想信条に影響を与えるというのは、きわめて危険なことであるというのが、近代における様々な戦争を通じて、人類が得た経験則なのです。要は、櫻井さんがその容貌のように美しく生きるのも、それはそれで櫻井さんの自由であるのと同じように、堀江モンが、(法律違反は勿論いけませんが)、金儲けが大事だと考えて生きるのも、それはそれで堀江モンの自由なのです。戦前の特別警察のように、いちいち個人の思想信条に介入して、拷問にかけたり、不当な裁判にかけるのは、結局個人の生き方はその個人の自由意思により決めるという、近代立憲主義に違反するものであり、とうてい許されることではないのです。  また、憲法が人の生き方の指針ではなく、国家権力に対する命令規範だというのは、第九十九条に表されています。   第九十九条  天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ  この条文の主語を見て下さい。「国民」が入っていません。要は、国民は日本において主体的に生きる自由を持っている、国家権力はそれを決して踏みにじらないよう、個人の尊厳を最大限保障した日本国憲法を守りなさい、ということです。  う~ん、うまく書けているのかいないのか、自分でも判断に迷いますが、櫻井さんが考えている次元と、日本国憲法が想定している次元、また憲法学者や、裁判官や弁護士など法律家が見ている次元が重なり合っていないのです。従って、櫻井さんの本は、まずその点においての誤解の上に成り立っています。  そもそも、「美しく生きる」とは、曖昧な意味です。何をもって「美しい」とするのかは、その個人によって異なるからです。要は、個人の自由意思です。先祖伝来の神道や仏教などの日本古来の伝統を大切にして生きるのを「美しい」と感じる人もいれば、ヨーロッパ風、アメリカ風、南米風、アジア風、後は、ちょっと分かりませんが、その人それぞれ何をもって「美しい」と感じるのか、各人の感じ方があるのですから、それらを、他人の権利に抵触しない限り、最大限国は保障する必要があるのは、当たり前のことなのです。従って、櫻井さんの「気高く、強く、美しくあれ」と他人に要求するのは、それはそれで櫻井さんの自由ですし、個人の意見としてならば、私も別に反対するものではないのですが、それを「憲法」として制定し、広く国民一人ひとり、櫻井さんとは全く赤の他人の人間が従う義務はないのです。  櫻井さんの憲法前文の改正試案です。 --------------------------------------------------------------------------------  日本国は緑深い山々と豊かな海に抱かれた美しい国土に、国民統合の象徴である天皇を戴き幾十世紀もの悠久の歴史を積み重ねてきた。   自然を畏敬し、命あるもの全てを慈しみ、穏やかな精神文明を育んできた日本民族は、ひとりひとりの国民を大切にし、人の和を尊んできた。上も下も睦びて人の和を以って国柄の基本となしてきた。  遍く行きわたる教育によって国民は自を律する倫理観を身につけ、秀れた文化を生み出し、産業を興し、比類なく豊かな社会を築いてきた。現在の日本国は、幾百世代もの昔からこの祖国を築き守ってきた先人たちの心の結実であり、日本国民は、日本を日本ならしめてきた日本文明を、未来世代にたしかに伝えていくものである。  また日本国と日本国民はこの国の独立を自らの手で守るものである。正義と平和を実現し、自由と人権を尊重し、それらを支える勇気と責任の醸成を以って、責任ある国家及び国民の使命と位置づける。日本国と日本国民は、自然を尊び人の輪を基調とする日本文明を以って、広く、二十一世紀の国際社会と人類のために貢献するものである。  日本国民の至高の意志により、日本国の未来への決意を、ここに新しい憲法をもって宣言する。 --------------------------------------------------------------------------------  これはこれで、一つのあるべき文明社会の理想像であり、別におかしいものではありませんが、立憲的意味での憲法、つまり、通常使われる意味での「憲法」とは言えません。何故なら、国家権力に歯止めをかけ、制限していくという視点が欠如しているからです。また、国民への命令規範と読めるのも、「憲法」への無理解から生じたものです。  何とか国を良くしていきたい、その想いは、尊重されるべきものです。しかし、櫻井さんは二つの過ちに気がついていません。一つは、個人の尊厳があって、それが保障されてこその言論があるということに気がついていないこと、二つ目は、今の日本国の現状に憲法に責任があるわけではないこと(これもあります。今の日本の惨状は日本国憲法のせいだという発想を櫻井さんはお持ちのようですが、それとこれは関係ないかと思われます。関係すると言うなら、そういう日本の悪しき現状を憲法が生み出したと、論証なり、実証なり、検証なりする必要がありますが、今のところ、櫻井さんの刹那的な想念のようにしか思えません)。  櫻井さんの想定する理想的な国家の理想像を、櫻井さんは櫻井さんの発表する本で、またはマスメディアで、堂々と櫻井さんは主張すれば良いかと思われます。しかし、その手段に憲法を持ち出されては、さすがに勘弁してくれと思います。それでは、結局の櫻井さんの気高い志が、国家権力の悪しきエゴイズムに変質するのは、明らかです。  櫻井さんの高い資質から、こういう本も書かれたのでしょうが、今一度受け取る方も、勿論書く方も、冷静になる必要があると思います。 日本国憲法前文   前文(第一項)    日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。  自民党のHPの「政策パンフレット」です。  その中に「憲法改正のポイント-憲法改正に向けての主なポイント」という項目があり、そこには、「自民党がつくる憲法は、「国民しあわせ憲法」です」という項目があります。 そこを開くと、以下のような文章が掲載されています。 --------------------------------------------------------------------------------  私たち自由民主党は、すでに昨年の総選挙における政権公約において、立党50年を迎える2005年11月までに新しい憲法草案をつくることを、国民のみなさんにお約束いたしました。私たちは、この約束を実行するべく、本年1月から、日本国憲法をすみずみまで点検する作業を着実に進めています。  現憲法は、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を三原則として、戦後日本の平和と繁栄に大きく貢献し、我が国に定着してきました。このことは高く評価すべきであり、これらの原則は、人類普遍の価値として、今後ますます維持・発展させていく必要があります。そして、私たちの考える新しい憲法は、国民の誰もが自ら誇りにし、国際社会から尊敬される「品格ある国家」を目指すものです。  また、科学技術の進歩や少子・高齢化の進展など、新たな課題に的確に対応するとともに、人間の本質である社会性が個人の尊厳を支える「器」であることを踏まえて、家族や共同体が、「公共」の基本をなすものとして位置づけられた憲法でなくてはならないものと考えます。  歴史、伝統、文化に根ざした我が国固有の価値(すなわち「国柄」)や、日本人が元来有してきた道徳心など健全な常識を大切にし、同時に、日本国、日本人のアイデンティティを憲法の中に見いだし、憲法を通じて、国民の中に自然と「愛国心」が芽生えてくるような、そんな新しい憲法にしなければならないと考えています。  私たちが目指す、この新しい憲法を一言で表すとすれば、それは、国民の国民による「国民しあわせ憲法」ということです。  このパンフレットは、党内のこれまでの議論を踏まえ、新しい憲法についての基本的な考え方と方向性を示し、憲法に関する国民的議論が活発に展開されることを願って作成したものです。  どうか、一人でも多くの国民のみなさんが、私たちの活動に加わっていただけますように……。憲法は、国民のみなさんのものなのですから! --------------------------------------------------------------------------------  この発想には危険なものが潜んでいます。要は、国民をマインドコントロールしようとする危険性です。今後、この自民党の掲げる新憲法制定、または改憲の問題点について指摘していきたいと考えています。 長谷部恭男著「憲法とは何か」 P8 2 立憲主義の成立 (中略)  価値観・世界観は単に多元化しただけではない。それらは、相互に比較不能である。つまり、異なる価値観・世界観を比較して優劣をつける共通の物差しは存在しない。ミラン・クンデルの小説「存在の耐えられない軽さ」の冒頭部分で、主人公のトーマが、田舎町でたまたま出会ったテレサと結婚すべきか、それとも独身のプレイボーイとしての生活を続けるべきかを迷う部分がある。トーマは考える。  どちらがより善い生き方かを知るすべはない。比べる基準が欠けているからだ。  トーマが実際に選んだのはテレサと結婚する道であり、そして、それは物語の結末が示すように、二人にとっては致命的な選択だった。しかし、それより善い選択があったわけではない。異なる生き方は比較不能である。  異なる価値観・世界観は、宗教が典型的にそうであるように、互いに比較不能である。しかも、各人にとっての自分の宗教は、自らの生きる意味、宇宙の存在する意味を与えてくれる、かけがえのないものである。かけがえのないものを信奉する人が対立すれば、ことは深刻な争いとなる。人生の意味、宇宙の意味がかかわっている以上、ヨーロッパの宗教戦争がそうであったように、簡単に譲歩するわけにはいかず、対立は血なまぐさいものとなりがちである。  こうした比較不能な価値観の対立による紛争は、二十一世紀初頭の今も、いまだに世界各地で発生している。  しかし、人間らしい生活を送るためには、各自が大切だと思う価値観・世界観の相違にもかかわらず、それでもお互いの存在を認め合い、社会生活の便宜とコストを公平に分かち合う、そうした枠組みが必要である。立憲主義は、こうした社会生活の枠組みとして、近代のヨーロッパに生まれた。(引用者注ここでの「立憲主義」の意味は、通常憲法学で言うところの「立憲主語」とはかなり意味合いが異なる。通常の立憲主義とは「国家権力を制限する、拘束する」というところに主眼を当てて定義される。しかし、長谷部教授は幅広くかつ深い近代の歴史洞察の元、新たに「立憲主義」について新たな意味づけを与えている)  そのために立憲主義がまず用意する手立ては、人々の生活領域を私的な領域と公的な領域とに区分することである。私的な生活領域では、各自がそれぞれの信奉する価値観・世界観に沿って生きる自由が保障される。他方、公的な領域では、そうした考えの違いにかかわらず、社会のすべてのメンバーに共通する利益を発見し、それを実現する方法を冷静に話し合い、決定することが必要となる。  このように、立憲主義は、多様な考え方を抱く人々の公平な共存をはかるために、公と私の二つに区分する。これは、人々に無理を強いる枠組みである。自分にとって本当に大切な価値観・世界観であれば、自分や仲間だけではなく、社会全体にそれを押し及ぼそうと考えるのが、むしろ自然であろう。しかし、それを認めると血みどろの紛争を再現することになる。多元化した世界で、自分が本当に大事だと思うことを、政治の仕組みや国家の独占する物理的な力を使って社会全体に押し及ぼそうとすることは大きな危険を伴う。(引用者注、典型的には安倍晋三著「美しい国へ」) まとまりませんが、これで、安倍首相または改憲派の短見を見抜いていただければと思います。

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質問者

お礼

色々な文献から要点を抜粋していただけたのですね。ありがとうございます。 確かに思考や行動を決める核の部分を法律に支配されたら、何でもありになってしまうので怖いですね。私は共産党っぽいイメージを受けました。反対したら理由も聞かずに抹殺されそう^^; ただ、好意的に見るなら、戦後に捨てた道徳観やモラルの復元と人としてのプライドの復活を目指しているのかな?なんて思います。あと、それ位強権にしないとそんな事は不可能だ。とも思います。 とりあえずは旅立つ準備をして行く末を見守ってあげたいです^^;

  • bouyatetu
  • ベストアンサー率20% (73/361)
回答No.9

No.5です。 以前私が同じような質問をしていたんです。リンク貼れることに気づいたんで、参考になれば幸いです。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3136108.html
live0
質問者

お礼

ありがとうございます。2番さんのリンクと、6番さんの過去の実績紹介で解決してしまいますね。再びありがとうございます^^

  • tooma37
  • ベストアンサー率25% (96/374)
回答No.8

>・経済での規制緩和とは具体的に何をしたのですか?  大きな規制緩和はまだ何も行っていません。小泉改革以降の反動が大きい事や安倍総理自身が憲法や教育の様な大きな問題に優先して携わっている事などが理由にあげられると思います。去年話題になったホワイトカラーエグゼンプションも広義の規制緩和(法律による労働者の保護の範囲を狭め経営者の裁量を拡大する)です。 >・財政では、小さな政府にする為に何を削っているのでしょう? >そもそも、小さくして借金を返すのは無理があるように思えるの >ですが、明確な案などはいっているのでしょうか?  19年度予算において減額されているのは防衛費、経済協力費、公共事業費などです。安倍政権は公務員(官僚ではありません)の給料を減額・法的にリストラを可能にする事などに積極的です。 >・外交では、具体的にどんな事をしているのでしょうか?韓流ブームのよ >うに文化的ところから交流を画策しているのでしょうか?  小泉政権と違う部分で挙げるなら、歴史認識問題や靖国問題で無理をしないという部分でしょう。また、自由と繁栄の弧という日本からインドシナ半島、インド洋、ペルシア湾、紅海の沿岸部にまたがる民主国家の開発援助と同盟の緊密化を測る戦略構想を打ち出しています。他にも日本では社民党あたりが強く主張してきた東アジア共同体構想にも強い興味をもっているようです(共同体内での日本の役割などに対する考えは社民党のそれとは全く異なるでしょう)。夫人は大の韓流ファンらしいですね。 >・憲法では、法律の決定にゆだねる部分が多すぎるとありますが、それだ >と何がまずいのですか?そもそも公務員の憲法擁護義務とは何なのでしょう?  本来憲法とは時の与党の暴走を防ぐ効果を期待されています、その為に厳しい改正要項が課されているのです。しかし法律の決定に委ねると言うことは与党が随意でいくらでも憲法の趣旨を変えられると言うことです、それは憲法ではありません。  憲法擁護義務とは公務員が憲法に反する行為を固く禁ずる要項です。この項は与党が憲法違反、憲法無視の挙に出た際の公務員が抵抗できる法的根拠になり得ます。本来政治的発言を慎むべき公務員がこれを意図的に曲解して護憲運動を行うなどの弊害はありますが、前述の事と合わせて考えるのであれば安倍総理の立憲主義(憲法によって国の基礎を形作る考え)に対する考え方が察せられます。

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質問者

お礼

再びありがとうございます。全く何もしていない印象が消えてよかったです。もう少し、待ってみる意味がありそうですね^^ けど、憲法と言うのは変わっているのですね。与党なのに望んだ改革が出来ないなんて、、。 私は公務員の憲法擁護義務は、待遇や給料は当初とは変わっているので是正は必要かな。。と思います。 会社でなら普通にクビを切られることが、公務員では許されるなんてのはおかしいと私は思うので、是正も必要とは思うのですが、、難しいですね。

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.7

安部総理自身が、具体的な事を全く言わないため、国民は彼が何をしようとしているのかが全くわかりません。 特に選挙後がひどく、「戦後レジューム」とも「美しい国」とかも言わなくなってしまいました。 彼自身が、何かをしたいというよりも、権力の座に、一日でも留まりたいだけのように見えてしまいます。

live0
質問者

お礼

ですよね。わからないですよね。けど、仮にも一国の総裁にまでになるだけの素養のある人だし、今後どうなるかみてみたいです。

  • modify
  • ベストアンサー率10% (66/634)
回答No.6

民意が理解出来ない、自民党代表の安倍総理。 何より国が大事で、国が裕福になる為に国民から 税金をまきあげようとしているのです。 国。とは何でしょうか?公務員、政治家、天皇。

live0
質問者

お礼

申し訳ない。大まか過ぎて分らないです^^; 具体的には、何がどうしてそういう理由になるのでしょうか?

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    竹中平蔵さんも分が悪いとさすがにギブアップした「トリクルダウン トンデモ仮設」ですが、安倍内閣は未だにトリクルダウントンデモ仮設に傾倒しているのでしょうか? 安部総理公認の『アベノミクスの真実』によればアベノミクスはトリクルダウントンデモ仮設を前提にしているそうで、また著者の本田悦朗さんは様々なメディアでアベノミクスの説明の中でトリクルダウン仮設を用いて力説しています。 安部総理自信というより内閣としてはどのような状況なのでしょう?

  • 安部総理の党役員と内閣改造人事に付いて

    何かー突込みどころ満載なんですがーーー良いと思う面と何だかなーの面と。 何だかなーはタムタム.五典お役御免はパソナの件でお役御免で政府に火の粉掛かるのを避ける為に大幅人事改変した様に見えるのは俺だけ?ーー他はカムフラージュで。 何だかなー2は優子経産大臣、原発.経済.産業で日本喫緊の課題最中に決断出来ますか―?役人のお飾り大臣じゃないのー初めから。 安部総理の選挙区ー下関でトンスル街入口歩道橋に*市税3000万掛けて*私には違法建築と見得る釜山門が出来てて安倍夫婦が在日トンスルの何かの会で嬉しそうに挨拶をしている動画上ってましたねー隣りの福岡在特会によって、大手メディアは一切無視ですねー、安倍のインチキ.親トンスルの証拠ですがーー。

  • 菅総理を辞めさせれば済む問題か?

     大震災以降、いやその前からも菅総理を引きづり下ろ そうという動きが活発になっていて、最近は大震災以降 の政府の対応を批判して身内である民主党からも辞め ろコールが出ている始末。  今まで、何十人の総理で同じパターンが繰り返された のでしょう。  今回は阪神大震災よりもっと酷い大地震と大津波。 正直、誰が総理でもあまり状況は変わりないと思ってい ます。日本国総理という責任は背負っていても、神様 じゃないのだから、あれもこれも誰もが納得して、さすが 総理!という決断と行動ができるとは思えません。  でも、菅総理を辞めさせたい人たちは「俺にやらせて みろ、俺に任せてみろ」という人が誰もいないのが嘆か わしいです。 日本は戦争に負けた後、みんなが協力して復興したの では無いですか?お金が必要なら、悪いけど増税させ てほしい、使い方はしっかり報告します。と言えないの は自民党、社民党、国民新党の反対があるからだけ ではなく、国民がこんな状態でも増税は嫌だと反対す るからなのだと思います。 もしも総理の立場になったとして、今の状態では全く 八方ふさがりで何もできないじゃないですか。 でも、メディアやネットでは批判ばかり。日本が北朝鮮 のように独裁国家なら、良い意味でリーダーシップの 取れるリーダーがいれば国の動きも少しは速くなる のかも知れませんが、日本は民主主義の議員内閣 制です。それで、みんなが思い描くようなリーダーシ ップが発揮できるとは思えません。いろいろ調整を 図って最大公約数の対策を過半数以上の賛成を得 て物事を決めていくしかないじゃないですか。 僕は民主党も菅総理も応援していませんが、誰かの せいにして引きづり下ろしては誰かを一瞬だけ持ち 上げる。こんな事をずっとしていては、もっと、再起 不能な状態になってしまうと思います。 僕は子供たちのためにも本当にまともな国になって ほしいし、しなくてはいけないと思います。 同じ思いを持っている方、どうしていけば良いとお考 えですか?

  • 素朴な疑問 : 菅総理はいつ「辞任」 と言ったの?

    毎日の報道で、菅総理が辞任を認める3条件という解説がされていますよね? 赤字公債特例法とかの3条件を早く成立させれば菅総理は辞任するしか無いので急ぐべきという人もいます。 ところで気になったのですが、菅総理本人は 「それら3条件が満たされれば辞任します」 って本当に言ったのですか?  そんな映像は見た事が無いのですが、一体いつ誰がそんな事を言ったのか、引っかかっています。 見た覚えがあるのは不信任案採決前の、例の 「一定のメドが立った時点で次の若い世代に責任を負ってもらう」 という発言で、これも後になって 「いや、あれは辞任の意味ではない」 と否定されたシーンだけです。 もし本人が言った事が無いとなれば、メディアが毎日報道している3条件が全て整ったとしても、肝心の菅総理が 「えっ? 一体いつ私がこれが揃ったら辞めるなんて言いましたか?」 と反論されたらどうするのでしょうか?

  • 違憲審査権の規定について

     日本国憲法のもとでは、主権者たる国民は、国会議員を直接選ぶのみで、内閣や裁判所の人事については直接影響を及ぼすわけではありません。 特に裁判所については、国会が内閣総理大臣を指名し、内閣が裁判所の人事に影響を及ぼすという制度になっているため、三権分立の中では国民の意思から最も離れたところに存在します。  それにもかかわらず、日本国憲法は裁判所に違憲審査権という重要な権能を与えております。  国民の意思から最も離れたところにある裁判所が、国民の代表である国会が作った法律を否定できます。 なぜ憲法はこのように規定しているのか教えて下さい。