アパートの住人による被害について

質問

とても困っていますが、かなり特殊なケースで回答は難しいかもしれません。

築４０年以上する木造のアパート（両親が大家）に間借りしている娘です。私の住んでいる部屋にうじ虫が発生し、原因は上の階に住んでいた住人が死亡していて夏の暑い時期、放置されていたことでした。少し前から臭い匂いがしていましたが「生ごみを放置している等」の理由だと思っていました。

その件が発覚し、４日目にようやく、害虫駆除及び消毒のため業者を呼んでその部屋と階下の部屋（私の部屋以外にもう一部屋）を消毒してもらいました。その費用は保証人の遺族がだしてくれるそうです。

４日もたっていましたので、「うじ虫」はすべて「さなぎ」になっていました。業者によると「さなぎ」はどんな殺虫剤でも死なないらしく、それを見つけて廃棄するしかないそうで、ベッドを解体し、押入れの物等を全てひっぱりだし、大量の「さなぎ」を廃棄しましたが３日間かかっても作業は終わりません。一日は有休までとりました。蓋のある密封できる衣装ケースや機械にまで入り込んでおり、大量のハエも発生しており、とてもその部屋には住めない状態です。また、布団等、必要な物まで処分しないといけないことになり、精神的にも肉体的にも物質的にも大損害を被っています。

上の階の住人は生活保護を受けている者で以前からトラブルがたえず、近隣に迷惑をかけていましたし、、警察沙汰にもなったことがありました。叉、家賃も滞納しておりました。

私も上の階の住人が生存中も夜中に大きなものをわざと落として音を立てられたり、ドアをガチャガチャ開けようとされたりしました。隣の部屋に無断で進入し、物までとったことがあるそうで、精神的な病気も持っていたようです。「悪魔がいる」と言ってハンマーで壁をたたいて破損し、そのハンマーを母にふりかざそうとしたことがあり、警察にきてもらいましたが、誰も怪我をしていないのでその場を取り押さえただけだったそうで、破損した壁も契約更新時（こちらは契約更新する気はありませんでした）に直すと言っていてそのままになっていました。

このような件が続き、不動産屋に何度かその住人に出て行ってもらうようにできないか相談しましたが「住んでいる人の権利がある」ということで結局そのまま住んでいて、このような結果となりました。

親が今回の件に関して、不動産屋に問い合わせしたところ本人が死亡していないので「過失」にはならず、「保険はおりない」ということと、保証人が業者の消毒代を（数十万）を分割払いにしてくれと言ってきているのでその人に損害について支払う能力もないであろうと言われたそうです。

しかし、実際に被害にあっている世帯があり、私は殺虫剤によるアレルギー及びストレスから「じんましん」も発症しており、それに対してなんの補償もえられないというのは納得がいきません。出て行って欲しいと何度かお願いしているのに、そのまま放置した不動産会社の責任もあると思うのです。このような場合、不動産会社と保証人である遺族にはなんの責任もないのでしょうか？

このまま何も言わなければ「うやむや」にされそうです。どなたか法的処置等に詳しい方がいらっしゃいましたら早急にご回答をお願いします。

回答No.4

Tadkashy · ベストアンサー

大家しています。

　御両親様が当該アパートの大家さんとのことで、如何に部屋の賃貸では借主が強く、大家が弱いことは御存知と思います。

　賠償の件ですが、『精神的にも肉体的にも物質的にも』と言われる中で、精神的、肉体的部分は訴訟を起こして勝訴しない限り取れないでしょう。

　しかし、物質的部分は取れると思います。また、大家さんがこの居住者の死亡に関して被った被害（他の部屋の消毒や被害を補償した場合の実費）は補償して貰えるでしょう。

　ただ、相手に支払能力がなければ如何ともしがたいのです。支払える範囲で保証人に支払ってもらうしかないでしょう。お金が無いのがこの世の中では一番強い!

　たとえ、裁判で勝って、支払命令が出て、相手を差押しようとしても、押さえるものが無い場合、裁判費用だけ追加的な損害です。

　もし、質問者様が大家さんの娘さんでなければ、大家さんにこれらの費用を請求できるのでしょうが、娘さんでは仕方ないです。

　死者に対して不謹慎ですが、他人の迷惑を顧みずに、勝手にやってこられて死んでまで迷惑をかけて、非常に不愉快で、怒りを感じますが、質問者様や大家さんは泣き寝入りしかありません。

お礼

ご回答ありがとうございました。物質的な被害に関しては請求はしてみるつもりです。一番は精神的な被害なんですけどね。。その部屋に入るたびに「じんましん」が出るのはたぶん、拒否反応も起しているのでしょう。。町中で死亡した住人に似た人を見るだけでも拒否反応です。

法律って時には「弱者」の敵になるんですね。。。法律的には弱者である「借主」がけっしてそうではない場合もあると思うのですが。。大家をしているTadkashyさんも痛いほど経験がおありでしょう。

最後のお言葉、私の気持ちをお分かりいただけて嬉しく思い、救われました。泣き寝入りはしたくないけど。。「どうにも出来ないこと」が世の中には存在しているのでしょうね。

回答No.3

noname#65504

基本的に損害を与えた人がいなければ、被害者自身が損害を負うことになります。

１．不動産屋
不動産屋には家賃の徴収などの管理委託（当然有料）をしているのでしょうか？
そうでなければ、単に借り手を仲介しただけの不動産屋には責任はほとんど無いでしょう。

また、借地借家法という法律で借り手の住む権利が強力に保護されており、不動産屋の言われるように、一度賃貸契約を結ぶとひどい契約違反がなければ、大家から退去を求めることは不可能で、どうしても立ち退いて欲しい場合は、立ち退き料の支払いが必要となります。
なお、
＞こちらは契約更新する気はありませんでした
というつもりでいても借り手が納得して出て行ってくれなければ、法律が強制的に更新させてしまいますので、本当に追い出すのは難しいです。

他の住民に対して迷惑をかけている住民を追い出すにしても、他の住民から多くの苦情が来て、さらにそのようなことに我慢ができずに退去してしまい、経営に損害を与えるような実績がないと、難しかったですね。

家賃滞納なら最低でも３ヶ月、通常は６ヶ月分の滞納などの実績がないと賃貸契約を解除することができません。

このぐらいの滞納実績があれば、契約解除による退去を求めることが可能でありましたので、不動産屋には信義上専門家としてアドバイスすべきでしたが。信義上のことですので、金銭に換算するのは難しいですね。
家賃徴収などを含めて管理まで委託しているのなら、家賃滞納の実績も管理会社は把握しているでしょうから、契約に基づきある程度の責任は生じるでしょうが、そうでない場合は大家自身が契約解除などの手続きを行うべきでした。
後相談相手としては、立ち退きについては司法書士や弁護士に相談した方がよかったと思います。

あと細かいことを言うと、大家は質問者の両親であって不動産会社とのことはその間での責任問題となります。

質問者と管理会社は契約関係になく無関係ですし、質問者が隣人によって受けた被害は、質問者と隣人間の個人的な問題ですので、不動産会社の問題ではないでしょう。

また、問題のある住民を退去させることと、その住民の生活上の問題により発生した損害については、因果関係が認められるかどうかは微妙ですので、うじによる被害と退去について適切なアドバイスをしなかった不動産会社の過失の関連性が認められて、責任を問えるかどうかはかなり微妙ですね。

２．遺族
単に血縁関係があるからといって、親族は通常損害賠償責任は全くありません。
ただし、本人が死亡しているので、遺産を相続していれば、負債も相続しますので、相続人は損害賠償責任も相続しています。
しかし、遺族が相続を放棄した場合、親族の方に損害賠償を請求することはできません。
誰が相続したかを調べる必要があります。

３．保証人
保証人は本人に支払い能力がない場合は、支払い義務があります。
ただしない袖は振れませんので、裁判などの判決などをしないと取り立てるのは難しいでしょう。
また、保証はあくまで賃貸契約についての保証ですので、借り手と大家の間についての保証です。
壊した壁の修理や過失により発生させた汚れ、殺虫消毒の費用など建物の原状回復に関するものは、責任を問うことはできるでしょうか、死亡した借り手と同じく借り手の位置にいる質問者（保証契約についての第３者）の被害については保証責任を問うのは難しいように思います。

被害額がどれくらいになるかはわかりませんが、多額なら司法書士や弁護士に相談してみてください。

お礼

詳しく回答ありがとうございました。

かなり難しいとは思っていましたが「ない袖は触れない」のが強い世の中なんですね。。相続や保証人に関してもよくわかりました。

不動産屋には「家賃」に関しての管理委託はしていないと思います。それにしても「借主の権利が強力に保護されていて、貸主の権利は考えられていないのではないか？」と思うほど、いままでも「家賃滞納」、「夜逃げ」というのが多々ありました。

「居座られればそのまま更新しないといけない」、「こちらが迷惑かけられているのに「立ち退き料」まで払わないといけない」なんて。。。。。

被害額は多額ではないので物質的な被害だけでも請求はしてみるつもりです。

回答No.2

m_inoue222

＃１です

あまり言いたくない方法なのですが．．．

その物件の大家は今精神的に追いつめられています

今後その物件をどうするか．．夜も眠れないかも知れません

貴方がその物件に今後もそのまま住めるのなら．．．

「私は被害に遭ったので誰かが賠償してくれなければこの物件を退居します」
「誰かが賠償してくれるか家賃を大幅に下げてくれればこのまま住みます」

大家は実質的な貴方の損害分を何らかの方法で泣きながら負担するでしょう

大家って悲しい職業です．．．（泣）。

回答No.1

m_inoue222

大家してます

大家には意外と力が有りません

それだけ入居者は法律で強力に守られています

家賃を滞納されてもそれだけでは追い出せません
（もちろん非合法には追い出せますが・・・）

近隣に迷惑を掛けてもそれは入居者同士の問題とされています

貴方に対する賠償は損害を与えた人が負うべきでしょう
その方に支払い能力が無ければ泣き寝入りするしか無いでしょう

大家に対する賠償は連帯保証人が契約によって負いますがさてその保証人は貴方に対しての義務まであるかどうか？
ほとんど無関係になるでしょう

＞出て行って欲しいと何度かお願いしているのに、そのまま放置した不動産会社の責任もあると思うのです

有りません

有るとすれば死亡された方の相続人でしょうか．．．
相続放棄をされていなければそちらに請求できるかも知れません

＞保証人が業者の消毒代を（数十万）を分割払いにしてくれと言ってきているの

能力は低くても支払いの意志は有る方（誠実な人）でしょうからその方が相続人なら話しは出来ると思います
回収できるかどうかは経済的な能力次第でしょう

お礼

はじめにこの物件の大家は私の両親なので「あまり言いたくない方法」は使えません。。もし違ってたら使っていたかもしれませんね。

２回も回答ありがとうございました。大家って本当に力ありませんよね（泣）うちの両親もよくぼやいてます。家賃滞納も多い事例です。。

この「入居者を強力に守っている法律」っていうのを誰か偉い政治家さんが変えて欲しいくらい「強力すぎ」ますね。。

今回の被害は加害者が「死亡」していなければ起こらなかったことですが、生きていても他の件で被害があったとしても「泣き寝入り」しかないなんて世の中どうなってるんでしょうね。。隣人がよい人でありますようにと願うしかないんですね。

物質的な被害だけでも請求はしてみるつもりです。