• ベストアンサー

金属の回復現象って?

chisayaの回答

  • ベストアンサー
  • chisaya
  • ベストアンサー率50% (2/4)
回答No.1

再結晶のための熱処理で回復というと、以下のことではないでしょうか。 熱処理を行うと、原子の再配列がおき、ひずみのない結晶に戻ります(再結晶)。 これは顕微鏡で観察できますが、再結晶が起きる前に、結晶中では点欠陥の消滅や転位の再配列などが起きているのです。 これを回復(recovery)といいます。 学校の図書館で金属組織学についての本を調べれば、より詳しいことがわかるかと思います。

関連するQ&A

  • 金属材料について

    金属材料を圧延・熱処理したものを元の金属と比べると結晶個数は熱処理後のほうが大きく結晶粒径は熱処理前のほうが大きいというのはどのような事が要因となっているのでしょうか?

  • 金属組織

    金属組織について二つの疑問があります。 まず1つ目は、パーライトについてです。 パーライトはフェライトとセメンタイトが交互に層を作っているので顕微鏡で覗けば、シマシマに見えます。ところでこの層というのは、どの方向から見ても層状なんでしょうか? 圧延方向に垂直に切断した試料が層状の場合、圧延方向に並行に切断した試料はどう見えますか?セメンタイトが板状のものだった場合、ある方向からは層をなすのかもしれないけど、ある方向からは平たい塊になってるんじゃないですか? つづいて2つ目ですが、圧延ままのパーライトと焼きならしのパーライトをエッチングして顕微鏡で覗くなら、どのように違いを判別したら良いですか? パーライトはあまり違いが感じられないので、結晶粒度などで判断しますか?

  • クリープ現象が顕著な材料を教えてください

    私は鉄系の材料を用いてクリープ現象の研究をしているものです. 教員ではないのですが,生徒を相手にクリープ現象についての授業を行う機会があり,その際に実際にクリープ現象を実演する実験を行えないかと考えています. そこで理科室程度の設備で,クリープ現象が顕著に表れる材料を探しています. 理想を言えば,室温とヒートガン程度で出せる温度で同荷重をかけ,短時間で一方のみが破断に至るような材料を探しています. そのように都合のいい材料があるかはわかりませんが,高分子材料ならあるかと思い,質問致しました.もちろん金属でも構いません. 高分子材料に関して疎く,お力を貸していただけないかと思っております. よろしくお願い致します.

  • 塑性加工を施した材料のヤング率が向上するのか?

    材料を圧延した後,引張試験を行うとヤング率が向上するらしいですが,機構がわかりません. 結晶学から見れば,金属間距離が変わりヤング率が変化することはありますが,大きな変化は見られないと思います.また,結晶方位によってヤング率が変化することも考えられます.さらに,圧延など方向によってもヤング率が変化することもあると思います.これらの他にも考えられることがいくつかあると思いますが,どういった機構によって,ヤング率が変化するのかを教えていただけたらと思います. よろしくお願いします.

  • クリープ強度について

    クリープ強度についてききたいのですが。次の3つは普通に考えるとどれが強くなるのでしょうか? ?加工組織が残ったもの。(圧延後、熱処理なし) ?組織が出来ているもの。(圧延後、熱処理を行い結晶粒が観察できる。再結晶した状態) ??にさらに圧延加工を行ったもの。 ?の場合、組織をみると?のように加工組織が観察されるのでしょうか。また?と?ではなにか違うのでしょうか?一旦組織をつくったメリットとかあるのでしょうか? ご存知の方、ご教授願います。

  • 材料の強度について

    たとえば金属と溶解して鋳込んでインゴットをつくり板をつくるために圧延すると加工組織(圧延組織)ができます。この状態(加工組織)?とこの板材を再結晶させた状態?ではどちらの状態が機械的強度(クリープや引っ張り)が強いのでしょうか?理由も教えてください。また再結晶をさせたあとに例えば5%程度のひずみ(また少し圧延する)を残した状態?の場合、先の?、?と比べるとどう違うのでしょうか? また再結晶せずに加工組織が残っている状態?と再結晶後のひずみを加えた状態?は同じ加工組織になっていても何か違いがあるのでしょうか? 質問ばかりで申し訳ありませんが知見のあるかたよろしくお願いいたします。

  • アルミニウムの圧延加工による加工硬化について

    圧延により硬さが変化したのはなぜか?(塑性変形、すべり変形、転位、転位密度)の言語を必ず使うこと 焼きなましにより硬さが変化したのはなぜか?(回復、再結晶、転位、転位密度)の言語を必ず使うこと 詳しく教えてください お願いします

  • 圧延加工中に発生する引張り応力

    圧延加工について質問があります. 現在,大学の研究で棒線材の圧延加工において発生する「わに口割れ」について検討しております. 一般的に板・棒・形・管圧延いずれにしても,圧延加工中,材料先端中心部に引張り応力が発生するかと思います.棒線圧延につきましては,FEM解析によって,この現象を確認することができました. ここでの引張り応力というのは静水圧応力を参照したものでございますが,3軸に成分分けしますと圧下方向が最も高く,次いで幅方向,圧延方向へはほとんど発生しておりませんでした. ここで質問です. 圧延加工中の材料先端部に発生したこの引張り応力はどのような原理で発生したのでしょうか?一般的な現象としては理解しておりましたが,理論的にはまだ理解ができておりません。 ご存知の方,回答をお願い致します.

  • 材料の回復性

     導線のように、内部と外部が異なる素材からなっている材料の曲げ回復性についての質問です。  外側の絶縁膜が薄い場合、導線自体は内部の銅の性質が強くなり、外力を加えることによって自由な形状を取れますよね。逆に銅の量が少ない場合、いくら導線を曲げても、外力を取り除くと、絶縁膜の回復によって、真っ直ぐになってしまいますよね。  後者のように、材料が回復するためには、膜厚をどの位にしたら良いか計算で求めたいのですが、どのような考え方をしたらいいですか。  全くの素人なので、参考となる分野の本についても教えていただけると幸いです。

  • 教えて下さい

    42アロイ材で一発絞りをしているのですが 製品の淵に4箇所耳が発生してしまいます。 通常の鉄の材料で絞った場合は問題ないので 材料の特性だと思いますが、 淵の出ない(少ない)方法や材料について 教えて下さい。 補足説明  材料:42アロイ  板厚:0.25  内径:φ2~3  絞り高さ:2.3  抜き絞りの一発絞り  SPM:160    圧延方向に対して45°で4箇所耳が発生しています。  高いところと低い所の差が、0.13ほどで0.1以下にしたいです。      通常であれば、絞り工程3回ほど必要ですが、1回でと言う  条件の為、抜き絞りパンチのRの部分に角度をつけています。  抜き落としの為、ノックアウトやしわ押さえ等はありません。    材料の関係も、焼きなましを行うと良いと言う意見もありましたが  600°で実験してみたのですが、あまり変化がありませんでした。  ご意見 宜しくお願い致します。