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生物に関する面白い本を探してます。

最近ハヤカワ文庫さんの 「地上から消えた動物」ロバート・シルヴァーバーグ著 「ワンダフル・ライフ」スティーヴン・ジェイ・グルード著 を読んだのですが、この本が面白かったなら、あの本も面白いだろうというものを探してます。 何かいい本はないでしょうか。ご協力ください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ABAsan
  • ベストアンサー率56% (274/489)
回答No.4

 まず、生物学史上の一大奇書であるハラルト・シュテュンプケの『鼻行類』は必読でしょう。南太平洋にあるハイアイアイ群島で発見された、鼻で歩くという奇妙な生物たち「鼻行類」のさまざまな生態を記載した本です。  しかし、世界でこの島にしかいなかった鼻行類の動物たちは、近海で行われた核実験によってハイアイアイ群島が沈没してしまったのに伴って絶滅してしまいました………となっていますが、実のところ、この本は完全なフィクションです。しかし、細部まで実によく考察されて見事なまでの生物学の論文のパロディとなっておいます。あまりにも良くでき過ぎているため、未だに鼻行類は実在した生物だと信じている人もいるほどです。  同様の趣旨の本に、これまた実在しない奇妙な植物を扱ったレオ・レオーニの『平行植物』もありますが、読み物としての面白さでは『鼻行類』には劣りますね。  また、まじめな方の名著として、動物行動学の大家コンラート・ローレンツの『ソロモンの指環』も、この分野では紛れもない名著だと思います。動物好きならば絶対に外せない大変に楽しくて読みやすい本です。  他に変わったところでは、寄生虫博士として有名な藤田紘一郎の著作も楽しいです。まず何と言っても『笑うカイチュウ』かな。全編に寄生虫に対する愛が満ちあふれています (^^;)。  他に直接的な生物学の本というわけではありませんが、新米獣医である主人公がイギリスの片田舎で動物相手に悪戦苦闘するというジェイムズ・ヘリエットの『ヘリオット先生奮戦記』も大変に楽しいエッセイ集です。  あと、『ファーブル昆虫記』と『シートン動物記』はさすがに上げませんでしたけど、未読でしたらもちろん必読です。

pieruku
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 鼻行類をこの度読ませていただきましたが、非常に巧妙でユニークな本でした。

その他の回答 (4)

  • yashigani
  • ベストアンサー率58% (42/72)
回答No.5

おなじ スティーブン・ジェイ・ グールド で『8匹の子豚』はいかがでしょう。 『ワンダフル・ライフ』が古生物という生物進化の成果物のはなしなら、『8匹の子豚』は、その進化の過程のはなしという感じでしょうか。 もうひとつ、おそらく新刊では手に入らないと思いますが『謎と不思議の生物史』(金子隆一/北村雄一/山本聖士/本多成正) 進化の過程で滅んでいったさまざまな生物がイラストと、当時の最新の学説に基づいた文章で紹介されています。一部、すでにちょっと古くなった復元もあるようですが、生物の進化は、ありとあらゆる可能性を試したということがビジュアルで納得できます。 ぜひ古書店や図書館で探してみてください。

pieruku
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 今度古本屋でぜひ探してみたいと思います。

  • nemosan
  • ベストアンサー率22% (582/2598)
回答No.3

空想生物読本ですが… 『フューチャー・イズ・ワイルド』  未来の進化した生物の世界を描いた作品です。  http://www.futureiswild.jp/

pieruku
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 この本は何度かテレビで特集がやっていたので私も知っていました。 面白そうな本なのでぜひ今度読んでみたいと思います。

回答No.2

司書ではありませんが中学高校で図書委員をしていた本好きの たわごととして 生物がどのように生きていくための武器を持っていて 進化発達を遂げたか、その結果どのような生態を しているか、というのは興味深いことですね 具体的な署名はあげませんが「変な生き物」に関する本が複数出ています これは見た目の形態が一見合理的に見えないが、読み解くと 納得させる生命の神秘を感じさせるものです また「食虫植物」に関する文庫本がカラーブックスで過去に出ていました 山川学三郎という私の母校の英語の先生は趣味で収集していたのですが その魅力は不利な環境下で生き延びるために進化した結果、周囲にいる 虫をどのようにしてひきつけるか、またせっかく捕らえた虫をいかにして 逃がさないか、という機構が独特で面白いようでした また「環境ホルモン」に関する著作も興味深いでしょう ざくろにはエストロゲン、と言う女性ホルモンが含まれており、 ローマ時代には避妊薬としての有用性が認められていた、という 話がありますが、あらゆる生物が食物連鎖の中で生き残るために 毒を胎内に宿して捕食者の生息数を制限することを試みている のではないか、と言われています 手塚治虫などの作品の中には地球が増えすぎた人類を調節するために 異常な現象を引き起こしている、という作品がいくつかあります これは公害問題が社会問題化した時代背景を反映したものだ、 と言われていますが 著者は人類も生物の一つに過ぎないのに万物の霊長、などといって 驕っているといいたいのでしょう 興味があれば「持続可能な発展」と「格差のない平等社会」の実現が政治的に可能かどうか探るのも面白いでしょう

pieruku
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 今回のご回答を踏まえ、自分でももっと本を探してみたいと思います。僕も食虫植物の本はいくつか読んだことがあります。 なかなか面白い内容だったと思います。 手塚治虫先生の作品はあまり読んだことがないので、今度ぜひ読んでみたいと思います。

回答No.1

こんばんは 最近読んだ本では、「ひとりぼっちのジョージ」がおもしろかったですね。

参考URL:
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/116250.html
pieruku
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ガラパゴスゾウガメのお話みたいですね。 まったくガラパゴスゾウガメについて知らないので興味があります。 ぜひ読んでみたいと思います。

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