コピー機の濃度調整と感光ドラムについて

このQ&Aのポイント
  • コピー機の濃度調整とはどのような仕組みなのか?
  • 感光体ドラムのトナーによるトラブルのリスクについて
  • アナログ式コピー機で使用されるセレンのメリットは?
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コピー機の濃度調整と感光ドラムについて

電気系統やコピー機の構造に関しては、全くの素人なのでよろしくお願いします。コピー機(帯電~定着)のしくみについては、他のホームページ上で解説されているのをよく見かけるのですが、濃度調整のしくみについては、あまり触れられていません。この濃度調整の事項含めて6点程の質問があります。1.アナログのコピー機パネルのところで自動濃度のボタンを見かけますが、自動モードを解除してうすく~こくまで濃度をかえられるようになっているのですが、電気系統のどういったところが反応して濃度がかえられるのかよくわかりません。最初にコピー機のスタートボタンを押すとスキャンをはじめますが、このときに発せられる光源が変化するのでしょうか?それとも感光体ドラムに附着するトナーの量が変化するのでしょうか?定着器のヒートローラー等は関係はありませんか?次に2番目の質問として感光体ドラムは、光に弱く、キズがつきやすいそうですが、暗いところで直接、ティッシュペーパー等で附着したトナーを拭き取った場合、キズ等以外にどのようなトラブルが考えられるでしょうか。3番目の質問は、アナログ式コピー機では、感光体ドラムにセレンとOPCが使われているようですが、セレンのメリットは何ですか? 4番目の質問は、帯電チャージャのグリッド線をドラム側に少しだけ近づくよう調整すると、より黒くコピーされるのは、何故? 5番目の質問は、転写チャージャのグリッド線を正常時よりも紙に転写される側(ドラム側)に近づくよう調整した場合、転写にどのように影響しますか? 6番目の質問は、分離(剥離)チャージャのグリッド線も同じようにドラム側へ調整した場合、どのような現象が起こるでしょうか。何故2本線になっているのかよくわかりません? 将来、自分でコピー機の保守管理ができればいいなと思っています。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • keiko_h
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回答No.1

1.光源は、変化しません。現像部にてトナーをドラム上の電荷に引き寄せる量を変化させています。この部分をマグロールといいますがトナーと逆の電荷をマグロールに印加しドラムに引き寄せられるトナーの量を調整して濃度を変化させています。ちなみに自動濃度調整とは、原稿のバックグラウンドの反射光量を読み取って(たとえば、白い紙と、新聞紙とでは同じ濃度にしてしまうと新聞紙のほうは、文字以外のところも黒ずんでしまいますよね、これを事前(プレスキャンと言います)測定してマグロールの電荷を変化させています。定着部のヒートローラは、全く関係ありません。 2.感光体ドラムは、光に弱いのではなく、光に反応する材質でできています。確かに機械よりドラムを引き出し光にさらすと光疲労を起こし画質が薄くなったり、濃くなったり(機種によって違います)しますが、機械にセットし(暗闇になるわけです)しばらくすると復帰します。 3.最近の機械は、環境問題(ISO等)でセレンドラムは、ないでしょう。ほとんどOPCです。メリットは???OPCのメリットが多いのでは、? 4.帯電グリットの役目は、ドラムの表面にトナーと逆の電荷を帯電させます、当然グリットがドラムに近くなればドラムの帯電電荷が高くなりトナーが多く引き寄せられるため濃くなります。 5.これは、調整しないほうが良いです。役目として、ドラムに引き寄せられたトナーを紙に転写するため紙にトナーと逆の電荷を与え、またトナーをドラムより引き離そうとします。このような役目をしているため、この位置を動かすと文字の中央が白くなったり、転写不良を起こしたり、紙がドラム清掃部に入り込んだり(剥離不良)します。動かして得は、ありません。 6.この部分は、AC放電をしています、よって2本です。これも動かさないように! 動かすと剥離不良や先端部分に転写不良が発生します。 メンテナスをご自分ででき簡単な方法は、(効果があるもの)ガラスの裏面掃除と帯電ワイヤーの清掃です。ガラスの裏面は、普通のガラスクリーナで大丈夫です。ワイヤーの清掃は、ティッシュを水でぬらし硬く絞った状態で掃除でOKです。アルコールがあれば尚OKです。ドラムの掃除は、綿を使用したほうが良いですよ。傷がつくと終わりです。特にOPCは、研磨できません。

ozon123
質問者

お礼

すべての疑問点に詳細なご回答いただきましたことに感謝申し上げます。濃度調整の点については、光源の量が変化するのかと思っていましたが、現像ユニット内のマグロールという部分が大きく影響していることがわかりました。10日位前に「コピー機と磁石」というホームページhttp://www.tdk.co.jp/tjdaa01/daa09300.htm上にマグネトロールとフェアライトキャリアの掲載があったのをプリントアウトしていたので、ご説明いただいた内容で十分理解できました。ドラムのことも丁寧にご説明いただいたので今後に役立てたいと思います。高価な部分なので、写りの悪い廃棄手前のコピー機でもあれば、じっくり研究してみたいと思います。又、帯電・転写・分離のグリッド線のことについても詳しくご説明いただき、非常に勉強になりました。最後に誰にでもできるメンテナンスのアドバイスをいただきまして大変嬉しかったです。又、機会ありましたらよろしくお願いします。

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